田舎主婦の日日是好日

今日も生きてることに感謝かな。

本『聖の青春』

2024年11月13日 | 趣味・本

ブロ友さんの御紹介で『聖の青春』を読みました。

将棋の村山聖(むらやまさとし)さん

 

1969年(昭和44年)6月15日 - 1998年(平成10年)8月8日

日本の将棋棋士 九段(追贈)

森信雄七段門下 棋士番号は180

 

村山聖さんのお話はTVドラマになったり、

松山ケンイチさん主演の、

映画(2016)になったりしてましたが、

私はどれも見ずにきまして、

本を読んでいるのですが、

よくこのお身体で病気と闘いながら、

病院を脱走しながら将棋を戦えたな~と。

平凡な言葉でしか言い表せないけれど、

ただただ心が震えました。

 

師匠の森信雄さんは、

2017年に引退されてるそうですが、

ご両親や森さんはもちろんの事、著者の大崎善生さんを含め、

彼を取り巻く人間関係の温かさに胸を打たれました。

 

村山さんが、

小鳥を飼いたいウサギを飼いたいなどと言ったなんてところには、

クスっと笑わせて頂きましたが、

終盤には読むのが辛すぎて、

何度も本を閉じました。

 

ですが5才より発病の、

ネフローゼと死闘のような壮絶な戦いをしながら、

将棋と言う盤上でも「名人になる」という夢を持ち、

果敢に戦っていく姿は、

感動なんて言葉では言い表せないほどの衝撃でした。

 

村山聖さん享年29才。

合掌

 

VINさん御紹介有難うございました。

なお先の『将棋のわたなべ君』の本は、

2巻目を読み始めてます。

 

 

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本:マンガ『将棋の渡辺くん」

2024年11月06日 | 趣味・本

ブロ友さんからの紹介の本。

『将棋の渡辺くん』

私は囲碁を少しやっているので、

机には囲碁盤を置いているのですが将棋の本なのです。

 

将棋棋士の渡辺明さん(9段)の奥様が、

御主人のことを書いているのですよ。

(写真は棋士データベースよりお借りいたしました)

 

渡辺明さんは今年の「秋の褒章」において紫綬褒章を受章しました。

将棋界では最年少(40才)の受賞だそうです。

おめでとうございます。

 

著者である奥様の伊奈めぐみさんも将棋は初段だそうで、

奥様の実のお兄さんも将棋の棋士で兄嫁さんは囲碁の棋士だそうです。

 

マンガ『将棋の渡辺くん』は2015年に初版が出て、

現在7巻まであるようですが楽しく読めます。

 

将棋と言えば最近では、

藤井聡太君(22)や伊藤 匠(いとう たくみ)君(22)ですが、

渡辺さん(40)や羽生善治さん(54)や谷川浩司さん(62)など、

お年上の方々にも、

キラキラするような魅力があります。

と言っても私は将棋はわからないのですけど。

 

ぬいぐるみが好きだという渡辺さん。

何だか渡辺さんのファンになりそうですよ。

 

久美さん御紹介有難うございました。

 

VINさんお勧めの、

亡き将棋棋士の村山聖さんの本も後日紹介いたします。

 

 

 

 

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本『銀色のあしあと』星野富弘・三浦綾子対談

2024年02月23日 | 趣味・本

30年ぶりかな~

星野富弘さんの本と再会だった。

『愛、深き淵より』に感動して、

次々出る詩画集を購入していたが、

過去に2度ほど、

大きく本の断捨離もして、

星野さんの本は残っていなかった。

 

ブロ友さんが、

この本のお話をされたことにより、

読んでみようと思ったのです。

カロンさん御紹介有難うございました。

 

星野さんは1946年生まれの77歳。

三浦綾子さんは1922年のお生まれですが、

1999年に77歳で逝去。

 

この対談は、

1988年に星野さんを、

三浦さんが訪ねて行われたものだという。

 

手足が全く動かず、

口に絵筆を挟んで描く星野さん。

星野富弘 詩画集 絵はがき 第1集 ぺんぺん草の通販 by ...

