以前ご自身でフレット交換をされたそうですが、その際にできたフレット溝のチッピングを補修します。
ローズダストを盛り上げて、瞬間接着剤で固めます。
↑溝に入っているのは「テフロン」呼ばれる、接着されない特殊な樹脂です。そのため、溝に入ろうとする接着剤を防ぐことができます。
全てのスロットにチッピングが生じていました…
そして表面をクリーニングします。
お問い合わせ ABE GUITARS
ローズダストを盛り上げて、瞬間接着剤で固めます。
↑溝に入っているのは「テフロン」呼ばれる、接着されない特殊な樹脂です。そのため、溝に入ろうとする接着剤を防ぐことができます。
全てのスロットにチッピングが生じていました…
そして表面をクリーニングします。
お問い合わせ ABE GUITARS
サイドドット入れを忘れていました。#015同様に入れていきます。
位置決めをして
ドリルで穴開け
白蝶貝のドットを入れて、瞬間接着剤で固めます
ペーパーを当てて完了
ちなみにドットの径の大きさは、この#014が3/32"(約2.4ミリ)で#015は2ミリです。
お問い合わせ ABE GUITARS
位置決めをして
ドリルで穴開け
白蝶貝のドットを入れて、瞬間接着剤で固めます
ペーパーを当てて完了
ちなみにドットの径の大きさは、この#014が3/32"(約2.4ミリ)で#015は2ミリです。
お問い合わせ ABE GUITARS
ネック形状の指定がありましたので、そのサンプルにある程度まで近づけた段階で、ご本人立会いのもと、最終的なネックの成形を行いました。
ヒール部分も削り落とし
1フレットから12フレットまでの指板エッジにはスキャロップ加工を施すなど
細やかなご要望にお応えしました。
一番初めにサンプルのギターをお預かりして、ネックの厚みを測ったり型を取ったりしてはいたのですが、微妙なカーブなどは数値では割り切れず、また型通りやればよいというものでもありません。ネックの形状はプレイアビリティを左右する一番のファクターであり、お一人お一人の嗜好は千差万別ですので、立ち会っていただいて微妙なニュアンスを感じてもらいながら微調整するのが最善だと思います。オーダーの醍醐味ここに極まれり、というところでしょうか。
お問い合わせ ABE GUITARS
ヒール部分も削り落とし
1フレットから12フレットまでの指板エッジにはスキャロップ加工を施すなど
細やかなご要望にお応えしました。
一番初めにサンプルのギターをお預かりして、ネックの厚みを測ったり型を取ったりしてはいたのですが、微妙なカーブなどは数値では割り切れず、また型通りやればよいというものでもありません。ネックの形状はプレイアビリティを左右する一番のファクターであり、お一人お一人の嗜好は千差万別ですので、立ち会っていただいて微妙なニュアンスを感じてもらいながら微調整するのが最善だと思います。オーダーの醍醐味ここに極まれり、というところでしょうか。
お問い合わせ ABE GUITARS
フレットの溝をクリーニングして
溝の角を落とし
フレットを切って
打ち込んでいきます
フレットはダンロップの#6105(幅0.090")です。
エッジを削り落して
フレット入れ完了
お問い合わせ ABE GUITARS
溝の角を落とし
フレットを切って
打ち込んでいきます
フレットはダンロップの#6105(幅0.090")です。
エッジを削り落して
フレット入れ完了
お問い合わせ ABE GUITARS
フレット入れが終わったところで、ネックの成形をします。
ネックの形状は薄めのU字型、といった感じです。このギターは試奏用になるので、「この形状に」という指定はありません。形状は、最終的には個々人の嗜好性が一番重要なポイントなので、弾き手が特定された上で成形するのが一番の理想ではありますが、今回は完全に「私好み」です。違和感の無い握りに仕上げたつもりですが、「万人が万人納得する」ネックではないでしょうね。それは永遠に不可能です。
お問い合わせ ABE GUITARS
ネックの形状は薄めのU字型、といった感じです。このギターは試奏用になるので、「この形状に」という指定はありません。形状は、最終的には個々人の嗜好性が一番重要なポイントなので、弾き手が特定された上で成形するのが一番の理想ではありますが、今回は完全に「私好み」です。違和感の無い握りに仕上げたつもりですが、「万人が万人納得する」ネックではないでしょうね。それは永遠に不可能です。
お問い合わせ ABE GUITARS
フレット入れに入ります。
スロットのエッジには、バインディング貼付時の接着剤が固まっているので、ノコでクリーニングし
チッピング(欠け)を避けるために、スロットの角を落とします
フレットを切って
バインディングがあるので、エッジ部分のタング(足)を専用のニッパで切り
打ち込みます
ちなみにフレットはダンロップの#6190(幅0.084")です
エッジの処理をして完了
お問い合わせ ABE GUITARS
スロットのエッジには、バインディング貼付時の接着剤が固まっているので、ノコでクリーニングし
チッピング(欠け)を避けるために、スロットの角を落とします
フレットを切って
バインディングがあるので、エッジ部分のタング(足)を専用のニッパで切り
打ち込みます
ちなみにフレットはダンロップの#6190(幅0.084")です
エッジの処理をして完了
お問い合わせ ABE GUITARS