某雑誌(といってもボウリング雑誌は一誌しかないのですが^^;)にハンデキャップの付け方が不公平だとか、計算の基準が曖昧だとかの投稿がありました。それに反論したり独自の理論を展開したりと、数ヶ月にわたって論議がされています。某掲示板サイトでも盛り上がる話題です。老若男女一緒にプレイそして競技が出来るスポーツはボウリングやゴルフがありますが、やはりハンデは必要です。正当な権利だと思います。不正な操作がないという根本的な事に基づけばですけど。一般的なセンターリーグでは男女別ハンデや年齢ハンデを採用しています。その他に個人の力量に合わせたハンデが採用されるゲームもあります。
先日の大会でそのハンデが問題になったんです。今回の大会でのハンデは一つ前に行われた大会の結果に基づいたハンデが採用されていました。優勝したツレはHD9。お兄ちゃんはHD63、AちゃんはHD61、母はHD18でした。スクラッチ(ハンデを入れないスコア)ではAちゃんは一番下ですが、ハンデを入れるとツレ(お父さん)のスクラッチと一緒くらいになるのです。そこが面白いところなんですよ。ほぼ200点を基準にハンデが付けられるので、スクラッチで頑張ると良い順位になるのです。
で・・・・今回はお兄ちゃん頑張りました!HD63なのに191という高スコアを2ゲームもマークして一気に決勝シュートアウトに出場できたのです。予選6Gでのスコアはハンデ込み1296点。母はハンデ込みで1286ですから負けてます。男女別ですので決勝進出者数も変わりますが、二人で決勝に出場できて大喜びです。ツレとAちゃんは残念ながら敗退です。予選の途中で「あのスコアであのハンデは酷いよなぁ、勝てるわけ無いじゃん!」という会話が聞こえたのです。何でも60P以上持って居るのに190を打った人がいるとか・・・・・。後で考えればそれってお兄ちゃん?まあたまに「当たる」事があるんですよね。だから面白いんです。180前後のAvの選手がたまに200をアップするととたんにスコアが跳ね上がります。パーフェクトを出してもハンデで負けることもあり得ますから^^;
さて決勝1Gシュートアウトですがここでもお兄ちゃん頑張りました。170という高スコアをマーク、HD込みで233です。でも2P足らずに決勝ステップラダーへと進む事は出来ませんでした。でも総合4位という立派な成績です。母は177とちょっと低くて残念総合で6位です。Aちゃんは帰りの車中で機嫌が悪いので話を聞くとどうやらブービーメーカー(最下位)だったのが気に入らない様子。順位表を見直すとAちゃんの下にまだ8人もいます。「最下位じゃないよ」と教えてあげるととたんにご機嫌になりました。
今まで最年少出場者だったのが今回から年下の仲間が来てくれて「うれしい」って言ってます。男子の最年少はまだお兄ちゃん(13歳)なのでそれが残念ですね。どんどん大会に出て修行して貰いたいです。
相変わらずゲーム中の涙は健在のAちゃん。ギャラリーも知っているので「Aちゃん!がんばれ!」とコールがかかります。最終ゲームは160も出したのですから機嫌とスコアは比例しているようです。問題はメンタル面ということですね。難しいです。