『アリとキリギリス』のイソップ童話は、
殆どの方がご存じだと思います。
夏の間中働くアリに、
遊んでいるキリギリスのお話です。
私が子供の頃読んだ本は、
今、
楽をしていると、
後で痛い目にあうから、
真面目に働いた方が良いというお話でした。
ところが、
『アリとキリギリス』には、
3つの結末があると、
大人になって知ったのです。
1つ目は子供の頃読んだ話
冬がやってきて辺りに食べ物がなくなったキリギリスは、
お腹がすいて困ってしまいました。
アリが食料を集めていたことを思い出し、
分けてもらおうと、
アリを訪ねました。
アリは快く、
キリギリスに食べ物を与えたのです。
キリギリスは涙を流して喜び、
そして次の年の夏からは、
真面目に働くようになったのです。
2つ目
キリギリスが食べ物を分けてほしいと、
アリの家を訪ねると、
アリは、
君は夏は歌って過ごしていたのだから、
冬は踊って過ごせばいいんじゃない?
と言い、
扉を閉めて追い返してしまったのです。
食べ物の無いキリギリスは、
アリの家の前で凍え死んでしまうのです。
3つ目
冬が来て食料が無くなり困っているキリギリスに、
アリは夏も歌って過ごしていたのだから、
冬も歌えばいいんじゃない?
と言います。
するとキリギリスはこう答えました。
もう歌うべき歌はすべて歌った。
君は僕の亡骸を食べて、
生き延びればいいよ、
と言うのです。
アリから見ると、
キリギリスは遊んでばかりと思っていたけれど、
キリギリスは生きている間は、
真剣に生き、
楽しんでいたのですね。
私と妹とは暮らし方が、
アリとキリギリスだな~と想うことがあります。
私は家で、
いつもゴソゴソ家事をしてますが、
妹は真剣に(?)
楽しみを求めて生きているような気がするのです。
でも、
どちらが良いとか悪いとかは、
言えないですね。
もちろん、
単純な二択なんてことは人生にはありえませんし、
年代によっても違います。
でも、
どういう人生であれ、
それぞれが感謝の人生で終わればいいと思うのです。
(3番目のお話は遊びを仕事に置き換えることもできますね)
今日は晴れそうです。
私は色々な家事をします。
妹は晴れたらお出かけかな(笑)
深夜限定ジジババの会話
婆 結婚された真子さん、今日のごはん作れたかな。
ホテルではないから、
バイキングなんてできないし。
爺 コンビニへ行ったんだって!
婆 あら、ホント?
爺 冗談だってば!
一般人になったからといって、
簡単にスーパーに買い出しにも行けませんよね。
でもきっと!
マンション備え付けの冷蔵庫には色々入ってるのでしょうね。
そこまで心配しなくてもいいと思うのですが。
(*^^*)(*^^*)
最近音沙汰がない真子さん。
お元気でしょうか。
もうそっとしておいてあげたいですけど。