上記画像はネットよりお借りしたものです。

 

体育教師だった星野さんは、

1970年に事故で手足の自由を失った。

 

病床での母親の献身的な介護の姿は、

星野さんの著作『愛、深き淵より』(立風書房)や、

『ことばの雫』『いのちより大切なもの』(いのちのことば社)などに言及され、

詩にも表現されている。

 

入院中は、

3度の食事の手助けや、

様々な介護に母の知野さんがつきっきりだった。

 

病床生活で、

星野さんの積もっていたいらだちが爆発するときも受け止めた。

 

星野さんが結婚するまで、

詩画制作のために、

絵の具を溶かしたり、

紙をセットするなどして支えてきた。

(青文字部分はネットよりお借りいたしました)

 

9年もの入院生活を支えてくださった、

お母さまは、

2018年に97歳で亡くなられたとのことです。

 

三浦綾子さんも星野富弘さんもキリスト教徒で、

神様について語るところも多く、

何か書けば、

私は間違えて書いてしまいそうです。

 

星野富弘美術館ユーチューブ

 

 

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茶道:『人生に愛される』半澤鶴子著:茶の文字

2024年02月12日 | 趣味・本

『人生に愛される』

著者の半澤鶴子さんは1943年生まれの80歳。

各地で茶事を行っておられ、

雑誌やテレビでも取り上げられたらしいです

 

YouTubeの文字クリックで、

その様子が観られます。

半澤鶴子 裏千家の画像

YouTube

著者は旧満州で生まれ、

2歳で親戚の家に預けられ、

20歳で結婚。

 

茶の湯とは、

40歳での出会いだそうです。

 

半澤さんのホームページはココ

 

ところで「茶道」をどのように読まれますか?

 

私は茶道は「さどう」でしたが、

以前「ちゃどう」と、

言われた方がおられたのです。

 

茶道は「さどう」と思っていた私は、

驚きましたが、

後に流派の違いだと気づきました。

 

ネットでみれば、

表千家は「さどう」で、

裏千家は「ちゃどう」と言うそうです。

 

でも私は大昔、

裏で少し習いましたのに、

(習ったなんて言えない程度)

「ちゃどう」ではなく、

「さどう」と言っておりました

 

NHKが放送で使用する放送用語では、

「さどう・ちゃどう」ともに正しく、

一般的な情報として話す場合は「さどう」を採用します。

とのことです。

(青文字はネットより)

 

茶を「ちゃ」と読んだり「さ」と読んだり、

ムツカシイ日本語ですね。

 

さて半澤さんの本は、

2018年発行のものですから、

「年を重ねる」という項を書かれた時から、

6年近い年月がたっております。

 

でもきっとお気持ちは、

そのころと同じでしょうね。

 

思いだけはあきらめず、

わずかにできることだけを試みる。

 

お人が何よりの宝

と!

 

内容は深くも

謙虚なお人柄が滲み出ていて心地よい本です。

 

「犀のように歩め」さん、

本のご紹介有難うございました。

 

 

 

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さっぱりわからん世界の紛争:『地理の本』

2023年11月25日 | 趣味・本

イスラエル・ハマスのニュースを見ながら、

「わからん」と、

夫婦でつぶやいてます。

妙に!

こういうときだけは意見が合うのです(笑)

 

紛争、経済、資源、環境、政治、歴史・・・

"世界の重要問題”は「地理」で説明できる!

という本を読みました。

ですが、

イスラエルに割かれているページは、

5ぺージほどですので、

この本で、

今回の問題を理解しようとするのは、

到底無理です。

 

もちろんイスラエル問題だけでなく、

どの国の問題においても、

すごく詳しい記述ではないのですが。

「はじめに」の抜粋には、

読者のみなさんには、

本書で知識や世界の見方を得たら、

ぜひ現地を訪れてほしい。

そして、

本書で取り上げた国にあなたなりの説明や解釈を加えたり、

掲載されていない国は新たに説明を加えてほしい。

とあります。

 

外国へ行くかは別にして、

少しでも加えていけたらいいと思うのです。

 

井田仁康 編著 三笠書房。

 

土日コメント欄閉じてます。

 

 

