ロシアのウクライナ侵攻から1年が過ぎました。
この間、ロシアは残忍な手段でウクライナ国民を苦しめてきましたが、NATO諸国をはじめ国際社会の国々がウクライナを支援し、特にロシアに近いNATO諸国は様々な援助をしています。
ロシアは、この旗色の悪い戦争をなぜ続けるのでしょうか。
プーチン大統領によると大きな理由が二つあるようで、一つ目は「ウクライナが同じルーツを持つ国」であること。
二つ目は「NATOの東方拡大」です。
一つ目の理由については、元々30年前まではロシアもウクライナもソビエト連邦を構成する15の共和国の一つだったということ。
ロシア国民の多くが、同じ国だったのに対抗するのはなぜなのかという思いがあるようです。
特に、ウクライナ東部の住民はロシア系が多くてロシアに回帰したいという思いが強いんだそうです。
しかし、西部はかつてオーストリア・ハンガリー帝国に属していて宗教もカトリックの影響が根強く残り、ロシアからの独立志向が強いんだそうです。
東部は、確かにロシアと同じルーツを持つ地域ですが、西部はまったく違う文化を持つ国で、ハナカラ同じ国というには程遠い感じがします。
小さな島国に住んでいる日本人からすると不思議な感じですが、沖縄の人や北海道のアイヌの人たちには理解できることでしょう。
二つ目の「NATOの東方拡大」については、東西冷戦時代にソ連に対抗するためにアメリカと西欧諸国が作った軍事同盟で、ソ連が崩壊すると共産主義だった国々に民主主義を拡大するという政治的な役割を担うようになりました。
東欧諸国は、経済的に豊かだった民主主義陣営に入ることを望んで、その入り口となるNATOへの加盟を希望する国々が拡大していきました。
2004年のウクライナ大統領選ではプーチンさんがウクライナに乗り込んでロシア寄りの候補の応援をしましたが、2014年に欧米よりの政権が誕生してからは、クリミアを奪ったりするなどウクライナに圧力をかけ続けてきました。
プーチンさんからすると、欧米諸国に尻尾を振った裏切り者たちの国になってしまったのです。
締め付けの厳しいロシアのプーチン政権より、経済的に豊かな欧米諸国と手を結んだ方が国民が幸せに暮らせるということでしょう。
プーチンさんは、アメリカの「傀儡政権」になってしまったウクライナ(彼が言うには)を見過ごすわけにはいかないという根強い安全保障体制を信じているので(ロシア国民の多くも)、ウクライナへの侵攻は当然のごとく始まってしまいました。
この内容は、ネットの記事にあったものですが薄々は知っていたものの、きちんと調べてみると、やはり歴史的に根深い問題が潜んでいるようです。
しかし、ルーツが同じだと言っても、今は他国ですから、勝手に軍事侵攻するのは、どう考えてもおかしな話です。
それも国連の常任理事国で拒否権も持ってる国なんですから、自国の利益や戦略ばかりを考えているようでは困ります。
拒否権を持つ国に独裁者がいるようでは、国連はなんの機能も果たせません。
こんな拒否権というルールは、さっさと破棄して、平和な世界を作るために新しい組織を作って欲しいもんです。
そのためには、ロシアと中国に加担する国々を除き民主主義国家が集合して組織改革を進めることが一番ですが、そうすると多分第3次世界大戦が始まってしまうでしょうね。
まったく、世の中うまくいかんことばかりです。
ロシアも、中国も、北朝鮮も、手を振り上げてばかりいないで仲良くしようよ。
この間、ロシアは残忍な手段でウクライナ国民を苦しめてきましたが、NATO諸国をはじめ国際社会の国々がウクライナを支援し、特にロシアに近いNATO諸国は様々な援助をしています。
ロシアは、この旗色の悪い戦争をなぜ続けるのでしょうか。
プーチン大統領によると大きな理由が二つあるようで、一つ目は「ウクライナが同じルーツを持つ国」であること。
二つ目は「NATOの東方拡大」です。
一つ目の理由については、元々30年前まではロシアもウクライナもソビエト連邦を構成する15の共和国の一つだったということ。
ロシア国民の多くが、同じ国だったのに対抗するのはなぜなのかという思いがあるようです。
特に、ウクライナ東部の住民はロシア系が多くてロシアに回帰したいという思いが強いんだそうです。
しかし、西部はかつてオーストリア・ハンガリー帝国に属していて宗教もカトリックの影響が根強く残り、ロシアからの独立志向が強いんだそうです。
東部は、確かにロシアと同じルーツを持つ地域ですが、西部はまったく違う文化を持つ国で、ハナカラ同じ国というには程遠い感じがします。
小さな島国に住んでいる日本人からすると不思議な感じですが、沖縄の人や北海道のアイヌの人たちには理解できることでしょう。
二つ目の「NATOの東方拡大」については、東西冷戦時代にソ連に対抗するためにアメリカと西欧諸国が作った軍事同盟で、ソ連が崩壊すると共産主義だった国々に民主主義を拡大するという政治的な役割を担うようになりました。
東欧諸国は、経済的に豊かだった民主主義陣営に入ることを望んで、その入り口となるNATOへの加盟を希望する国々が拡大していきました。
2004年のウクライナ大統領選ではプーチンさんがウクライナに乗り込んでロシア寄りの候補の応援をしましたが、2014年に欧米よりの政権が誕生してからは、クリミアを奪ったりするなどウクライナに圧力をかけ続けてきました。
プーチンさんからすると、欧米諸国に尻尾を振った裏切り者たちの国になってしまったのです。
締め付けの厳しいロシアのプーチン政権より、経済的に豊かな欧米諸国と手を結んだ方が国民が幸せに暮らせるということでしょう。
プーチンさんは、アメリカの「傀儡政権」になってしまったウクライナ(彼が言うには)を見過ごすわけにはいかないという根強い安全保障体制を信じているので(ロシア国民の多くも)、ウクライナへの侵攻は当然のごとく始まってしまいました。
この内容は、ネットの記事にあったものですが薄々は知っていたものの、きちんと調べてみると、やはり歴史的に根深い問題が潜んでいるようです。
しかし、ルーツが同じだと言っても、今は他国ですから、勝手に軍事侵攻するのは、どう考えてもおかしな話です。
それも国連の常任理事国で拒否権も持ってる国なんですから、自国の利益や戦略ばかりを考えているようでは困ります。
拒否権を持つ国に独裁者がいるようでは、国連はなんの機能も果たせません。
こんな拒否権というルールは、さっさと破棄して、平和な世界を作るために新しい組織を作って欲しいもんです。
そのためには、ロシアと中国に加担する国々を除き民主主義国家が集合して組織改革を進めることが一番ですが、そうすると多分第3次世界大戦が始まってしまうでしょうね。
まったく、世の中うまくいかんことばかりです。
ロシアも、中国も、北朝鮮も、手を振り上げてばかりいないで仲良くしようよ。