愛知ボラセンの活動予定⇩(更新日:2025.1.3)
NPO法人被災者応援愛知ボランティアセンターは、
観光庁からの「観観産第174号(平成29年7月28日)災害時のボランティアツアー実施に係る旅行業法上の取扱いについて(通知)」に基づき、被災地ボランティア活動を実施しております。
【次回のワンコイン・サポーターズ事務作業】
2025年1月25日(土)13時~ 東別院会館地下106教室
※予定分が終わり次第解散となります。
NPO法人被災者応援愛知ボランティアセンターは、
観光庁からの「観観産第174号(平成29年7月28日)災害時のボランティアツアー実施に係る旅行業法上の取扱いについて(通知)」に基づき、被災地ボランティア活動を実施しております。
【次回のワンコイン・サポーターズ事務作業】
2025年1月25日(土)13時~ 東別院会館地下106教室
※予定分が終わり次第解散となります。
こんにちは!!スタッフ田中です☆
先日、夏の活動報告をさせていただいた
【でらえぇ~友だちつぐっぺぇ笑顔プロジェクト】
次回開催(3月)へ向けて、スタッフの募集を開始します!!
でらえぇ=とってもいい(名古屋弁) 友だち つぐっぺぇ=つくろう(石巻弁)
この企画名は、東北と名古屋の学生が一緒に大切な時間や友だちを作ることができるように、と思いを込めて名古屋の学生たちが名付けました。
東日本大震災から5年半が経ちました。
世の中では“風化”とう言葉も耳にします。
でもどうでしょうか。
被災された方、被災した地域の復興は、5年半が経った今でも、まだまだこれからです。
親御さんを突然亡くし、心も時間か止まっている子どもたちがいます。
まだ仮設住宅に暮らしている方もいます。
復興住宅に移り住んでも、また1からのスタートです。
5年半の月日が経ち、様子は変わっても、まだまだこれからなんです。
前記事でもボランティアバスのことなど色々と更新していますが、
愛知ボランティアセンターがやるべきことや、出来ることにも変化はありますが、
愛知ボランティアセンターや、私たちスタッフには風化はありません。
でらえぇ~で出逢った東北の子どもたち。
子どもたちと言っても、間もなく大学を卒業する子もいます。
私にとっても妹や弟のような、とても大切な存在です。
なぜなら、でらえぇ~は心が繋がる活動だからです。
人と人が向き合うというのは、簡単そうですごく難しい。
被災していない私たちが、どれだけ想像しても、想っても彼女たちの苦しさはわからないかもしれない。
彼女たちの苦しい部分が見えたとき、とてつもない無力感にかられることがあります。
目の前にいるのに、何もできない苦しさとぶつかります。
でも名古屋の学生スタッフたちは、それを乗り越えるように、
東北の友だちと、そして自分と向き合っていきます。
それは“友だち”という言葉とはまた違うような、そんな繋がりを感じがします。
私たち大人には出来ないことが、“でらえぇ~”の活動にはあります。
下記要項でスタッフを募集します。
是非ご参加ください!!
また、ボランティアの皆さんも、どうか引き続き活動のサポートをよろしくお願いいたします。
でらえぇ~友だちつぐっぺぇ笑顔プロジェクト 要項
◇応募できる方
1)2016年4月1日現在で東海3県在住の中学1年生から大学4年生
2)2017年3月10日(金)夕方~12日(日)夕方まで、通して参加可能な方
3)ミーティングに参加できる方
※スケジュールは後日お知らせします。出来るだけご参加いただけるよう調整してください。 ※3月11日に東北の子どもたちが来名することになります。日程については色々議論はありましたが、名古屋で過ごしてもいい、過ごしたいという方もいらっしゃいます。逆に日程的に参加出来ないという方もいらっしゃいます。ご家族で話し合ってのご参加を呼びかけます。ご理解ください。
※試験などで、欠席する場合は事前に連絡いただければ大丈夫です。
※第一回ミーティングは11/6(日)13:00~東別院にて予定しています。
名古屋学生スタッフ:企画主体者
大人サポートスタッフ:学生のサポート
名古屋サポートスタッフ:当日の参加が出来なったり、なかなか会議に参加できないけれど応援したいメンバー(※これまで参加したことのある方のみ)
◇宿泊・活動場所 真宗大谷派名古屋別院
◇費用 学生5,000円程度 (食事代・宿泊費など)
大人10,000円程度
◇申込〆切 2016年10月23日(日)
※お申込みが殺到した場合、期限前に締め切ることがございます。ご了承ください。
スタッフのお申込みはこちらから→
http://aichiborasen.org/2017spring_deraee9
こんにちは。スタッフ田中です。
先日開催した、「第8回でらえぇ~友だちつぐっぺぇ笑顔プロジェクト」のご報告をさせていただきます。
※今回は報告会の開催はありません。
大変遅くなってしまいましたが、ご一読いただけると幸いです^^
第8回目の開催となった今回は、少し体制を変えてスタートしました!