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本:ドナルド・キーン『私の大事な場所』

2023年11月12日 | 趣味・本

ドナルドキーン氏の、

『私の大事な場所』という本を読みました。

ドナルド・キーン氏(1922~2019)は、

アメリカ合衆国出身の日本文学・日本学者、文芸評論家。

 

 日本文化研究の第一人者であり、

文芸評論家としても多くの著作があります。

 

その彼の、

自伝的エッセーですが、

この本は2005年のものです。

 

「親しきともたちへ」という章が興味深くもありました。

 

三島由紀夫・司馬遼太郎・永井道雄など、

各氏について書かれた文章が、

何だかあたたかくて。

 

キーン氏は2012年に、

日本国籍を取得してますよね。

 

何だかキーン氏に、

我が国のことを教わったような気がしました。

 

Reiさん、

キーン氏の本を読むキッカケを頂きまして、

ありがとうございました

 

土日コメント欄閉じてます。

 

 

 

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読書の秋:食から趣味まで

2023年10月04日 | 趣味・本

この秋の私の読書。

 

ブロ友さんらが、

池波正太郎さんは、

「食の本を書いている」と言われ、

この本をね。

読んで楽しむと、

作って楽しむ本ですね。

 

そして宇宙というと胸が高鳴る私ですので、

この本も。

著者はBoosB(ボスビー)さん。

 

宇宙思考は多角的視点で、

思い考えることです。

中略

星の子の私達、

それぞれに「輝きましょう」

(青文字は作者)

愛する息子たちTakezoとBjarkeに捧げる

とあるように、

子供たちの質問に答える形の、

入門的初歩的な本です。

 

小説はあまり読まない私。

ご紹介の東野圭吾さんの本も注文中。

(追記)

届きました。

趣味の囲碁の本も数冊手元にね。

 

囲碁は本を読むより、

対戦しなきゃなんですけど、

なかなか碁会所に出かける時間がありません。

 

この他にも、

いろんな本・雑誌を読んでます。

 

本が読める穏やかな日々に、

心より感謝してます。

 

 

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池波正太郎『武士の紋章』牧野富太郎「らんまん」

2023年09月21日 | 趣味・本

『武士の紋章』など、

八篇が収められている本。

池波正太郎氏(1923~1990)の本は、

初めてでした。

初版は平成6年なのですけれど、

私が購入のものは令和5年なのですから、

牧野富太郎氏のドラマで脚光を浴びたのかも。

 

昨日のTV放送で、

印刷屋の親方が、

「町の人達を助けろー!」と、

叫ぶシーンがあったのですが、

この方は、

万太郎とすえちゃんの結婚に、

心底尽力されたということが書かれてます。

 

TVでもそうでしたけれど、

母一人、

娘一人の家庭で、

なかなか母親が許さなかったが、

印刷屋の太田義二が、

懸命に何度も足を運び説得した。

(本文より)

 

万太郎が、

自分の描いた植物図や原稿を本にするということで、

一年半も熱心に印刷術を研究していたことは、

TVでもやっておりましたが、

心底、

印刷屋さんの親方は、

万太郎に惚れ込んでいたようです。

 

今日21日TV。

印刷屋さん、

助かって良かったです。

 

本には震災のことは書かれてはいませんでしたが、

町民たちと、

火消しにあたったんですね。

 

この本の牧野博士だけでなく、

真田信之など、

他の人々にも興味を惹かれました。

 

 

 

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本『君と僕と諸行無常と』&お盆休みです:追記あり

2023年08月14日 | 趣味・本

TikTok僧侶の、

古渓光大(ふるたにこうだい)さんという、

若いお坊さんの本です。

ブロ友さんが紹介されていた本なのですが、

TikTok僧侶とお聞きしても、

私には意味が分からず、

いかがわしい宗教ではないのかと思ったのですが、

曹洞宗のお坊さんでした。

(大谷翔平さんと同い年らしい)

 

TikTok(ティックトック)とは、

世界中の動画を楽しめるSNSのサービスらしいです。

 

TikTok(ティックトック)とYOUTUBE(ユーチューブ)の違い

 

