気まぐれ猫と音楽だらけの暮らし

マイフェバレット満載!好きなことしかしない気まま気まぐれでもちょっとセンチメンタルな、お話ばかりですが、聞いて!

愛犬が虹の彼方に逝きました

2016-04-25 21:11:33 | 東日本大震災

 うちの子アンジーがですね。昨日虹の彼方にいってしまいました。えーと14歳かな。頑張った方だと思う。震災で避難した時においていかれ、知らない土地で暮らし、引っ越すこと数回。結構ストレスだったと思います。最後の引っ越しの後散歩にも行きたくないっていう状況になって、運動の為にとトレッドミルという犬用のランニングマシンも買ったんですけどね。なんだかあまり好きじゃないみたいで、それでも元気でご飯食べてたし、仕事の邪魔しながらも、一冬越して、元気に春を迎えたんです。あったかくなってきたなあっていうこの時期に、動かなくなった。寝たきりで起き上がろうとするも腰が崩れて立てない。あれ?という感じで、もう水も飲まず、ご飯も食べず、トイレもしなくて・・・。横になったままぜーぜーと息をしていて。まあ医者にも相談して、老衰ということで・・・・。と。

 お嬢が顎を膝に乗せて撫でていたら安心したかのように、呼吸が楽になって、そうやって二晩目に亡くなりました。人間がご飯食べてお風呂入ってさて今夜も看病するか・・・と。一日中はさすがに看てあげられていなかったんですけど、それでも一時間に一回くらいは見ていて。最後私が頭を撫でて声をかけると、もう目が虚ろで見えてない。水も飲めなくて舌がでちゃってて。で、がは!っと咳をしだしたんで、家族を大声で呼んで。そうしたらそれを待っていたかのように、ゆっくり呼吸が止まって・・・・・。

 ありがとう

 って、この言葉しかないです。いつもそうですけど、彼らには本当に癒されていて、与えてもらうばかりで、本当になんていうのかな。悲しいんだけどごめんねっていうよりありがとうって。そういう気持ちしかなくて。過去から何回もこういう経験をしているのに慣れたりはしませんね。慣れたらだめだろうけど。毎回辛い。じゃあ、ペットなんか飼うなっていう人もいるだろうけど、なんだろ。そういう考えにはならない。人間ってエゴの塊だね。自分だけかな。どんだけ彼らを苦しめたのかって考えちゃう。でも、彼らが居ないと人間は生きていられない。

 不思議。

 再開した時の笑顔。忘れない。

 もうだめだなって時に、元旦那に連絡して、会いに来ておいた方が良いよって言って、来てくれたみたいで。うん。それも良かったかな。マジでなんかあっという間で。本当に信じられなくて。でもまあ、どこかで覚悟していたんだけどやっぱりねー。ダメだわ。

 朝なんか普通にドアを開けておはよーって声をかけちゃった。爪のかちゃかちゃいう音を耳で探す。あれ?静かだなーまだ寝てるのか?と思ってみると・・・いないんだよね。あー。そうだった!って思う。こうなると仕事にならない。

 使ってた部屋を掃除する気力も湧かないので業者に来てもらうことにした。あー情けないなあ。

 友達も知人も心配してくれて。慰めようもないってまあねぇ。うん。ありがとう。大丈夫。

 東日本大震災で取り残されて、頑張って頑張って命をつないでくれて、勇気と生きる希望を持たせ続けてくれた天使。アンジーに感謝して、これからも生きていこう!と思う。

 熊本でもペットがいるからって外で寝泊まりしている人も多いみたい。とにかく疲労してしまわないうちに何とかして欲しい。何とかなりますように!


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