■名古屋学生スタッフ:企画主体者
■大人サポートスタッフ:学生のサポート
に加え、当日の参加が出来なったり、なかなか会議に参加できないけれど応援したいメンバーを
■名古屋サポートスタッフ(※これまで参加したことのある方のみ)
として迎え、総勢26人で企画を作っていきました!!
参加してくれる東北の子たちは、どんな気持ちで応募してくれたのだろう?
きっと最初は緊張すると思うから、こんな企画があるといいんじゃないかな?
と、東北の子のことを想像しながら、みんなで一生懸命進めていきました。
ここからは、実行委員にバトンタッチします☆
今回は下記図のスケジュールで交流を行っていきました。
★1日目
名古屋から夜行バスで石巻まで向かいました!!楽しみな気持ちと、緊張と、、、ドキドキしながらの出発でした。
名古屋サポートメンバーもお見送りに駆け付けてくれました!
3日間みんなで過ごす『民宿めぐろ』に到着し、東北の子が到着するまで、最終確認をしたり、お出迎えのリハーサルをして、今か今かと待っていました。
東北の子たちを乗せたバスが見えてきたら、手作りののぼりを大きく振ってみんなでお出迎え。
東北の子たちもバスの中から笑顔で手を振ってくれました。
少し照れた様子で降りてきたところで、名古屋学生から「ようこそ でらえぇへ!」の元気な掛け声でスタートしました。
【自己他己紹介】
いきなりみんなの前で自己紹介をするのって恥ずかしいんじゃないかな?という意見から、
まずは4、5人のグループで共通のお題について自己紹介をし合い、その後みんなの前で同じグループの友達が自分のことを紹介してくれるという方法で行いました!!
先にグループで話し合ったことで、お互いの距離感が縮まり、硬い表情をしていた子もグループの仲間の発表時には笑顔が見えました。
お題は、 「今一番ハマっている事や夢中になっている事は?」や「好きな給食のメニューは?」など、その子その子の好みや性格が見えるようなものを、お菓子のキットカットのパッケージ裏に書き、くじを引いた後もお菓子を食べながらのアットホームな雰囲気をつくることが出来ました。
また、それぞれの顔写真が載った自己紹介ボードも用意し、一緒に過ごした3日間、お互いの見つけた情報をボードいっぱいに書き込んでいきました。
【オセロゲーム】
直径30㎝と、直径1mの段ボールで作った大きなオセロをひたすらひっくり返し、枚数が多い方が勝ち!と言う、単純明解で体を動かすゲームです。
常 に自分達の色に変え続けなければならず、みんなが休むヒマがなく動き続ける状態、動きながらチームごとに違う作戦を立てたり指示を出したり、小学生でも ルールが分かりやすくみんながゲームに入り込め、距離がグッと縮まった交流になりました。自然に名前で呼びあえて指示を出したり出来ていて、次回もまたやりたいと思える様なゲームになりました。
前半2分、後半3分というゲーム時間を設定していましたが、これがなかなかの体力勝負!
