NOTEBOOK

なにも ほしがならなぁい なにも きたいしなぁい

02007年006月014日(木)免許の写真が違うじゃんかっ!

2007-06-14 | 休み
「このまま放っておくと失効しちゃうよ」という
至極全うな小言に始まり
「無くしてから、大分たってるんだから
手続きしなきゃ警察だって変に思うよ」のような
少し突飛な小言を親にまくしたてられて
しぶしぶ最寄りの試験場に向かう。
誰かが拾ってくれて警察に届けてくれまいかという
淡い期待と、僅かな再交付の手数料が
惜しかったことで先伸ばししてしまっていた。


試験場の職員の人達は
取り分け親切でないかわりに
殊更につっけんどん
ということもなかった。
淡々としていた。
淡々とし過ぎていて
書類の受領の時はマジシャンか
霊能力者みたいに、
ほんのわずかの書類の端を目にしただけで
僕が再交付を求めて来たことを察知する。
透視された気分。


出来上がって、再交付された免許証の
写真は今回添付したマシな写真じゃなくて、
77キロで、寝不足で
これ以上ないような顔してるやつ。マジか。




免許証を受け取ったあと
ベローチェでマッタリしていこうとも思ったけど
自然と足は地下鉄に向いてた。
その試験場は家からそうは離れていなかったので
一昨日買った吉本ばななに視線を落としている間に
最寄り駅になってた。
時計を見てみると、まだ30分ほどしか
経って無かった。
何だかこのまま家に帰ることが
この上なくもったいないことのように
思えてきて、駅に電車が到着しても降りなかった。

平日の車内は人がまばらだった。
まだ2時前だったので、学校帰りの学生もいない。
居るのは年寄りか営業職っぽい人だけ。
いつもは端っこの席に陣取るのに
今日ばかりは横に並んだ席の真ん中に構える。
赤い電車のパノラマは見放題だもの。
気など使う人すら居ないのだから。
パノラマから見える景色はとても新鮮で
新しい驚きに満ちていて。
名前だけは知っていたけど
良く知らなかった大学
斜めに見える住宅街
都内じゃみない高圧線。

そんな風景も3日天下で
船橋に電車が着くと、人が沢山乗ってきて
僕の向かいにも、隣にも人が座ってしまって
パノラマモニターは使えなくなっちゃった。


で、ヘッドホン装着。


これを聴くと無性に自転車を漕ぎたくなる。
それも立ち漕ぎで。
待ってくれてる女の子でも居たら
少しはセンチメンタルで良いのに。
待ってないから、ただただ残念なだけだな
立ち漕ぎしても。
色々思い出した。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