ロシア軍の撤退後、キーウ近郊のプチャで多数の市民が殺害されたニュース映像が流れてきて、ウクライナ当局はキーウ州で市民400人以上の遺体が確認されたと発表しました。
そして「虐殺行為や拷問があった」とし、「戦争犯罪」の立証のため遺体の司法解剖や捜査を進め、国際刑事裁判所に裁きを求めました。
これに対してロシア側は「関与していない」と発表しています。(以上、新聞記事より抜粋)
ウクライナの言い分とロシアの言い分のどちらが正しいのでしょうか。
嘘ばっかりついているロシアの言い分は、国際社会ではまったく通用するものではありません。
それはこれまでにも嘘の情報ばかりを流して、多くの国が「オオカミ少年」の言うことなんて信用できないと思っているからです。
日本政府も各国と連携して追加制裁を行うと言っていますが、ここに至ってもロシアとの経済協力関係を維持していくんでしょうかね。
人道問題より経済が優先するこの国では、何やかやと政治家がほざいても結局何をするにも後手に回るばかり…。
そんな国際的批判を免れるために林外相をウクライナ住民が避難しているポーランドに送り込んで、避難民のごく少数(20人程度)を政府専用機で日本に連れてくるという作戦?で何とか挽回をはかろうとしています。
何百万人もの避難民を受け入れている欧米各国に対して、やっとさ数十人しか日本は受け入れていません。
ウクライナの人々も遠く離れ、知り合いもいない日本に逃げようとはしないでしょうが…。
日本ができることは、避難民を受け入れた国々に多くの援助物資を送ることぐらいでしょう。
日本政府がどれくらいの対応をしているのか分かりませんが、ロシアへの経済協力以上の支援を行わないとまた後ろ指を指されてしまいます。
大体、日本の政治家が考えることなんて、みてくれだけで援助をしてる姿とかを印象付けたり、たった少しの避難民を日本に連れ帰ること(それも大そうに政府専用機を使って:外国人が見たら日本も日の丸掲げてヤッテルナと思うでしょうが、中身を知ると馬鹿にされるよ)ぐらいでお茶を濁そうとしているのでしょう。
ウクライナの避難民をたくさん受け入れたところで、金にはならないし、逆に金がかかると思っているのが関の山…。
ウクライナの人たちにも、日本に来ても「何もいいことないよ」と言いたいですね。
ロシアも首都陥落をあきらめて、隣接する東部の支配に的を絞ったようですから、話し合いがつけば国に戻ることができるでしょう。
ただそれが、1年先になるのか10年先になるのかは分かりません。
プーチンさんが引退して政府権限に力が及ばなくなり、反プーチン政権が誕生したところで奪った東部の領土は帰ってこないでしょう。
それは北方領土と同じ道ですからね。
まったく、あんなに広い国土を持ちながら、まだNATOが攻めてくるからと防衛するための領土を拡大したいという国ですから…。
中国も同じで、どうしても台湾が欲しい。
手に入れれば、太平洋への進出が容易になるし、日本やアメリカへの態度を大きくすることができるからね。
経済交流(貿易)で仲良くやっていけばいいものを、軍備を使って勢力を拡大しても中国国民も他国の人々も幸せになれないのに…。
古い中華思想に雁字搦めにされてる中国共産党指導部は、21世紀の世の中でモンゴル帝国を復活させようとしてるんでしょうか。
日本を襲ってくると「神風」が吹くぞぉ~!