「まだあと1分もあるの~?もう動けな~い!」など悲鳴に近い声があったりして…
夢中でオセロゲームをした後、みんな一様に足が筋肉痛と言う…翌日まで続きました(笑)
笑える結果も楽しかったりしました。
【花火】
手持ちの大きな線香花火が好評でした!
想定よりも手持ちの花火が大好評で、打ち上げ花火や噴き出し花火が残ってしまうほど。
みんなが同じ花火に同時に火をつけ「ねぇねぇ、写真撮って」と並ぶ姿がとても可愛らしく子供らしくて、みんなで一緒に同じ物を楽しみたいのかなぁと感じました。
夕食前後から、距離が近くなったかな?と感じた子たちが、花火でもずっと一緒にいて、言葉は少なくとも大事な時間を過ごしているなと感じました。
打ち上げ花火が上がると、同時に歓声も上がり、子どもたちの笑顔を見て嬉しく思いました。
岡崎の花火師さんが子供たちが見て楽しめる様にと華やかなのを選んでくださったものでした。
毎年、花火でみんなが楽しめる様にと、サービスしてくださったり、オススメを選んでくださいます。たくさんの方に支えられ、みんなの応援の想いが詰まっています。本当に感謝です。
★2日目
【でらえぇ〜麺作り】
みんなで冷やし中華を麺から作ろう!との発案から、でらえぇ〜でオリジナル麺、“でらえぇ〜麺”を粉からコネコネして作りました!
作る過程からお昼御飯までを楽しもうとの意図から、あえて出来上がり審査は設けませんでした。
イチニイチニと声をかけながら生地をこね踏んだり、オクラを切ったり、トマトを切ったり、麺を切ったり、まるで兄弟の様にも見えました。
小学生女子コンビは常に隣り合わせで「もう4年生だからできるもん。家庭科の時間に包丁使った事あるもん」と進んで野菜を切ったり、麺を踏んだり姉妹のよう。
初めて包丁を握った小学生男子は大学生に見守られながらひとつひとつ真剣に。
そして久しぶりに参加した高校生は、歳の近い女の子とお話しながら、少しずつみんなに馴染んでいる雰囲気がありました。
おとなしいながらも参加者みんなの声や仕草に目を向けたり、耳を傾けていたりといった仕草が、写真を撮っていて目に留まりました。
お昼にはそれぞれの班で、でらえぇー麺を作った過程の話や出来栄え、手作りダレの味を楽しみながら、和やかな時間を過ごしました。
【特製でらえぇ~トランプでの神経衰弱】
名前と顔を覚えられるようにと、参加者の名前と顔写真がそれぞれ書かれた特性巨大トランプを作成しました。
自己他己紹介と同じグループで、チーム対抗での神経衰弱!
若いから記憶力もあって、簡単に当ててしまうと思っていましたが、意外にも…何度も同じカードをめくってしまったりして難易度が高かったようです。
さっき出たやつだ!あっちにあったよね??と、グループ内での話し合いも増えてコミュニケーションもたくさんとれました。
自然と大きな歓声が出て大変盛り上がりました!
特に小学生は、自分のカードが出ると欲しくてたまらなかったらしく、「これは僕のカード!私のカード!取らないで~」といった感じで身を乗り出す様な格好で全力で取りにいってました!!
自分のカードが取れると満面の笑み!
他の人に取られてしまうと自ら獲得したトランプと交換してまでほしいと他のグループに交渉していました。
グループとグループの間でも、情報戦を仕掛けたりして、グループを越えて自然に会話が沢山生まれていた事は、
お互いを知るより良いコミュニケーションを図れた様に思いました。
名古屋メンバーの一人に似てると言うことで用意したjokerの間寛平さんのカードが笑いを取るのにひと役かい、終始和やかな雰囲気、時折歓声が湧くとてもいい雰囲気の中で行われました。
【水鉄砲】
夏のでらえぇ~では毎年恒例の水鉄砲対決!!
毎年ルールは違いますが、今年ももちろんやりました!!
各チームで色違いのハチマキを巻き、頭に3本の金魚すくいのポイを挟み(チームボスは5本もつけました)、制限時間内に水鉄砲を撃ち合い、破れなかったポイがたくさん残っているチームの勝ち!!
