アメリカ大統領選の中間に行われる米議会選挙で、上院は与党・共和党が多数派を確保し、下院は野党・民主党が多数派となり上下院が捩れ状態になりました。
米議会選挙では、上院は100議席のうち35議席、そして下院は435議席すべてが改選になりました。
今回の中間選挙では、トランプさんが終盤に大統領選挙さながらに全米を遊説して回ったことが大きく報道され、その言動も過激なものでした。
民主党の候補者応援には、前大統領のオバマさんが登場して話題にもなりました。
民主党が多数派になったことで、大統領の弾劾を進めることも可能です。
これから米議会でトランプさんへの攻撃も増してくるでしょう。
また、大統領選でのロシア疑惑の解明なんかも進むでしょうね。
トランプさんは「これで法案に反対する民主党を抵抗勢力にすることができる」と言ったようで負け惜しみにしか聞こえません。
またツイッターには「今夜、すばらしい成功を収めた。皆さん、ありがとう」と投稿し、強気の姿勢を崩していません。
さて、この選挙結果で今後トランプさんはどのような施策を行うのでしょうか。
昨夜から今朝のワイドショーで様々なことを評論家たちは語っていますが、大方は「内政に関しては議会の反対で無理が通らなくなるから、防衛や外交に力を入れて政権の維持を図るだろう」とのことです。
ということは「アメリカ第一主義」を今後も貫き通すということでしょう。
民主党としてもアメリカ経済が冷え込んでしまうのは困るでしょうから、トランプさんの影に隠れて貿易不均衡問題に手を突っ込んでくることはあまりないでしょうね。
ということは、中国はもちろん貿易摩擦は日本へも飛び火してくるということです。
安全保障では「日本を守ってやってるんだから米軍の駐留費用を全額出せ!」なんて言われても困るし、日本が不利になるような貿易協定になってしまうのも困る。
日本政府は「トランプさんと良好な関係を保っているので問題はない」と言っていますが、議会が捩れ状態でイラついたトランプさんが何を要求してくるか分りません。
日本としてはトランプさんの出方を待つしかないのがモドカシイですが…。
今回の中間選挙まではあまり気にしてなかったんですが、アメリカの議員って意外と少ないんですね。
上院(日本で言う参議院)の議員は、たったの100人です。
下院(同、衆議院)の議員は、435人で両院合わせて535人…。
アメリカの人口は、約3億2400万人で毎年増加しているそうです。
日本の衆議院の定数は465議席、参議院は242議席です。
日本の人口は、約1億2600万人だから人口比でみたらアメリカの議員は2.5倍くらいいなきゃいけないからから上院議員は250人くらいで、下院は1090人くらいいないといけないのです。
逆に言うと、日本の国会議員は多すぎるということですね。
タダでさえ世襲政治家ばかりで凡庸な人たちの集団なのに、日本国民は本当に辛抱強く議員自らが身を削る改革を待ち続けているんです。
そして、議員になってしまったら平気で選挙民を裏切り続けても「オラが先生」と呼んで敬意を払う。
そんなことが地方では、いまだに当たり前になっています。
さすがに都市部では、そんなことはありませんが、どの政党でも世襲議員が多いことと言ったらありません。
議員定数をアメリカ並みにしたら、衆議院は350人ぐらいで、参議院は180人ぐらいになります。
議院内閣制ということを考慮しても衆院400弱、参院200弱で十分です。
衆参両院で100人ずつ議員を減らしたら、その内閣は国民から称賛の声を浴びることでしょう。
国会議員の歳費は約2200万円(期末手当含)で、諸手当の文書通信交通滞在費が月額100万円(年間1200万円)、立法事務費が月額65万円(年間780万円)、その他いろいろ(日当みたいな奴)あります。
歳費と文書通信交通滞在費、立法事務費を合計は4180万円…。
これが最低額で、役職手当など(議会の議長や副議長、もちろん内閣の大臣の手当てなど)もあります。
議員一人当たり4200万円として、200人定数を減らしたら84億円の削減です。
これだけあれば、社会保障費の増額や国の借金返済に多少なりとも貢献できます。
こんなに多くの議員を削減することは絶対できないでしょうが、今のように合区対策で議員定数を増やすようなバカなことを考えてる与党政権には怒りがこみ上げてきます。
