ABE GUITARS

ギター・ウクレレ制作
フレット楽器全般 修理調整

Greven J 象牙サドル作成

2009年12月18日 | ナット・サドル作成・調整
象牙ナットを取り付けたグレーベン、サドルも象牙に変えてみることになりました。「象牙だからいい」という一般論では割り切れない要素も多いと感じていますので「必ずしも期待するような音質の向上があるかどうかはわからない」という不確実性の中での、ある種「賭け」でもあります(それ以前に「ネック作成そのもの」が大きな賭けでしたけど)。

ネック作成時に取り付けたサドルは牛骨製です↓


象牙の角材から切り出します


↓ぱっと見では素材はわかりにくいのですが、象牙に変わっています


全体的に音量が増し、音の分離もよくなった感じです。吉と出るか凶とでるか、結構緊迫しましたが、このギターには象牙が合うようです。

お問い合わせ ABE GUITARS
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする