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良かったです。
2008年第12回日本ミステリー文学大賞新人賞受賞作品。
『プラ・バロック』結城充孝著。
誉田や東野には無いストーリーの組み立て方とすこし強引な感を
おぼえる登場人物の立ち回り方は読みすすめるほど面白みを増加
させます。
また、場面ごとの描写の斬新さは別の意味で引き込まれます。
誉田の姫川玲子、乃南の音道貴子同様、本作品にもクロハという
女性刑事が主人公。姫川や音道とは一味違った活躍を見せます。
イメージは黒木メイサを少し色白くしてもう少し和風な顔立ち
にした女性。(オイラの独断と偏見ですが・・・)
そんな女性を頭の片隅に置きながら、是非一気に読破ください。
面白いです。
ただし、印象は読む側で大きく異なります。あくまでオイラの
印象であり、全ての方が同様の印象を持たれるとは限りません。
あしからず。
面白かったです。
ちなみに前読の横溝著書は、志半ばでギブアップしました。
中学時代なら、言葉の意味も理解せぬまま、サクサク読んでいた
と思いますが、時代の流れを痛感するばかりでストーリーが
ぜんぜん頭の中に入って来ぬまま途中で閉じました。残念。