お互いに遠慮なく水を掛け合い、思いっきり走り回ることによって、緊張感やストレスなどを払拭しました。
仲間チーム内で敵の後ろに回り込んで撃とうとか、敵が来るのを待ち構えようなどの作戦立てたり、敵で打ち合って盛り上がったり、
小学生が特大のライフルを担いでたり、大人が手のひらサイズの水鉄砲だったり、
自分もこの時は子供たちと同じ目線になろうと思い、小学生でも女の子でも、全力で撃ちにいきました。
子供たちも、すっごく楽しそうに笑顔で撃って来てくれて、大人子供関係なく遠慮なく打ち合ってお互いにはしゃげて、
夏の風物詩らしく外で子供たちの声が心地よく響いていました。
蝉の声と共に子供たちの声が響く、これほど夏らしい、楽しい風景は無いなとふと思った瞬間でした。
そして、撃ち合いが終わるころには全員お揃いで着ていたでらえぇオリジナルTシャツはビショビショに…。
順位が決まり、それぞれのチームにはサポートスタッフが名古屋で手作りしてくれたご褒美のメダルが渡されました。そのメダルを見て、「わぁ~かわいいメダル!すごーい手作りなんだ」と喜んでくれました。
水鉄砲後に撮った集合写真の笑顔には、チーム順位関係なく、楽しいみんなの気持ちがよく表れている様に感じました。
【スイカ割り】
大勢集まった時にしかなかなかできないスイカ割りなので、楽しみにしていた子も多く、「今からスイカ割りをやりまーす!」の声に「やった!やった~!」と集まってきてくれて夏を視覚と味覚で楽しみました!
スイカを抱っこしての重さ当てクイズでは、初めて丸ごと1個のスイカを持ったという子もいて、「うわ、何キロか全然わからない」と言っていましたが、なんと、ピタリ当てたのは東北の大学生。
その後小学生を中心にスイカ割りをしました。
みんなで周りから声をかけて誘導しました。
面白がってウソの誘導する人『私』(笑)
命中してもなかなか割れず、何回もチャレンジして割ろうと試みる小学生。
失敗してもあきらめず、何度でもチャレンジして割ろうとする姿に前向きな気持ちを感じれてうれしく思いました。
スイカに亀裂が入ったところで終了!東北学生のお姉さんがちびっこに切り分けていて、冷たいスイカをみんなで美味しくいただきました。
【2日目の夜は食事後にカラオケ大会!】
スタートは名古屋学生がリードして流行りの曲パーフェクトヒューマンでダンスを交えて歌い盛り上げ、初参加の名古屋大人スタッフも持ち歌を披露、
名古屋&東北の女子学生は、東北学生のリピーターさんがみんなで一緒に歌える曲をと、世界に一つだけの花を選択…その場に居た全員みんなで歌いまし た。
すると、これから就職活動などででらえぇの参加は今回が最後かもしれないという東北学生の子は、これまでのでらえぇで出会った仲間の事や、大好きなでらえぇで過ごした時間を思い出して涙を流しました。それに気付いた名古屋学生たちはそっと側に寄り、肩を組み、一緒に涙しながら歌うという場面がありました。
この時、東北学生も名古屋学生もそして大人も、それぞれがお互いに“特別なOnly One”の存在である事を感じたのではないでしょうか。
小学生が入れる曲をもう少し入れても良かったかなと思いましたが、高校生大学生を中心にちびっこも混じりながら、短いながらも楽しいカラオケ大会でし た。
【語る会】 ※個人情報につながってしまうためなかなか内容を鮮明にお伝えできません。申し訳ありません。
みんなで思いっきり遊んだあと、最終日の夜に「語る会」というものをいつも行っています。
でらえぇ~の様々な企画の中で最も大切だと言える時間です。
東北の学生と名古屋の学生が交互に輪になって座り、自分の中の気持ちと、お互いの気持ちに真剣に向き合う時間です。
無理に話さなくてもいい。話したくなった時に話せばいい。聞いているのが辛くなったら出て行ってもいい。自分の話したいことを素直な気持ちを話してほしい。
そのことをみんなで確認し始まります。
