ブロ友モバイルさんからのご紹介の本。
養老孟司さんの本は何冊か読んでいるがムツカシイ。
でも、
この本は気楽に読めます。
不良患者の養老先生が(養老先生の教え子、中川さん曰く)、
昨年、
26年ぶりに東大病院へ行き入院となった時の話をメインに、
書かれている本です。
愛猫スコティッシュフォールドのまるちゃんが、
目を落としたときのTV放送も見ましたが、
そのまるちゃんの写真も何枚か載っていて和みます。
中川恵一さんが書かれている言葉。
猫には現在しかありません。
未来のことは一切考えません。
一瞬一瞬懸命に生きているのが、
猫なのです。
そして、あとがき。
養老先生は、「白か黒か」の人ではありません。
医療が必要なときは、
最低限とはいえ、
(ちゃっかりと?)その恩恵にあずかり、
すぐに、
元の世界に戻って行かれました。
養老先生は、
実にしたたかな大人の患者です。
うふふと、
まるちゃんと養老先生が遊ぶ映像を思い出しながら、
笑ってしまいました。
私たち人間は猫と違って、
すぐ未来のことを考えたりしますね。
そして、
悲観的になったりしてしまうこともありますね。
特に今は。
でも、
今は混乱期ですが、
そんなに暗い未来でもないような・・・
と思いたいです。
養老先生のように飄々とまではいきませんが、
現代医学の恩恵にも与ってもいるわけですし、
生きていることに感謝です。
猫はそんなことも思わないのかな・・・
主題がズレましたが、
モバちゃん本のご紹介有難うございました。