NOTEBOOK

なにも ほしがならなぁい なにも きたいしなぁい

02008年012月011日(木)焦燥

2008-12-11 | 休み
天気が良かったので、運動不足解消と節約を兼ねて自転車で秋葉原に買い物に行きました。浅草、上野なんかを経由して秋葉原に向かったのですが、思いがけず前の職場のすぐ傍を通り抜けてしまって、動悸ではないですが身上では動悸と同様のモノに襲われてしまいました。そんなことがあったせいか、季節はずれな、街路のイチョウの黄緑色な落葉のキレイさを見たら、焦燥感を駆り立てられました。何でだろう?


それが何であれ、焦燥感です。やっぱり焦燥感って英語でなんて言えばいいんだろうか、もっと言えば「焦る」ってどう言うんだっけと受験脳を呼び出したところでもう腐っているので「焦る」という言葉を和英辞典で引いてみました。すると、be in a hurry; be impatient; be too eager ((for success)).(三省堂提供「EXCEED 和英辞典」)とか出てきます。

逆にhurryを英和辞典で引くと、「n. (大)急ぎ; 急ぐ必要.」と出てきます。また同様にimpatientは「a. 短気な; がまんできない ((at, with, of)); (…しようと)うずうずする, もどかしがる ((for; to do))」、eagerは「a. 熱心な ((in)); 熱望して ((for, about, after)); …したがって ((to do))」とそれぞれ出ています。

ちょっと違和感です。それぞれ「焦る」の英和辞典による用法通りに見てみても、be in a hurryは「急いて」という具合で、be impatientにしても「我慢できない」であるし、be too eager (for success)では「(成功しようと)切望しすぎる」みたいなことになります。この用法に従って今の自分の心情を英語で表してみるとどうなりますか。


I'm a hurry to get a new job.
I'm impatient about no job.
I'm too eager for getting a job.


実際に英文にしてみると、なかなかどうして焦燥感が少しは出てる感じがしていい具合です。でも焦燥感とはやはりニュアンスに大きな差異がある感じです。この英文であっていると胸を張っていえないところに今の自分の状況の遠因がありそうですが、それはそれとしても、「私は焦っています」ということを英語で伝えるにしても難しいです。じりじりした感じです。

02008年012月010日(水)リベンジ

2008-12-10 | 休み
山崎まさよしさんことまさやんが1999年頃、NHKBS2の番組でアメリカのデルタ地帯を訪ねるというドキュメンタリータッチの音楽番組が放送されました。その中で度々言及されたのが、Robert Johnsonでした。いまでは『BECK』に挿話として登場したり、単体でコミックになってます。


延々と同じリズムの楽曲が続き、昔は画期的だったかも知れないフレーズも今ではブルーズの古典も古典のフレーズなので新鮮味を持って聞けるはずもありません。同じブルーズでもTHE MUDDY WATERSの方がはるかに新鮮に聞けました。ので、買ったものの、全部聞けず途中で寝落ちの繰り返しでした。良さは分からないという奴です。

一方で近年、Eric Claptonが『ME and MR.JOHNSON』というRobert Johnsonのカバーアルバムを出しましたが、オリジナルと比べてアレンジが豪華(Robert Johonsonはもちろんギター1本だけでしかもものすごく音源が悪い)で聞きやすく眠くなりにくい反面、オリジナルにあった”味”が感じられずすぐに投げ出したくなりました。しかもCCCD。

(Robert Johnsonのオリジナルが天日干しのいかするめだとしたら、Claptonのこのアルバムはだしをとった出がらしを甘辛く味付けしたいかの駄菓子みたいです。)


それではRobert Johnsonが分かったのかと言えば、未だに全然分かりません。ただ、何か味がするのは分かってきたような気がしないでもないです。先日、萩原健太さんが「何度も聞くうちに分かるようになる」と仰ってましたが、まだ聞き込みが足りないみたいです。精進していけば、いつかある日突然に開眼出来る日が来るやもしれません。「They're red hot」とかを聴くと、遠い昔にPPMかだれかのカバーを聴いた記憶が懐かしく思い出されますが、分かる分からないとは別の話なのが残念です。


02008年012月009日(火)モチベーション

2008-12-09 | 休み
チノパンを先日通販で買いました。通販ですが、それなりのお店の、それなりのお値段のものでした。ユニクロのチノパンが何本買えるんだという値段でしたが、欲しくなったが最後、物欲の虜なので逆らえません。

LとMの2サイズあった中から、自分と同じ身長であるモデルさんが履いていたMサイズを少しの躊躇の後、購入することに決めました。体重差は5キロほどあったのですが、それはどうにかなろうと購入してしまいました。

そして1日の内に届いて、中を見てモニターで見た色味との多少のギャップに少しの後悔を覚えた後に、どうせ返品は出来ない店なんだからしょうがない、履くしかないと、諦めのような心持で、まぁ、諦めました。

