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なにも ほしがならなぁい なにも きたいしなぁい

ケーキ屋さん

2011-05-01 | 休み
子供の頃から誕生日はいつも近所のケーキ屋さんのケーキでした。シンプルで、よく言えば飾り気の無い、悪く言えば素っ気の無いケーキでしたが、味は抜群のケーキでした。


そんなケーキ屋さんの奥さんが先日、祖母の家を突然訪ねて4月末での閉店を告げたそうです。理由は詳しく訊けてはいませんでしたが、そんなに高齢でもないケーキ屋さんを考えれば年齢以外の経済的な理由で閉店を選択したのかと思います。そんなわけで今更ながらそのケーキ屋さんにケーキを買いに行きました。

先週の土曜日と今週の金曜日の2回。色んな種類のケーキを買いました。

サバランはかなり甘いけれど、ブランデーの利かせ方が絶妙で癖になる味。カスタードクリームとホイップクリームを2種類使う今時の製法ながら、ふんわりと軽くパリッとしたシュー生地のそこにうっすらとカスタードが塗られ、その上にコクがありながらもさっぱりとしたホイップクリームのおかげで、すぐに口の中でなくなってしまうシュークリーム。ほとんど甘みの無いクリームチーズの下に甘いスポンジというこれまで食べたことの無い味わいのチーズケーキ。

値段もコンビニスイーツと大差ありません。何で今まで誕生日使いにしかしてこなかったのか。激しく後悔をしています。そんなに美味しいケーキばかりじゃありませんが、その中にも目を見張る美味しいケーキも確かにありました。そんなことを思ったのはぼくたち家族ばかりではなかったようで、閉店が告知されたとのケーキ屋さんは結構人であふれ、商品によっては売り切れているものも少なくありませんでした。


先月、何度も通ったからか、ケーキ屋さんお得意のブランデーケーキをお土産に頂きました。このブランデーケーキも絶品ですが、その頂いたケーキもそれきりでもはや食べられない。自業自得というか、近所で買い物してこなかったツケを今更ながら払い始めているのだと感じています。

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