大震災の後から弊社の業務は停滞状態。東京電力の事業補償は入るものの、赤字はまぬがれません。その中で暴走老人が出たので、取締役としては見過ごせないと立ちあがり、退陣を要求。おかげで何故か自分が「代表取締役」になりました。出世双六的には「上がり」ですけど・・・・。実情は一番苦労する立場。
社長の報酬なんて言うのは、社員分を払った後に余った分でいいと思うのです。現場が一番優先だと思うのです。
でも、先の暴走老人は先取りタイプ。東電賠償金を見越して、月額報酬が法外な金額、接待交際費も独りで行動するには多すぎる金額。これはもうほおっておけないと決意。対決をすることになりました。
脳内メーカーで名前を入力すると性格が表示されるのですが、彼の場合は全部「金」・・・・これは納得。本当に金だけしか考えていない人。
現場の実情を無視しての暴挙を許しておける状況ではないのです。原子力事業は現在停滞中ですからね。親会社も生き残りをかけての事業計画を模索中なんですから、下請けとしては何とか細々とでもすがりついていかないといけない。
代表を解職させ、取締役も解任させ、これからは株式をどうするのかが問題。たぶんにこのまま黙って引き下がるとは思えないので、戦うしかない。
その分、力が湧いてきます。
勉強もして資格を取って業務に貢献できるように頑張らないと!
震災からもうすぐ二年。前を向いて生きていけるきっかけになれば、自分の生きがいやこれからの人生設計も考えなおす事になりそうです。
年末に気分を新たにするのは良いことですな。
ともかくは、社員とその家族の生活を守るため、頑張らないと!