ayameじいちゃんの日記かな?

今日も今日とて、ayameじいちゃんはお暇な毎日…。
道端で拾った名古屋弁混じりのお話もいいんじゃないかな?

山本陽子さんとの思い出

2024-02-23 11:04:25 | 日記
山本陽子さんが亡くなりました。

81歳だそうです。

関係者の話では急性心不全とか…。

直前まで元気に出かけていて、帰宅してすぐ体調に変化があったそうです。

今月2日には、徹子の部屋に高橋英樹さんとご一緒に出演されて、昔のお話を元気にされていたそうです。

じいちゃんも少しだけ山本さんとの思い出があります。

東京で何本かの映画やCMの助手を経験した後、名古屋に戻って広告代理店傘下の映像制作会社に入り、ディレクターになる前の一時期に、名古屋で創業されたソース製造会社のCMに2~3本関わったことがあります。

そのCMのメインキャラクターが山本さんでした。

もちろん、すでに大女優だった彼女を子供の頃から拝見していたので、初めてお会いする時は、結構緊張しましたね。

当時、じいちゃんの仕事はプロダクションマネージャー(PM)という職種で、撮影のためのスケジュール管理や予算管理、各パートとの打ち合わせなどを行う仕事でした。

その中に、山本さんのスタジオ入りをフォローするものがあり、彼女の撮影では初めてのスタジオということで玄関口までお迎えに行ったことがあります。

駐車場の確認をして待っていたら、大きなブルーのアメ車を運転した山本さんが颯爽とやってきました。

駐車場の場所を示すと「ありかとう」と言って一発で駐車し、さすがに車が大好きだという腕前を見せてくれました。

スッピンの彼女はもう50歳近くで、若干肌荒れが気になりましたが、メイクを終えてスタジオ入りした彼女は20代の頃のドラマで見ていた山本陽子さんでした(可愛かったなぁ~)。

その時、初めて女性のメイクは凄いと認識しましたね。

最近SNSで、メイクをする女性の姿がよく見られますが、全く別人になってしまうのは素晴らしい技術だと思います。

ばあちゃんがメイクがもう少しうまかったら、初対面の時もっと美人に見えたでしょう(元が綺麗だったから一発で落とされたけど…あぁ~、恥ずかし)。

じいちゃんは、どっちかというとCMが苦手で携わった本数も少ないのですが、山本さんとの仕事は楽しかったです。

ほとんどの彼女のカットは一発OKで撮影は3時間ほどで終わりました。

彼女が帰ってからの商品撮りに時間が掛かって(CMでは商品撮影が一番重要)、真夜中になってしまったことを覚えています。

東京の修業時代の仕事では、映画やTVドラマが多かったので数多の俳優さんや女優さんとご一緒しましたが、記憶に残っている女優さんは太地喜和子さん、原田美枝子さんぐらいでした。

後は前記したCMでの山本陽子さんです。

できればドラマでお会いしたかったですね。

長い女優人生ご苦労様でした。

ご冥福をお祈りします。
コメント
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