あのテクノサウンドを初めて聞いて衝撃を受けたリアル世代のじいちゃんは、それから世界中に広まったテクノを聞きまわることになりました。
その先頭を走り続けた新ジャンルの音楽が日本発信だったことに無性に喜びを感じたもんです。
じいちゃんが担当した多くのVPにもテクノ音楽を使いまくりましたね。
軽快なテンポの音楽は、日々新製品を生み出す工場の生産ラインを象徴するようなものでした。
生産ラインを見せるには、ナレーションなんかよりテクノのリズムが最高だと思っていた時期がありましたね(年寄りの重役には文句を言う人もいましたが、突っぱねてやりましたよ)。
あの機械的な音楽を聞きつつ、真逆にある日本の古典音楽にも興味を抱き、選曲スタッフと幅広い音楽を聞くハメに陥ったのを懐かしく思い出します。
そのYMOのメンバーの一人だったドラムの高橋幸宏さんが亡くなりました。
脳腫瘍により併発した誤嚥性肺炎だったそうで70歳でした。
じいちゃんとまさに同世代を歩んだ日本有数のドラマーが亡くなり、ある意味一つの時代が消え去ってしまったような寂しさを感じます。
先進感のあるシンセザイザ―の響きの裏で、リズムを刻む人間的なドラム音が心地よくて堪りませんでしたね。
その後も多くのミュージシャンに楽曲を提供して、日本の音楽界をリードしてきました。
「早すぎるでしょ」と言いたいけれど、一つの時代を形作ったんだから羨ましいよね。
なんもなさんと多分消え去る身としてはね…。
合掌
その先頭を走り続けた新ジャンルの音楽が日本発信だったことに無性に喜びを感じたもんです。
じいちゃんが担当した多くのVPにもテクノ音楽を使いまくりましたね。
軽快なテンポの音楽は、日々新製品を生み出す工場の生産ラインを象徴するようなものでした。
生産ラインを見せるには、ナレーションなんかよりテクノのリズムが最高だと思っていた時期がありましたね(年寄りの重役には文句を言う人もいましたが、突っぱねてやりましたよ)。
あの機械的な音楽を聞きつつ、真逆にある日本の古典音楽にも興味を抱き、選曲スタッフと幅広い音楽を聞くハメに陥ったのを懐かしく思い出します。
そのYMOのメンバーの一人だったドラムの高橋幸宏さんが亡くなりました。
脳腫瘍により併発した誤嚥性肺炎だったそうで70歳でした。
じいちゃんとまさに同世代を歩んだ日本有数のドラマーが亡くなり、ある意味一つの時代が消え去ってしまったような寂しさを感じます。
先進感のあるシンセザイザ―の響きの裏で、リズムを刻む人間的なドラム音が心地よくて堪りませんでしたね。
その後も多くのミュージシャンに楽曲を提供して、日本の音楽界をリードしてきました。
「早すぎるでしょ」と言いたいけれど、一つの時代を形作ったんだから羨ましいよね。
なんもなさんと多分消え去る身としてはね…。
合掌