例え話すことができなくても、全員がお互いの気持ちを一生懸命受け止めようという姿勢になっているその場、時間を共有することが大切だと思っています。
今回は、宿泊室の一つで行ったからなのか、いつもよりみんなとの距離が近く感じられました。
東北の学生も、名古屋の学生も、一生懸命自分の中にある気持ちを話してくれました。
いつもは違う部屋で遊んでいて語る会に参加しない小学生たちも、ほんの少しだけ語る会に参加してくれました。
そして、「ずっとでらえぇ~に参加したい。私が死んじゃうまでずっと続けてくれる?」と言ってくれました。すると、隣にいた東北の学生は、「一生ってことは、でらえぇ~の皆って家族みたいだね。」と言ってくれたのです。
東北の学生がどれほどでらえぇ~という場を、でらえぇ~の友だちのことを必要だと思ってくれているかが伝わってくる、とても幸せな時間でした。
今回で語る会は8回目になりましたが、語る会の話してくれる形、内容、雰囲気などは、少しずつ変わってきているように感じます。
今回は、対話のような形で進んでいきましたが、そうでなければ話したかったことを話せなかった、と後で言ってくれた東北の学生がいました。
一方で、話している途中で気持ちが溢れてしまった東北の学生の背中を隣でさする名古屋の学生もいて、
お互いに支え合いながら語る会という繊細な時間を共有しているということは変わらないんだな、とも思いました。
語る会の後は、またウノやトランプが大好きな小学生たちと遊ぶ学生もいれば、
外で十八成の星空を眺めながらお話をする学生もいて、思い思いに最後の夜を過ごしました。
いつもと少し形が違ったとしても、東北も名古屋も関係なく、お互いの気持ちを強く結びつける語る会になったと思います。
3日目
いよいよ最終日。仲良くなった友だちと、もうすぐお別れです。
【寄せ書き】
今までは名古屋学生がサプライズで用意していたメッセージ寄せ書き。
でもきっと東北の子から東北の子へも贈りたいメッセージはあるよね、そんな話し合いから、今回はあえて同じ部屋の中で全員が、色紙へのメッセージを書きました。
色紙は、学生スタッフと名古屋サポートメンバーが事前に作成し、同じものは1つもない特別な色紙になりました。
【昼食、石巻橋通りコモン】
震災で被災された方や、ボランティアがきっかけで出店されている方々が集まって形成されている石巻橋通りコモン。
お店の方々の想いが詰まった名物の石巻焼きそばや、フレンチトーストなどをみんなでシェアしながら、コンテナハウスにて食事しました。
空き時間には、のんびりとカードゲームをしたり雑談したり、写真を撮ったりと思い思いの時間も過ごしました。
全員で過ごすのはここが最後なので、時間の使い方に悩みました。企画を考えようか否か、最終的には、あえて何もせず、
それぞれがお別れの時間まで自由に友だちと過ごすことにしました。
ただ一点、コモンでのみんなで一緒に写真撮影がなかった部分は大反省でした。
大勢でお邪魔したにもかかわらず、割引してくれたりと、コモンの方々からの手厚いご対応やお気遣に感謝でした。
今回参加してくれた東北の学生は、全員リピーターと言われる2回目の参加以上の子でした。
3年前にでらえぇに参加してから、本当はずっと参加したいと思っていたけれど、高校3年間は部活を一生懸命がんばろうと決めていたので来られなかった。
だから、今回はどうしても行きたくてお母さんに無理を言って、
「帰ったらお盆で親戚が集まる時忙しいお母さんの手伝いをする事、進学のことも怠らずする」約束で参加したという女子高校生もいました。
家業を継ぐための大学へ進む事を決意した男子高校生もいました。
夢の職業につくために大学での実習や授業、就活をひかえていて今回のでらえぇが最後の参加になるかもしれないと言話してくれた大学生もいました。
夜の自由時間に、今回は都合で参加できなかったけれど過去にでらえぇメンバーであった名古屋学生の子に、ラインのビデオ通話をかけてみんなの様子を見せながら「こっちは楽しいよ~」と仲良く長距離電話をしていた子もいました。
