三泊四日で関東・東海へ出かける事になりました。最初は勿論着物で出かける予定で準備を始めたのですが、気温が暑すぎて大変じゃないか?と言われて躊躇していたのです。
でも!今日になってやっぱり初志貫徹しようと思いました。出来るだけTPOに合う限り着物で生きて行こうと決意したのですから、頑張りたいなと、こうなると意地ですね。
意外だと言われたこともあるんですが、着物旅行の方が荷物が少ないのです。何しろ着物は小さく畳めるので荷物がコンパクトになる。また帯か着物のどちらかを二つ持てば印象が変わるので「毎日同じ」にならずに済むのも女性にはありがたいのです。最近リバーシブルの着物を手に入れたのでこれまた便利。ドレスコードに合わせて洋装は沢山必要ですが、着物は格の上げ下げが楽なのです。
足袋はお風呂のときに一緒に入って洗う。そのあとにバスタオルでくるんで踏む。そうしてから部屋に干すと一晩で乾きます。半襟は二枚付けて行って汚れたら外す。でも半襟もそんなに汚れないので二・三日は大丈夫。
今回はどうしても途中で洋装になるので、荷物が多いのですが仕方ないです。それでも着物は小さく畳んで隅っこにいれておけます。草履も平たいから邪魔じゃない。何より一番好きなことは長い移動時間に肩が凝らないこと。草履で足の指の間にある「つぼ」を押して解消できるのです。腰も痛くならない。冷房で冷えてもお腹周りは暖かいので体調を崩しにくい。(冬はその反対になりますね。)
着物に慣れると汚さないから気にならないし、雨も大丈夫なように化繊にするとかの工夫も出来ます。
着物だとレストランでも良い席をもらえたり、サービスがあったり、ラッキーも多いです。海外だとなおさらです。
最近のスーツケース(キャリー)のなかにも「和テイスト」なものもあって着物でも違和感なく持ち歩けます。うれしいです。でも着物バッグなるものはあまり使いません。便利には出来ているのでしょうが、小さく畳めるという点を見逃している。もっと小さく作ってくれればいいのに・・・と残念です。畳めない人にはいいかもしれませんけどね。
私の究極の裏ワザ。
帰りに疲れたら帯枕を外して角出し風にしてしまうこと。時間があればトイレに駆け込んで帯を半幅に変えます。最近はパウダールームも備えてあって着替えもできるので楽。お太鼓から半幅に変えて電車に乗ると楽です。家に帰るという最後の日のみですが・・・・・。
着物旅行。大丈夫です。