白鑞金’s 湖庵 アルコール・薬物依存/慢性うつ病

二代目タマとともに琵琶湖畔で暮らす。 アルコール・薬物依存症者。慢性うつ病者。日記・コラム。

Blog21・二代目タマ’s ライフ466

2025年02月07日 | 日記・エッセイ・コラム

二〇二五年二月七日(金)。

 

早朝(午前五時)。ピュリナワン(成猫用)とヒルズ(腸内バイオーム)の混合適量。

 

朝食(午前八時)。ピュリナワン(成猫用)とヒルズ(腸内バイオーム)の混合適量。

 

昼食(午後一時)。ピュリナワン(成猫用)とヒルズ(腸内バイオーム)の混合適量。

 

夕食(午後六時)。ピュリナワン(成猫用)とヒルズ(腸内バイオーム)の混合適量。

 

タマさん、猫の消化器官を整えるフード買い足してきたよ。

 

ありがとう。お外はどうだった?昨日の気象予報見てたらえらく冷えるようなこと言ってたけど。

 

あったかい服装で行ってきたからさほど気にはならなかったよ。

 

よかった。飼い主がもし倒れたりしたらタマの命にかかわるからね。

 

もっともなんだけ、ちょっと引っかかる言い方だな。

 

タマ言葉なんだ。

 

猫の罪はないってところか。でも何でちょっとしか引っかからないかっていうと比べてしまうからだってわかる?

 

どういうこと?

 

人間の食料品がますます値上がりしててね、飼い主はそっちのほうがずっしり体にこたえるってこと。

 

それならタマ思うんだけど「物価高」っていう犯罪はなんでないのかな。テレビで見たけど今や世界中でたくさんの人たちが心身の不調を訴えて病院通いしてるってのに。

 

それね、たまに国会議事堂に響き渡る「ますます複雑化する世界情勢がどうしたこうした」っていう無駄遣い丸出しの空っぽ発言が覆い隠してしまうわけなんだけど、同時に空っぽ発言自体の底なしぶりを利用して空っぽ発言に依存しまくる議員の無力の自爆吐露でもある。何かもっと考えないとね。

 

猫の手を貸してあげるよ無利子で。でなきゃタマの生涯がかかってる。

 

またちょっと引っかかったぞ。

 

黒猫繋がりの楽曲はノン・ジャンルな世界へ。FKAツイッグス。アルバム「LP1」の頃はとてもユーモラスな演出で好感を持って聴いたわけだがそんな中にもどこか痛々しさの欠片のようなものを漂わせてはいた。わざわざ大げさなまでに自分の顔面にべたべたペイントするだけでなくぐにゃぐにゃ変形させて見せるMVなど。けれども黒人アーティストの作品はジャズにせよブルースにせよヒップホップにせよまるでどこにも痛みのないようなものはない。かといって自虐性ばかりを売りにしてきたわけでは全然ない。それにしても今作はアルバムのアートワークからしておぞましいホラーさながら。ところが歌声は相変わらずFKAツイッグス。


Blog21・今日も刃を研ぐ音が

2025年02月07日 | 日記・エッセイ・コラム

改行がない。何一つ起こっていないように見える。ところがこれまで何かと起こってきた。思わず舌打ちしたくなってしまいそうな齟齬が、ずいぶんあったように思える。だから改行はなくていいのかもしれない。改行のなさのさなかでしか縷々浮き彫りにされないやりきれない生々しさ。その種の諦念の漂いの中にこうある。

 

「この家には、いい気分になれる人は一人しかいてはならない戒律のある家なんだろうか。夫がいい気分だと私の気分は暗澹たるものになる」(朝吹真理子「夕方の神様」『群像・3・P.32』講談社 二〇二五年)

 

かといって家父長制について論じているわけでもない。「私」は「外」を欲している。いや、もっと違うのだ、「家」というものがあるとすれば。少なくとも「私」は夫とこの家のための愛玩動物なのではない。だから働きに出ようと考えることはできるし実際に働いてもいるが職場は夫のいる「この家」の中だ。

 

しかしそもそも「家の外」と言いうる場所が今なおどこかにあると言えるだろうか。「日記」の増殖にもかかわらず、増殖すればするほど世界は追いかけてくるだけでなく追い抜いてもいく。ところが追い抜いたくせに決して離してはくれない。

 

「いま全世界で日記を書く人がふえているらしいですよ。同業の友人からのメールを読んで何か返事をしようとしていいねねむいしか浮かばない」(朝吹真理子「夕方の神様」『群像・3・P.32』講談社 二〇二五年)

 

「私」とその友人たちとの間にもはや違いが見あたらないようになってくる平板な日々を「神」は決済し得るのだろうか。


Blog21・アルコール依存症並びに遷延性(慢性)鬱病のリハビリについて1060

2025年02月07日 | 日記・エッセイ・コラム

アルコール依存症並びに遷延性(慢性)鬱病のリハビリについて。ブログ作成のほかに何か取り組んでいるかという質問に関します。

 

読書再開。といっても徐々に。

 

節約生活。

 

午前五時に飼い猫の早朝のご飯。

 

体操の後、エクスペリメンタルやインダストリアルを中心に飼い猫がリラックスできそうな作品リスト作成中。

 

Autechre「DekDre Scap B」

猫がオウテカを聴き始めて驚きを隠せずパソコン画面にまじまじと見入っていた頃に一度反応を示した曲。今回は二度目。グルルル音やゴロゴロ音、ランダムな金属加工音などが入り混じっていて収集のつきそうにない忙しそうな厨房を思わせるところも猫の食いつきがよかった。オウテカにすっかり慣れたあとの今回はもう遊びの合図になってしまっている。