ドラゴンズの終盤の粘り腰が本物になってきました。
昨日のドラゴンズ×カープ戦は、延長12回ドラゴンズが逆転して4-3でサヨナラ勝利を挙げました。
先発の笠原投手が初回に1点取られましたが、その後は立ち直りを見せて6回3安打2失点で切り抜けてくれました。
ドラゴンズは、3回裏に同点に追いつきますが、すぐに1年目の末包のHRでつき離されてしまいます。
しかし、6回には大島君のHRが出て、再び同点に…。
その後、何度も勝ち越しのチャンスが巡ってきましたが得点に至らず、延長戦になってしまいました。
12回表にマウンドに上がった山本投手が四球を与え、福投手に交代…。
3番小園がバントし福君のフィルダースチョイスで無死1・2塁になってしまいました。
4番曽根が送りバントで1死2・3塁。
ここで抑えられないのがさすが福君…。
犠飛を打たれて勝ちこされてしまいました。
立浪監督もこれには我慢できずに、残った最後の投手(登録投手を全部使ったんだよね)森君にスイッチし、何とか3アウトを取りました。
そして、運命の12回裏がやってきます。
抑えのピッチャーは、昨季メッタメタにやられたカープ守護神の栗林です。
8番石垣君はライトフライで1死(ヤバッ!)、9番溝脇君が死球を選び(ヨシヨシ)、1番大島君がなんと3ベースヒットで同点(ヤッタァ~)、2番岡林君がセカンドへ適時内野安打でサヨナラ勝ちしました(サイコウダゼェ~!)。
連日の逆転劇で、ドラキチは胃を締め付けられるような思いで応援しました。
しかし、最後には勝利という結末があったので心は浮き立ったのではないでしょうか(みんな大酒かっ食らったんだろうな)。
TV中継が途中で終わり、ラジオでサヨナラシーンを聞くハメになったじいちゃんも、大声で叫んでしまいましたよ(もちろん晩酌も進んだわい)。
そんなドラの劇的な試合の裏で行われた名古屋グランパス×ガンバ大阪戦は、グランパスが1-3で完敗しました。
順位はズルズル下がって14位だってさ。
長谷川新監督になって攻守のバランスが崩れてしまい、中々勝利に結びつきません。
どうもグランパスというチームは、日本人監督になると勝利から見放されてしまうような体質があるんではないでしょうか。
日本人監督がぶち壊したチームを外国人監督が再生するという歴史が続いています(もちろん全てじゃないけど)。
アーセナルへ引き抜かれたベンゲルさん、初優勝に導いたストイコビッチさん、そして風間監督がひどいチームにしてしまったのを守備の強化で救ったフィッカデンティさんなど…。
それぞれに個性豊かな外国人監督が上位チームへと度々再建してくれました。
日本人監督に恵まれないグランパス…。
長谷川監督も他チームでは輝かしい経歴を持っていますが、どうもグランパスの水は合わないようです。
外人監督の年俸が高いからと簡単に首を切るトヨタ流のフロント陣がコロナ禍での経費削減のためにチームの上位なんて目指さなくても、年俸が安けりゃ~いいという日本人監督や選手の改善目標を達成するためにやったことは、すでに効果を現わし始めています。
トヨタから送り込まれた経費削減だけを考えてる残忍なフロントマンと熱狂的なグランサポーターの間で矢面に立つ長谷川監督が可哀そうですね。
サポーターから罵られないためには、とにかく少しでも順位を上げるために勝たなきゃ~いけない時期に来ちゃってます。(今なら間に合うぞぉ~)