ayameじいちゃんの日記かな?

今日も今日とて、ayameじいちゃんはお暇な毎日…。
道端で拾った名古屋弁混じりのお話もいいんじゃないかな?

新たな政治資金の集め方?

2024-02-10 09:22:11 | 日記
指揮者の小澤征爾さんが88歳で亡くなったそうです。

じいちゃんのような凡人でもお名前だけは知っている「世界のオザワ」さん…。

世界各国で活動し、中部地方にも大きな足跡を残しました。

人間の才能というのは、与えられた一握りの人と与えられなかった人との生きる世界を大きく隔てるものです。

才能を与えられた人の苦悩は、多分凄いものだと想像できます。

まあ、人生平々凡々と進んでいくのが一番の幸せではないでしょうか。

そういう意味では、じいちゃんはとても幸せです。

さて、朝刊の社説で岸田総理の首相就任祝賀会が22年6月に地元の広島で行われ、収支報告書に記載されていなかったという話題がありました。

派閥の政治資金パーティーの裏金問題の追及が毎日国会で繰り広げられていますが、この問題を立憲の議員が衆院予算委員会で取り上げました。

この祝賀会の会費は、1万円で約1100人が出席しました。

任意の団体?が主催していて政治資金規正法に基づく政治資金パーティーではないとの位置づけであり、首相が代表の自民党広島第1選挙区支部が、22年9月に主催団体から約320万円の寄付を受けたそうです(祝賀会のアガリを2か月後に受け取ったのか?)。

任意団体による会費制の催しは、収入が1千万円未満なら規正法による制約はなく、収支を報告する義務はないし、その収益を政党・政党支部に献金することも合法だということです。

これに対する首相の答弁は「地元政財界が発起人の純粋な祝賀会で、収入も1千万円未満だった」と主張しました。

地元の純粋な団体が主催したにもかかわらず、首相の事務所が連絡先だったり、振込口座を開設したり、経理や受付も担っていたと指摘されました(普通に考えれば、任意団体の関係者がそんな作業をするもんでしょうが)。

質問した議員は「実態は任意団体の主催ではなく収支報告が必要な政治資金パーティーではなかったか」と追及しました。

この手法が成り立つなら派閥の政治資金パーティーの代替として、(悪徳)政治家が裏で糸を引く任意団体が会費制の会合を開いたことにして、その収益を政党支部に寄付すれば何の問題にもならないという事です(現段階では完全に合法的な資金集めなんだなぁ~、悔しいけど)。

立憲議員は、今回の改正規正法にこの事案も全面禁止に含めるように要求しましたが、首相は乗り気で無いようでした。

法律の抜け穴ちゅうのは、いろんなとこに潜んでいるもんなんですね。

「あれがダメならこっちがあるさ」と自ら法律を作った政治家たちがホクソ笑む顔が闇の中に浮かんできます。

この新たな手法を使って彼らはまたぞろ裏金?(現行の法律上は問題ないが)を作るんでしょうかね。

政治にそんなに金が掛かるなら、一般企業や個人の所得税の申告のように、すべてをキッチリと帳簿(報告書)に記載すればいい(政治には表に出せない金が掛かるなんて嘯いていますが)。

政治家さんには、すべてを明るみに出して、クリーンさをアピールし、堂々と国会議事堂の中を歩いて欲しい。

ただ、どんなに垢にまみれた体でも、堂々と国会議事堂の中を歩けるような輩しか政治家にはなれんのかもしれんけどね。

※内容の一部に新聞記事を引用しました。

コメント
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