ブロ友さんの御紹介で『聖の青春』を読みました。
将棋の村山聖(むらやまさとし)さん。
1969年(昭和44年)6月15日 - 1998年(平成10年)8月8日
日本の将棋棋士 九段(追贈)
森信雄七段門下 棋士番号は180
村山聖さんのお話はTVドラマになったり、
松山ケンイチさん主演の、
映画(2016)になったりしてましたが、
私はどれも見ずにきまして、
本を読んでいるのですが、
よくこのお身体で病気と闘いながら、
病院を脱走しながら将棋を戦えたな~と。
平凡な言葉でしか言い表せないけれど、
ただただ心が震えました。
師匠の森信雄さんは、
2017年に引退されてるそうですが、
ご両親や森さんはもちろんの事、著者の大崎善生さんを含め、
彼を取り巻く人間関係の温かさに胸を打たれました。
村山さんが、
小鳥を飼いたいウサギを飼いたいなどと言ったなんてところには、
クスっと笑わせて頂きましたが、
終盤には読むのが辛すぎて、
何度も本を閉じました。
ですが5才より発病の、
ネフローゼと死闘のような壮絶な戦いをしながら、
将棋と言う盤上でも「名人になる」という夢を持ち、
果敢に戦っていく姿は、
感動なんて言葉では言い表せないほどの衝撃でした。
村山聖さん享年29才。
合掌
VINさん御紹介有難うございました。
なお先の『将棋のわたなべ君』の本は、
2巻目を読み始めてます。