NOTEBOOK

なにも ほしがならなぁい なにも きたいしなぁい

02007年006月012日(火)頭の体操2

2007-06-12 | 休み
しばらく会っていなかった友人に
用事の帰り、偶然出くわした。
裏通りの居酒屋で飲み始めたら
じきに友人は昔話を始める。
昨日のように思い出される昔話を。
「申し訳ない!」突然、友人は怒鳴るように云った。
うっかりと云うか、友人は僕のパンを盗み食いしたらしい。
「駄目だとは、良くないことだとは分かってたんだが…」
「めそめそするな!そんな昔のパンのことで」

02007年006月012日(火)頭の体操

2007-06-12 | 休み
「モーニング娘。が飛んだことになってるってねぇ」
「うん、そうらしいんだよ」
「色々な不祥事とか熱愛とかだってさ」
「いい歳なんだから、そりゃ色々あるさね」
「考えてみろよ、いい歳して何も無いほうがどうかしてるだろう」
「げんなりするねぇ、そりゃ無かったらさ」
「んっだろっ?そういうもんさね」
「妊娠は、でもさすがに戸惑ったけれど」
「知らなかったよ、えっ、えっ、誰?誰?」
「ロリコンだねぇ~、相手は」

02007年006月012日(火)甘い醤油

2007-06-12 | 休み
島根に引っ越した時
一番辛かったことの一つが食生活だった。
煮物をはじめとしてどの料理も
全体的に甘く味付けされていて
関東生まれの関東育ちの濃い口な
人間としては耐えられないものがあった。
その食生活でその最たるものが醤油だった。
煮物以外にも、バターご飯やしらす
焼き魚にと食生活に欠かせない醤油さえも
なんだか甘かった。甘ったるかった。
不自然な感じがした。

口に入れた直後は普通の醤油と同じく
大豆の風味と共に口の中に塩分が広がる
のだけれどその塩分はすぐに余韻となって
甘さが口全体に広がる。
その醤油で食べる刺身には当初閉口した。
何でこんな醤油で刺身が食べられるのか。


けれど年齢を重ねるごとに
甘い醤油と云うものの良さがわかり始めた。
青魚ならば普通の醤油でも良いのだろうが
そう思えるが白身の魚、鯛や平目
カレイといった淡白な白身魚を食べる時は
普通の醤油だとそれらの白身の淡白な
旨みが削がれてしまう。
そういう風に思い始めた。

1年以上も寝かせた高級醤油なら
また話は違うのだろうけれど
スーパーで1升500円ほどの醤油では
口に刺々しい。
でも白身の淡白な脂と甘醤油ならば
そんな刺々しさは無く、醤油の甘みが
白身魚の脂と相まって
白身だけよりも遥かに奥深い味に思えた。