今日から成人になる年齢が、20歳から18歳に引き下げられる改正・民法が施行されます。
目的は「少子高齢化が進む中、若者が早くから経済活動に参加することで社会の活性化につながると期待される」からということで政府のこれまでの少子化政策の大失敗の賜物です(一部新聞記事より)。
18歳になると、クレジットカード、携帯電話などの契約ができ、公認会計士や医師免許などの国家資格の取得ができ、結婚は18歳以上で親の承諾なしにでき(女性は16歳から18歳に引き上げられる)、裁判員にも選ばれます。
飲酒や喫煙、公営ギャンブルなどは、これまで通り20歳にならないとできません。
まあ簡単に言えば、早く働いて税金を納めてほしいということでしょう。
そして、18歳というまだ右も左もわからない人たちを騙してやろうと手ぐすねを引いて待ってる詐欺師たちが一杯います。
甘い言葉には特に気を付けてくださいね。
少子高齢化なんて完全に政策の失敗だし、日本経済が落ち込んでいるのも政策の失敗…。
18歳で成人となる国民は、政治家の尻拭いをさせられてしまう可哀そうな人たちです。
バブル期の真っただ中にあったじいちゃんたちの世代が30代前半の頃には、子供を作っても「何とかなるだろう」という時代で、うちでは4人の男の子を育てました。
バブルが弾けて大不況に陥り、必死で育てましたね。
ばあちゃんとは、ある意味戦友みたいなもんです。
子供たちの世代は、子供を育てるのも大変そうです。
我が家の子供たちは、何とか頑張ってソコソコの報酬を得ることができる職業についていますから今のところ安心ですが、この先どうなるかは闇の中です。
言いたいことは一杯ありますが、18歳で強制的に成人にさせられてしまう子供たちに「大変な時に生まれてしまったね」と声を掛けることしかできません。
馬鹿な政治家とボンヤリと暮らす親たちを呪って、強く生きていってくださいね。