―金曜ドラマ『表参道高校合唱部』(TBS)
日本での『glee』の放送が終わった7月に日本版『glee』的な『表参道高校合唱部』が放送されるのは興味深い。といいつつ、本日だ1話をようやく観てみたので、とりあえず感想を書いてみよう。
表参道高校合唱部
【内容精査】
・テーマ:やりたいことをやろう?
・主人公の目的:家族の再生
・タイムリミット:3ヶ月(離婚調停後離婚成立までの期間)
・目的を達成するための手段:
①昔の恩師の下で合唱をする
②両親の母校でもある高校で”あるもの”を見つける
・主人公への障害物
①学校内のヒエラルキー・いじめ
②合唱部の部員不足で廃部危機
③学校内の合唱部への無関心・嫌悪?
④③に関連して無気力な部員と顧問
【感想】
香川真琴は『桐嶋』の映画部の前田的。
主人公の前に立ちはだかる障害を乗り越えるために、
合唱が武器になるかどうかが鍵だと思う。
声が平凡であるのなら、やはり演出やシナリオが重要になると思う。
第1話の後半の合唱シーンは合唱が持つ力の説得力を与えるものだったと思う。
小学生時代に引っ越した先の香川でなじめなかったときに、
主人公が言ってもらった台詞が、
歌の語源は訴えること。自分の気持ちを訴える。
テーマはやりたいことをやる?
練習パートでタイアップ的な音楽入れるのはどうなの?
合唱がぼやける。
合唱部がはぶられて居る一方で吹奏楽部はそれなりに評価を得ているよう。
そこの整合性が引っかかった。
ヒエラルキーのトップに居る子が西野翔に見える。