ayameじいちゃんの日記かな?

今日も今日とて、ayameじいちゃんはお暇な毎日…。
道端で拾った名古屋弁混じりのお話もいいんじゃないかな?

今日は憲法記念日です

2016-05-03 11:39:11 | 日記
 日本国憲法が制定されて70年目ということで、各メディアでは様々な解説が行われています。

 今一番大きな問題は、安倍自民党政権が「早急な改憲を目指して運動」しているというところです。

 安倍さん曰く「現行憲法は進駐軍から押し付けられたものだから、独自憲法に改正するのは間違っていない。国会で活発な議論をしてもらいたい」ということです。

 だったら国会の「憲法審査会」で活発な議論をすればいいのに、なかなか議論が進まないのはなぜなんでしょうか?

 結局「憲法改正には、衆参両院の国会議員3分の2の賛成がなければ発議できない」のですから、「憲法改正」を行うのは国会議員の責任なんですね。

 現行憲法は、進駐軍から一方的に押し付けられ短時間で制定されてしまったというようなイメージがあるのですが、実は進駐軍が作った草案をもとに国会で様々な修正が行われて制定・発布されたものです。

 当時の国会議員はみんなあの悲惨な戦争を経験した人たちばかりで、特に問題になっている「憲法9条」に関しては絶対に必要な条項であると考えていたのではないかと思います。

 問題なのは「警察予備隊」として生まれた「自衛隊」をどうするかという問題です。

 9条2項で日本は陸・海・空軍を保持しないとあります。

 「自衛隊は軍隊ではないけれど、陸・海・空の戦力を保持しています」

 これが7割を越える憲法学者が憲法違反だと言っている大きな理由です。

 日本は「独立国家」ですから、当然自衛権を持っています。

 これは国際法に照らしてみても当たり前のことで、他国から攻撃された時に備えて「自衛隊」が存在するのは仕方ないとじいちゃんは思います。

 そこで自衛隊の存在自体をどう憲法と合致させるかが大きな問題なんですね。

 「憲法を変えなくても今のままでいいじゃないか」という人もいるし、「憲法を改正して、自衛隊を軍隊だと明記するべきだ」という人もいます。

 ここがきちんと議論されなければ「憲法改正」なんて進みません。

 国民にきちんと情報を公開しつつ、国会で活発な議論をしてほしいと思います。

 
コメント
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