でらえぇが終わって名残惜しかったのか、帰り道の車内から、大人スタッフの携帯に電話をかけてきて「今どこ?何してる?今度はいつ会えるの?また会える?」など他愛のない会話を延々と2時間話し続けた子もいました。
年齢は違っても、それぞれにでらえぇという活動が大好きで、そこで待っていてくれる名古屋の学生に会いたくて参加してくれています。
東北の子たちにとって、でらえぇで過ごす時間は、年齢や環境は違ってもそれぞれに、でらえぇを大切な場所として想ってくれていることが伝わってきます。
今回のでらえぇ~友だちつぐっぺぇプロジェクトを通じ、
たとえ遠く離れていてもこれからも繋がっていたい、またでらえぇ友だちに会いに来たい、
と思ってもらえるような心の繋がりが出来ていたら嬉しいなと思います。
最後になりましたが、この活動が続けられるのは、サポートや応援してくださる皆さんがいてこそです。
差し入れをくださった方、お見送りやお出迎えに駆け付けて下った方、出発準備(備品)をしてくださった方、
声をかけてくださった方、、、本当にたくさんのサポートがあってはじめてこの活動が続けられます。
本当にありがとうございます。
間もなく3月の第9回の開催に向けメンバーの募集を開始します。
引き続きお力添えいただけると幸いです。
こんばんは!!スタッフ田中です。
愛知ボランティアセンターは、2011年3月以来、被災者応援活動を続けています。
被災地ボランティアの回数は2016年1月末で152回、参加者はのべ8,500人を超えました。
参加者は7歳~80歳!!
最近では、その中でも学生さんの参加が目立ちます。
「学生の私たちにもできることがきっとあるから」
「ちゃんと自分の目で見たい」
「少しでも力になれたら」
学生たちは被災地ボランティア活動から帰ると、次は友だちを誘いまたボランティア活動に参加しています。
そんな愛知の学生たちが、2012年から続けている大切な活動が「でらえぇ~友だちつぐっぺぇ ~ 笑顔プロジェクト」です。
東日本大震災でお父さんお母さんを亡くした子どもたち同士が、誰にも話すことのできなかった想いや悩みなどを話せるような
場所や友だちを作るお手伝いをしています。
2012年から3月に名古屋、8月に石巻で開催しているこの活動は、この夏、第8回目を迎えます!!
「でらえぇ~友だちつぐっぺぇ ~ 笑顔プロジェクト」は、愛知ボランティアセンターの学生たちにしか作ることのできない特別な2泊3日です。
こんにちは!前回第7回の実行委員長を務めさせていただいた加藤みのりです!!
でらえぇ=とってもいい(名古屋弁)
友だち
つぐっぺぇ=つくろう(石巻弁)
この企画名は、東北と名古屋の学生が一緒に大切な時間や友だちを作ろう!と考えつけました。
たくさんの楽しいゲームや、身体を動かす運動など、おもいっきり遊んだあと、
最終日の夜に、「語る会」をおこないます。
この活動の中で、最も大切にしている時間です。
今までに、東北の学生が震災当時の思い、お父さん・お母さんへの想い、今抱えている思い、心境の変化など、
長い時間自分の心の中にしまい込んでいた思いを話してくれる子がいました。
東北のみんなが話してくれる言葉一つ一つに耳を傾け、
全員で話をしてくれる子の気持ちに自分のできる限りできることとして寄り添い続けると同時に、
私でも何か力になれることがあるのなら、みんなで一緒に支えあっていきたいと思いました。
普段なかなか言えないことを話してくれるということはとても緊張しますし、勇気が必要だと思います。
そんな大切なことを話してくれるのは、でらえぇ~で出逢った友だちだからではないでしょうか。
これまでの第1回~第7回に参加してくれた、
多くの東北と名古屋の学生がでらえぇ~友だちとして繋がってきたように、これからも活動を続けていきたいと思います。
第8回でらえぇ~友だちつぐっぺぇ笑顔プロジェクトの開催が決まりました!!