TikTok(ティックトック)では、

通常の録画した動画投稿であれば、

最大60秒の短い動画が投稿が可能です。

一方で、

YOUTUBE(ユーチューブ)では、

最大15分から12時間までの長い動画が、

投稿できるようになっており・・・(以下省略)

 

ご自身を、

「職業・僧侶」でなく、

「生き方・僧侶」と言われる彼の、

般若心経現代語訳が面白いんです。

 

【色即是空 空即是色】

(しきそくぜくう くうそくぜしき)

 

現代語訳

うん いきてるだけで

先ずは まぁOK

 

こんな調子ですから、

仏教にキチンと対峙されてる方は、

眉をひそめるかもしれません。

 

SNSは最高の布教ツール

仏教と縁がうすかった人とも繋がりたい

 

お若い方がたには仏教の教えが、

身近に感じるかも。

 

ちなみに我が家は神道です。

 

でも、

昨日はお墓へお迎えに参りましたし、

お付き合いのある、

お寺さんも来てくださるのです。

神仏習合(混淆)ですね。

 

ところで若い頃って、

感性が鋭すぎて傷つくことも多いです。

 

でも!

なんとか、

そのような中でも生きぬいてほしいと、

つくづく思う前期高齢の私です。

 

あいさん、

本の紹介有難うございました

水鉢で次々ハスが咲いてます。

 

しばらく、

お盆休み(夏休み)にいたします。

 

コメント欄閉じてますが、

入れるようなところへはOKです。

 

追記

光大さんのことば(178P)

 

存在しているだけで十分

あなたがいてくれてありがとう

 

毎日毎日いきていることが何よりも修行です。

世の中から消えてしまいたいと思うこと、

どんなに頑張っても報われないこと、

誰からも選ばれず必要とされてないと感じること・・・。

そんな暗闇に突き落とされるような出来事が、

人生には訪れます。

 

だからといって、

生まれてしまったこと、

時間がすぎていくことを嘆いても、

何もよいことは起きません。

 

つらいことも苦しいことも身を裂くような出来事だって、

あなたを作り上げてる細胞の一部。

あなたが歩んできた道は誇るべきものです。

 

たくさんの深い愛と尊い縁に恵まれて、

今日こうやって、

僕とあなたは繋がることができました。

 

あなたがこの世に存在している、

それだけで十分です。

 

 

 

 

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宇宙の本☆『僕たちは、宇宙のことぜんぜんわからない』

2023年08月06日 | 趣味・本

「この世で一番おもしろい宇宙入門」

と、

副題が有る本。

宇宙関係の本は、

子供向けのモノから、

専門書のようなムツカシイモノまで、

何冊も持ってるのですが、

どの本でも手に取ると、

何故かワクワクしてくるのです

 

月を眺め、

星を眺めて育ったこともあるのかな。

 

この本は2018年発刊のもので、

「入門」ですからわかりやすいです。

とはいえ、

理解不能なムツカシイ部分もあります。

 

著者はジョージ・チャムとダニエル・ホワイトソン。

訳者は水谷淳。

 

面白いと名打ってるせいか、

時折クスッと笑えます。

たとえばダークマターについての説明。

 

・質量がある。

・見えない。

・銀河につきまとってるらしい。

・ふつうの物質では触れないらしい。

・ダークマター同士もふれないらしい。

・かっこいい名前だ。

 

最後の一言が余計なような(笑)

 

グーゴルプレックス倍(ググってほしい)

なんてありますし、

ブラウザーの履歴を見れば、

その人がどんな人なのかだいたいわかるよね。

なんてもあります。

 

冷や汗がでそうな(笑)

というほど、

変なサイトへはいってませんけど(笑)

面白く書かれているから、

わかりやすいとはいえ、

Chapter〇でやったけど覚えてる?

なんてありましても覚えてないのですよ(笑)

 

楽しんでいるだけで、

理解なんか到底してないということです。

(5月に撮ったもの)

 

それでも、

こうして本を読んだり空を眺めると、

心も広くなる気がするのです。

 

今晩は晴れるでしょうか。

 

土日コメント欄閉じてます。

 

 

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