米議会選挙では、上院は100議席のうち35議席、そして下院は435議席すべてが改選になりました。
今回の中間選挙では、トランプさんが終盤に大統領選挙さながらに全米を遊説して回ったことが大きく報道され、その言動も過激なものでした。
民主党の候補者応援には、前大統領のオバマさんが登場して話題にもなりました。
民主党が多数派になったことで、大統領の弾劾を進めることも可能です。
これから米議会でトランプさんへの攻撃も増してくるでしょう。
また、大統領選でのロシア疑惑の解明なんかも進むでしょうね。
トランプさんは「これで法案に反対する民主党を抵抗勢力にすることができる」と言ったようで負け惜しみにしか聞こえません。
またツイッターには「今夜、すばらしい成功を収めた。皆さん、ありがとう」と投稿し、強気の姿勢を崩していません。
さて、この選挙結果で今後トランプさんはどのような施策を行うのでしょうか。
昨夜から今朝のワイドショーで様々なことを評論家たちは語っていますが、大方は「内政に関しては議会の反対で無理が通らなくなるから、防衛や外交に力を入れて政権の維持を図るだろう」とのことです。
ということは「アメリカ第一主義」を今後も貫き通すということでしょう。
民主党としてもアメリカ経済が冷え込んでしまうのは困るでしょうから、トランプさんの影に隠れて貿易不均衡問題に手を突っ込んでくることはあまりないでしょうね。
ということは、中国はもちろん貿易摩擦は日本へも飛び火してくるということです。
安全保障では「日本を守ってやってるんだから米軍の駐留費用を全額出せ!」なんて言われても困るし、日本が不利になるような貿易協定になってしまうのも困る。
日本政府は「トランプさんと良好な関係を保っているので問題はない」と言っていますが、議会が捩れ状態でイラついたトランプさんが何を要求してくるか分りません。
日本としてはトランプさんの出方を待つしかないのがモドカシイですが…。
今回の中間選挙まではあまり気にしてなかったんですが、アメリカの議員って意外と少ないんですね。
上院(日本で言う参議院)の議員は、たったの100人です。
下院(同、衆議院)の議員は、435人で両院合わせて535人…。
アメリカの人口は、約3億2400万人で毎年増加しているそうです。
日本の衆議院の定数は465議席、参議院は242議席です。
日本の人口は、約1億2600万人だから人口比でみたらアメリカの議員は2.5倍くらいいなきゃいけないからから上院議員は250人くらいで、下院は1090人くらいいないといけないのです。
逆に言うと、日本の国会議員は多すぎるということですね。
タダでさえ世襲政治家ばかりで凡庸な人たちの集団なのに、日本国民は本当に辛抱強く議員自らが身を削る改革を待ち続けているんです。
そして、議員になってしまったら平気で選挙民を裏切り続けても「オラが先生」と呼んで敬意を払う。
そんなことが地方では、いまだに当たり前になっています。
さすがに都市部では、そんなことはありませんが、どの政党でも世襲議員が多いことと言ったらありません。
議員定数をアメリカ並みにしたら、衆議院は350人ぐらいで、参議院は180人ぐらいになります。
議院内閣制ということを考慮しても衆院400弱、参院200弱で十分です。
衆参両院で100人ずつ議員を減らしたら、その内閣は国民から称賛の声を浴びることでしょう。
国会議員の歳費は約2200万円(期末手当含)で、諸手当の文書通信交通滞在費が月額100万円(年間1200万円)、立法事務費が月額65万円(年間780万円)、その他いろいろ(日当みたいな奴)あります。
歳費と文書通信交通滞在費、立法事務費を合計は4180万円…。
これが最低額で、役職手当など(議会の議長や副議長、もちろん内閣の大臣の手当てなど)もあります。
議員一人当たり4200万円として、200人定数を減らしたら84億円の削減です。
これだけあれば、社会保障費の増額や国の借金返済に多少なりとも貢献できます。
こんなに多くの議員を削減することは絶対できないでしょうが、今のように合区対策で議員定数を増やすようなバカなことを考えてる与党政権には怒りがこみ上げてきます。