東北の学生たちが心の底から、おもいっきり楽しく遊べるゲームを考えたり、
東日本大震災について勉強したり、
みんながビックリするような食事を考えたり・・・・
一緒に準備を行ってくれる実行委員を大募集します!!
◇応募できる方
1)2016年4月1日現在で東海3県在住の中学1年生から大学4年生
2)2016年8月5日(金)夕方~9日(月)朝まで、通して参加可能な方
※道中バス2泊、現地宿2泊
3)会議に参加できる方
※会議スケジュールは後日お知らせします。出来るだけご参加いただけるよう調整してください。
※試験などで、欠席する場合は事前に連絡してください。
※第一回会議は6/12(日)13:00~東別院にて予定しています。
[学生実行委員]
◇費用 25,000円程度 (食事代・交通費など)
◇申込〆切 2016年6月9日(木)
◇募集人数約 20人 ※定員に達した場合、期限前に締め切ることがございます。
[大人スタッフ]
◇費用 30,000円程度 (食事代・交通費など)
◇申込〆切 2016年6月9日(木)
◇募集人数 約10人 ※定員に達した場合、期限前に締め切ることがございます。
応募方法 下記応募フォームより必要事項を入力してご応募ください
http://aichiborasen.org/2016summer_deraee
こんばんわ!
第7回でらえぇ~友だちつぐっぺぇ笑顔プロジェクトの実行委員長を務めさせていただいた加藤みのりです。
ご連絡が遅くなり申し訳ありません。
第7回のでらえぇ~も2泊3日の短い間でしたが、それだけでは終わらず、
これからも続いていく友だちの繋がりを広げることができたと思います。
第7回でらえぇ~がスタートし、東北のみんなと共に過ごした当日まで温かく見守り、
サポートしてくださったみなさん、本当にありがとうございました。
さて、この活動を今よりも多くの方に知っていただくため、
また今回の「でらえぇ~」の活動報告とお礼をお伝えするために、報告会を開催いたします。
日時と場所は以下のとおりです。
第7回でらえぇ~友だちつぐっぺぇ笑顔プロジェクト活動報告会
5月29日(日)
東別院会館 第2教室 13時~
直接、学生たちの生の声をこの機会にお届けできたらと思います。
いつもでらえぇ~を応援してくださる方々、
でらえぇ~ってなんだろう?と思っている方、
現地ボランティアやエールの活動に参加されたことのある方など、どなたでもご参加いただけます!
ぜひご家族やお友だちと一緒にご参加ください!!
お待ちしています( ^ ^ )
第7回でらえぇ~友だちつぐっぺぇ笑顔プロジェクト始動!!実行委員募集
こんにちは。スタッフ田中です。
愛知ボランティアセンターは、2011年3月以来、宮城県石巻市での被災地ボランティアと、震災でお父さんお母さんを亡くした子どもたちへの応援活動を続けています。
被災地ボランティアの回数は2015年9月末で146回、参加者はのべ8,800人を超えました。
「学生の私たちにもできることがきっとあるから」とたくさんの学生が参加しています。
学生たちは被災地ボランティア活動から帰ると、次は友だちを誘いまたボランティア活動に参加しています。
そんな愛知の学生たちが、2012年から続けている大切な活動があります。
それが「でらえぇ~友だちつぐっぺぇ ~ 笑顔プロジェクト」です。
震災以降、愛知に住む私たちが出来ることを探しながら様々な活動を続けていく中で、
“お父さんお母さんを亡くした皆さん同士が仲良くなり、日頃抱えている想いや悩みなどを話せるような人間関係を深めることはとても大切なことなのではないだろうか”、
そしてそれを同じ世代の愛知の学生がサポートして、東北と愛知の学生がみんなで仲良くなり、
一生の友だちになれればと考え、2012年から3月に名古屋で、8月に石巻で、年に2回開催しています。
このプロジェクトは、ワンコインサポーターズという活動を続けてきた
愛知ボランティアセンターにしか作ることのできない特別な企画です。
第7回の実行委員のみのりちゃんにバトンタッチします!!
