モールドもようやく完成しましたので、作りかけのギターの制作を再開することとなりました。トップとバックはブレイシングを接着した状態で2年くらいそのままにしてありました。希望としては#14・15と一緒に完成させたかったのですが…怒涛の修理の嵐に飲み込まれてしまったわけです。
Dタイプで、トップはシトカスプルース、サイドバックはインディアンローズウッド、試奏用です。
バックのブレイシングは通常中央部が高くなっているのですが、中央を削り込んだ古いトーレスのギターを見てからは、それをヒントに中央部を削っています。その結果、よりフレキシブルは振動が得られるのではないか、というのが私の実感です。一方で、バックの振動は抑えた方がいい、という意見もあります。全体のバランスの中で考えるべき事柄なので、どちらがいい悪いといった、一律の、二者択一的な答えは無いと思います。或いは、答えは無数にある、と言った方がいいかもしれません。
Dタイプで、トップはシトカスプルース、サイドバックはインディアンローズウッド、試奏用です。
バックのブレイシングは通常中央部が高くなっているのですが、中央を削り込んだ古いトーレスのギターを見てからは、それをヒントに中央部を削っています。その結果、よりフレキシブルは振動が得られるのではないか、というのが私の実感です。一方で、バックの振動は抑えた方がいい、という意見もあります。全体のバランスの中で考えるべき事柄なので、どちらがいい悪いといった、一律の、二者択一的な答えは無いと思います。或いは、答えは無数にある、と言った方がいいかもしれません。