昨夜のドラゴンズ×タイガースの1回戦は、ドラゴンズが8回に逆転して勝ちました。
先発の大野雄投手は、7回5安打1失点で93球を投げましたが、勝ち負けがつきませんでした(ある意味良かったね)。
大野投手の1失点は、まったく不用意に投げた1球が4番の佐藤にHRを打たれたもので、彼も反省していたようです。
この投球には、不用意な球を投げてしまう彼の癖に至る伏線があります。
6回裏タイガースの攻撃は2番の山本から始まり、完全に打ち取ったショートゴロを京田君が1塁に悪送球して1塁に走者を出してしまいました。
3番近本のセカンドゴロで2塁はアウト、そしてまたしてもダブルプレーを焦ったのか京田君が1塁へ悪送球して、打者が2塁へ向かうとバックアップしていた捕手の木下君が2塁へ素晴らしい送球をして走者がアウトになり2アウト走者なしとなりました。
(まったく打てないのに、立浪監督から守備では絶対に外せないと絶大な信頼を受けて先発出場を続けている京田君ですが、1回に2度も1塁へ悪送球してしまうなんて、いい加減監督から見放されるぜ。)
そして、ここで迎えたのが4番の佐藤…。
大野君は2アウトになり安心したのか、その1球目に4番打者に不用意な球を投げてHRを打たれ先制点を与えてしまいました。
まったくアホですね。
いつも大野君はこれだから…。
走者が出ると抑え込んでやろうと力み過ぎで打たれたり、ホッとすると気が抜けて打たれたり、このあたりをキチンとすれば勝利が舞い込んでくるはずなのに、いっつもオカシナところで点を取られているんだからね。
8回裏にタイガースの投手が西から湯浅に代わったのがドラにとっては幸運だったようで、3番鵜飼君は三振だったものの、ビシエド君がレフトへ2塁打。
5番の阿部君がセンターへ適時打を打って同点にしました。
6番木下君の打席でワイルドピッチがあり、阿部君の代走高松君が足を生かして3塁へ、そして木下君は四球を選んで1死1・3塁のチャンスに登場したのは石川昴君。
石川君はレフトへ適時打を打ち、逆転に成功しました。
それもこれも8回裏に大野君に代わって今季初のマウンドに登った祖父江君がキッチリと抑えてくれた功績でしょう。
9回裏をA.マルティネス君が先頭打者の大山に打たれたものの、後続を断ちきって2-1で勝利しました。
初登板の祖父江君にタナボタの1勝が点いたのは、いいプレゼントだったかもしれません。
今季まだ1勝しかしてないタイガースにコロナ禍の延期明けで臨んだドラに多少の不安を抱いていましたが、お得意の最少得点差で勝利してくれて、まだまだドラゴンズの好調の波が続いているんだとホッとした次第です。