政府が、福島第一原発から出る汚染水を春から夏ごろに海洋放出すると発表しました。
これまで10年間溜まり続けた汚染水は、もう満杯状態で海洋放水しかないというのが現状です。
これまで地元行政や漁業団体との交渉があったようですが、特に漁業を続けたいという漁業者からの反対の声は根強く、これまで一体どんな交渉が行われてきたのか定かではありません。
政府は、漁業者らの生活を守るために500億円の基金を創設していると話していますが、交渉過程で漁業者の立場で今後を考えているのか、親身になって話を聞いているのか…。
交渉のやり方に問題があるから漁業者は、納得せずに反対の声をあげているのでしょう。
満杯状態の放射性物質トリチウムが残る処理水に大量の海水を混ぜて濃度を排水基準の40分の1未満にしたうえで海底トンネルを通じて沖合1キロに放出する計画ですが、漁業者は風評被害を恐れてこれに反対しています。
「基準の40分の1であれば、安全性に問題ないから大丈夫だ」と政府は思っているでしょうが、原発事故が発生して以来、日本の魚介類は危ないと輸入していない国もあったりして、汚染水が放出されたら風評被害が高まるというのもアナガチ間違いではありません。
これまで自民党は、なんかあると農業でも漁業でも補助金さえ出せば納得するという政策を続けてきました。
つまり「金で横っ面を叩けば何でもできる」と思い込んでいるんでしょう。
受け取る側も、これまでは最終的に金額次第で納得し、地元産業の振興のためという言い訳も手伝って原発を受け入れてきました。
そして、安全神話が脆くも崩れて10年…、汚染水の海洋放出も補償金の金額を上げるための反対かもと思ってしまう過去の経緯があります。
つまり、どちらもギリギリまで粘って「受けさせる」「受け入れる」という茶番劇なんでしょうか?
もうどうにもならなくなって海洋放出しなくちゃ~ならない状態は、漁業者にはよく分かる話でしょう。
海洋事故で船に水が入ったら、兎に角水を放出せんと沈んでしまうのですから…。
これと同じで、地上のタンクには水が溢れんばかりに溜まっています。
海洋放出以外、何の手立てもないんだから…。
後は、政府と東電がどれだけ親身になって漁業者らの声を聞くかにかかっています。
彼らが納得せんうちに放出を強行してしまえば、この先自民党に危機が訪れるかもしれません。
国民の声を聞かずに、我が物顔に世界を巡る岸田総理に痛いしっぺ返しが訪れれば、ある意味面白いけどね。
これまで10年間溜まり続けた汚染水は、もう満杯状態で海洋放水しかないというのが現状です。
これまで地元行政や漁業団体との交渉があったようですが、特に漁業を続けたいという漁業者からの反対の声は根強く、これまで一体どんな交渉が行われてきたのか定かではありません。
政府は、漁業者らの生活を守るために500億円の基金を創設していると話していますが、交渉過程で漁業者の立場で今後を考えているのか、親身になって話を聞いているのか…。
交渉のやり方に問題があるから漁業者は、納得せずに反対の声をあげているのでしょう。
満杯状態の放射性物質トリチウムが残る処理水に大量の海水を混ぜて濃度を排水基準の40分の1未満にしたうえで海底トンネルを通じて沖合1キロに放出する計画ですが、漁業者は風評被害を恐れてこれに反対しています。
「基準の40分の1であれば、安全性に問題ないから大丈夫だ」と政府は思っているでしょうが、原発事故が発生して以来、日本の魚介類は危ないと輸入していない国もあったりして、汚染水が放出されたら風評被害が高まるというのもアナガチ間違いではありません。
これまで自民党は、なんかあると農業でも漁業でも補助金さえ出せば納得するという政策を続けてきました。
つまり「金で横っ面を叩けば何でもできる」と思い込んでいるんでしょう。
受け取る側も、これまでは最終的に金額次第で納得し、地元産業の振興のためという言い訳も手伝って原発を受け入れてきました。
そして、安全神話が脆くも崩れて10年…、汚染水の海洋放出も補償金の金額を上げるための反対かもと思ってしまう過去の経緯があります。
つまり、どちらもギリギリまで粘って「受けさせる」「受け入れる」という茶番劇なんでしょうか?
もうどうにもならなくなって海洋放出しなくちゃ~ならない状態は、漁業者にはよく分かる話でしょう。
海洋事故で船に水が入ったら、兎に角水を放出せんと沈んでしまうのですから…。
これと同じで、地上のタンクには水が溢れんばかりに溜まっています。
海洋放出以外、何の手立てもないんだから…。
後は、政府と東電がどれだけ親身になって漁業者らの声を聞くかにかかっています。
彼らが納得せんうちに放出を強行してしまえば、この先自民党に危機が訪れるかもしれません。
国民の声を聞かずに、我が物顔に世界を巡る岸田総理に痛いしっぺ返しが訪れれば、ある意味面白いけどね。