履いてビックリというか、履く途中でがっかりというか、チノパンがふくらはぎを通る頃は無かった違和感も、自転車で鍛えた筋肉に並以上の贅肉の付いた太ももでチノパンの空間的余裕がほぼ無くなり、違和感も明確になりました。

通販ページの写真では、少しの弛みをたたえて絶妙なサイズ感に綺麗なセンタープリーツが映えていたチノパンも、どんづまって見事に綺麗なセンタープリーツも生地がパンパンに張り消えてしまいます。



何とも言えない絶望感です。客観的に自分のスタイルを把握できないのか、それとも自分の体型を信頼しすぎているのか。どちらにしろ服は実店舗で生地の質感や色味を蛍光灯の下で確認して、試着してから買おうと思いますが、その前に痩せた方が良いやも知れません。ただ痩せようというモチベーションが…

02008年012月008日(月)年末シフトディレンマ

2008-12-08 | 休み
さぁ、12月です。年末といえばテレビの映画です。夜中に各局がやるアレです。昨年はテレビ東京で幻の『TAXI DRIVER』日本語吹き替え版が放送されていました。当時地デジでなかったのでアプコンHDかどうかは分からなかったですが、HDかどうかは関係なく録画できなかったことが悔やまれます。


地デジはVHFではなくUHFであったり、追加投資を迫る割には、コピーガードがちがちで使いづらかったり(HDDレコーダーの編集のし辛さは異常です)と、いろいろ面倒くさいシステムですが、HD画質で映画を提供してくれるという点では現在かなり有用な存在であることは間違いありません。

DVDとBlu-rayの過渡期である今だと公開が少し前の作品やマイナー作品であればDVD化はされてもBlu-ray化はされません。HD機材で撮ってある作品なら、HDで観たいのが人情です。PS3などでのDVDのアップコンバートもやはりアップコンバートでしかなく、画質に限界があります。


そんな時、例え今の地デジが1080iであったとしても、放送する映画の半分くらいはHD画質です。幾ら高品位のDVDでも所詮は480iなんですから画質の違いは明らかですとか思っていたら、今夏『バス男』(あんまりにも不幸な邦題です)こと『Napoleon Dynamite』がHDで放送されていました。

今買うならBlu-rayなんでしょうが、東芝のVARDIAに惹かれます。でもBlu-rayでも大して値段が変わらないのがまた悩ましいです。ただBlu-rayはメディアが高い。安くても一枚600円ほどはします。まとめて買えば安いですが2万円とか一気に払うのにはさすがに抵抗が拭えないです。

PS3のようにファームウェアのアップデートが確約されているようなハードであれば躊躇無く録画機を購入できますが、ダビング10も今後どうなるのか分からないような状況で、機種変の激しい家電ではいつまでアップデートが行われるのかどうかがまた気になってしまうので躊躇していまします。




ただそれ以上に悩ましいのは今の現状。レコーダーを買うお金はありますが、家にお金を入れていない立場からすると、そんなもの買うなら家にお金を入れてくれとの批判が出てきてもそれは至極正当で、どうあがいても正当化は不可能なので職を得てからじゃないと買えないという方がディレンマです。というか無職は世間的にも風当たり強いし。辛いなぁ。

02008年012月003日(水)インド人のカレー屋さん

2008-12-03 | 休み
今年の初め頃だったか、近所で長年空き店舗になっていたスナックの跡地に飲食店が入るとの噂を耳にしていました。段々とその噂が具体性を帯び始めて、どうやらカレー屋さんが入るとの話になってゆきました。そしてそのカレー屋さんはどうもインド人らしき人が経営するんじゃないだろうかという噂と目撃情報を聞いていました。

会社帰りの道すがらで、前から自転車の前カゴにガスコンロを積んで陽気な感じて自転車を見かけたのはそれからそんなに間を置かない頃でした。江東区なんかだとお隣さんは大体インド人なんでしょうが、僕の町辺りだとインド人の人とかはほぼ皆無のことなのでインド人とすれ違う機会もましてやインドなんかのエスニック料理屋も皆無です。



なのでそのインド人のカレー屋さんがオープンするのがとても楽しみでした。帰り道でお店の前を通り過ぎる度に、着々と、スナックの原型は大きく残しつつも、カレー屋さんが出来上がっていく様子にきっと美味しいカレーが出てくるんだろうとうっすらと期待しながら、毎日会社への往復をしていました。

そうこうしている内にカレー屋さんはいつの間にか開店していて、僕はやっぱりいけていなかったのですが、妹たちが一足先にそのカレー屋さんに行ったとのことで、「どうだった?」と聞いてみました。すると不味かったとの返答。ナンは冷凍で、カレーも美味しくなく、その上値段だけは都心並みということでした。

そんな評判を聞いてしばらくして、そっけなかったお店の外にいつの間にか値段の表示が出てきて、しばらくしないうちに「ランチメニューを始めました」のチラシが出てきて、段々と外のメニューの掲示が混沌としてきて、不定期な営業になって、会社を辞めた頃には当然というか、残念ながら空き店舗に戻っていました。