昨夜のドラゴンズ×スワローズは、4-1でドラゴンズが快勝しました。
先発の19歳・高橋宏投手は6回4安打1失点、7回以降を祖父江、ロドリゲス、R.マルティネスが無失点リレーで前日の借りを返しました。
高橋君は、今季2勝目を飾りました。
打線は、2回無死満塁で迎えた打撃不振(特にチャンスで)の京田君が2点適時打を放ち、やっとかめで打点(得点圏で)を挙げることができました。
この日は、京田君の28歳の誕生日で高橋投手のためにも、ぜひとも打ちたいと願っていたそうです。
毎日、誕生日ならいいんだけどよぉ~。
高橋宏投手は、ホームでの初勝利ということもあり、お誕生日の京田君は彼と一緒にお立ち台に上がることを熱望していたようです。
それにしても、前日の大野雄投手とは雲泥の差が見られた昨日の投球は見ごたえがありました。
これでまた大野君は、次の登板で勝ちを意識し過ぎて肩に力が入って自滅することにならなきゃ~ええけどね。
「お前がエースだ」と周囲から言われて慢心しているのか、期待に蚤の心臓がついていけないのか、はたまた強気で攻め過ぎてコントロールを失っているのか、大野君じゃないから分からんけど、落合コーチもいい加減「お前はエースじゃない、普通の投手だ」と認識させてあげた方が、彼も気楽に投げられるんじゃないかと思ってしまいます。
ビシエド君の後ろに控えている5番の阿部君は相変わらず絶好調で昨日も3安打を放ち、1番打者の大島君も2安打を打って3割7分8厘という驚異の打率を誇り打率首位の座を不動にしています。
前日は少し乱れてしまった中継ぎ陣ですが、昨日は本来の調子を取り戻し安心して観てられました(ラジオだから聞いてられましたか)。
グランパスはFC東京と対戦して、またも得点できずに0-0の引き分けに終わりました。
長谷川監督も3-5-2という新システムでなんとかゴールを挙げられるようにと作戦を練っているようですが、どうも選手間に不協和音が流れているようでチグハグなことになっています(kenの見解では)。
その場凌ぎのシステム改造くらいでは対処できないところまでチームを粉々にしてくれた新監督の評価は、サポーターの間では「なんともなぁ~」という声も多々聞かれます。
フロントとしては、現在の順位ぐらいが最高と思っているんでしょう。
昨年のようにJ1に、Jリーグカップ、ACLでゲームが重なり、遠征費や選手層を厚くするための補強をやらんでもいいし、コロナ禍で観客入場制限があった昨年に比べ、豊田スタジアムの入りも順調だから、チーム経営としては最高なんだろうな。
元々、12位~15位ぐらいでちょうどいいと考えてたフロントだからね。
「J2への陥落も関係なく、そこそこやれてスタジアムに観客が入ればそれで良し」という何だかトヨタの車づくりのような平均点車の見本みたいです。
サポーターは、レクサスLSぐらいのチームを作って欲しいと思っているけど、今の経営陣はカローラで十分と考えているんでしょう。
まあ、売れない車を作るより大衆受けするソコソコの値段でマアマアの満足感を得られる車を大量生産するほうが儲かるけんね。
そんな思想がチームに再び蔓延りはじめて、強いチームにも弱いチームにも引き分けぐらいが丁度いいとフロント陣は考えているんでしょう。