隣町まで居住制限が解除されて一週間。大体40人ほどが戻ったとか。わが町は上水道を通すとのことで、少しずつ住めるようにという町の努力が感じられますが、一方で家屋は老朽化し解体を余儀なくされています。五年も放置すれば新築だった家でも中は散々です。地震の影響で傾いた古い家屋は、ほぼ片づけられ、更地になっています。もともと空き家だったところも更地になり、除染が入って綺麗になっています。ぽっかりとね。
で、我が家の所有するキャンピングカーをメーカーに見てもらい、新しいバッテリーをつなげば何とか走行は出来るかも・・・ということで、この段階から取材を始めることにしました。そう、このキャンカーを何とか動かして、熊本復興支援へと向かおう!というプロジェクトなんです。勿論色々な障害はあるでしょうね。スクリーニングをしなければならないだろうし、それでも放射能がー!っていう人はいるでしょう。県産の食品や物品の風評被害もまだありますしね。
このキャンカーは北米仕様でかなりでかい。よって避難の際には邪魔になるだろうと思って、使用しなかったんです。今となっては非常に悔やまれるんですけれどね。途中の早い段階で持ち出すことも検討しました。ところが置き場所がない。避難所ではダメだし、受け入れてくれた親せき宅にも駐車場はない。アパートは勿論ない。メーカー本社の駐車場もあるのですが、結局は放置することには変わりなく・・・・。そのまま五年経ってしまったというわけです。
いよいよ、バッテリーが届いたので、メーカースタッフと共に現地入りする、日程を調整中です。
果たして動くのか?!次回の報告を待たれよ!
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