この地球の生き物についての本がスケールが半端なく、
子供向けの本だが買ってきた(ダイヤモンド社)。
文章が漫画ティックで軽~く読める。
これまで地球では、強い生き物も、賢い生き物も絶滅している。
強いからといって生き残るとは限らないという。
たとえばネアンデルタール人と今のヒトとを比べてみれば、
前者の方がはるかに強かった。
だがネアンデルタール人は絶滅したのだ。
地球上でヒトが一番賢い動物だから大丈夫なんて思ってたらとんでもない事!
ヒトだって絶滅の危機にさらされるのだ。
地球に初めて生命が生まれたのは、およそ40億年前。
現人類が現れたのはつい最近のことと言っても良いほどなのだから、
ヒトはそんなに威張ることはないと思うのだが・・・
大きな隕石が落ちれば300メートルの津波が起きるというし、
海洋の温度も大陸の温度もヒトが住めないほどに上昇するであろう。
そんな中でどうやってヒトは生き延びるであろうか。
おわりにはこう書かれている。
ほとんどの動物の絶滅した理由は、
実はよくわかっていません。
ただ化石を調べると「ある時代にはこんな動物がいた」とか。
「この動物には環境の変化があったらしい」ということはわかります。
研究者たちはそれらのヒントをパズルのようにつないで、
絶滅理由を想像しているのにすぎないのです。
この本で紹介している動物たちの絶滅理由も、
たしかなものばかりではありません。
特に古い時代のものほど手掛かりが少ないので、
研究者のあいだでも意見が分かれることが多くなります。
けれど、
この本ははっきりと地球の前で生き物は無力ということを教えてくれる。
絶滅理由ランキングの圧倒的第一位が理不尽な環境の変化だと言うこともわかる。
地球を前にしたら強いとか弱いとか、
そんなことは全く関係ないということを教えてくれる。
私はすぐにヒトは滅びるなんて想わないが、
地球にも太陽にも寿命というものはあるので、
ヒトもいつかは地球上での絶滅の憂き目にあうと思っている。
こういう事実を知れば、
ヒト同士が殺し合い、ののしり合いをしているどころじゃないでしょ!
でも!
あっ、絶滅しちゃうかな・・・?とな思ったら、
すんでのところで助かる場合もある。
こんなこともあるんだから、
今日を憂えて暮らすことはないのだけれど、
この地球上で、
多くの生き物が絶滅してきたという事実を知っておくのもねっ!
(*^^*)
なお、この本には書いてないことだが、
衝撃的な警告をホーキング博士はしている。
人間は緩やかな進化という制限を受けているため、
人工知能と競争することもできないまま、取って代わられるのです
ホーキング博士
生誕1942年1月8日 死没2018年3月14日(76歳没)
国籍 イギリス
研究分野 物理学 理論物理学 天体物理学 宇宙論
ヒトが開発したAIに絶滅させられる。
それも1000年後と予言している・・・
人間が開発したAIが人間を滅ぼすことになる・・・。
こういうことを回避するためには、
どうしたらよいのだろうか。
私は、
ネアンデルタール人が『わけあって絶滅しました』の本の中で言っている(笑)
「神・友・家族・他者への感謝」という事ではないかなと思ったけど。
ヒトは地球上で一番偉いと思わずに、
神に・・・大地にひれ伏す心を持つことが大事なのかも。
そうすればヒトもAIに滅ぼされずに共存できるかも??
?????