こんばんは!
「でらえぇ~」=とってもいい(名古屋弁)
「友だちを」(標準語)
「つぐっぺぇ」=作ろう(石巻弁)
「愛知と東北のみんなの心がつながり笑顔でいっぱいになるように」
という想いを込めて名づけたプロジェクトの第7回の実行委員の加藤みのりです。
東日本大震災では、1,778人もの子どもたちがお父さん、お母さんを亡くしてしまいました。
1,778人というとても多い人数ですが、一学年にすると約85人しかいません。
つまり同じ境遇の子どもたちが同じ学校・クラスで友だちだという可能性はきわめて低いということになります。
私は第3回から「でらえぇ~」参加しています。
プロジェクト最終日の夜に行う「語る会」。
東北の学生と名古屋の学生が輪になり、自分の気持ちを素直に吐き出すことができる場所です。
学生たちが日ごろ心の中にしまい込んでいる想いと向き合う最も繊細で大切にしている時間です。
その語る会で私は、親を突然失った学生たちが、寂しい思いや、不安などを抱えていることを知りました。
友達に話しても同情しか得られないのではないか、とか困らせてしまうのではないか、
などと考え、誰にも相談することができないと話してくれた子がいました。
お父さんやお母さんの頑張っている姿を見て、自分ももっと頑張らなくてはいけないという気持ちが強くなり
誰にも弱音を吐けないと話してくれた子もいました。
いつもは自分の気持ちを吐き出すことができなくても、「語る会」という場所だからこそ、私たちの前だからこそ、伝えてくれることがありました。
このプロジェクトを続けていく中で、
同じ境遇の子たちが出会い、自分の中にしまいこんでいる気持ちを吐き出すことができる『友だち』の輪を広げるためにも
「でらえぇ~」というプロジェクトが必要なのだと強く感じました。
私は、このプロジェクトを通じ、大切な友だちに出逢いました。
震災が起きたこと、そして今も悲しみや苦しみを心に閉じ込めている学生がいることを忘れません。
私は震災が起きたこと、そして今も悲しみや苦しみを心に閉じ込めている学生がいることを忘れません。
だから、みんながお互いの気持ちと真剣に向き合って話しが出来る場所を作り続けていきたいと思っています。
「でらえぇ~」を通じて出逢った友だちが、一生繋がっていける友だちになりますように。
12月から【第7回でらえぇ~友だちつぐっぺぇ笑顔プロジェクト】が始まります!
そこで!!
私たちと一緒に活動を作っていく学生スタッフと大人スタッフを募集します!
一緒にでらえぇ~友だちの輪を広げませんか?
会議では、
でらえぇ~友だちになら話せることがあるのではないかと考え、
お互いの名前を覚えられるような企画や、一緒に料理を作ったりと楽しい企画を考えたり、
でらえぇ~で大切にしている「語る会」について話し合ったり、、、実行委員みんなでプログラムを考えていきます。
一人でも多くの仲間と応援を続けていきたいです。
どうぞよろしくお願いします。
◇応募できる方
1)2016年3月11日現在で東海3県在住の中学1年生から大学4年生
2)震災孤児遺児の皆さんが来名する2016年3月12日(土)朝~13日(日)夕方まで、通して宿泊を含めて参加可能な方
3)会議に参加できる方
※会議には出来るだけ参加するようお願いします。
※試験などで、欠席する場合は事前に連絡してください。
※また、会議に参加したいけれど、いろいろな都合であまり参加できないと分かっている場合はご相談お願いします。
〔会議スケジュール〕
日にち 時間 場所
12月6日(日) 13:00~16:30 東別院 和室
12月13日(日) 13:00~16:30 ナディアパーク(予定)
12月20日(日) 13:00~16:30 東別院 和室
(12月27日、1月3日 はお休みです)
1月10日(日) 13:00~16:30 東別院 和室
1月17日(日) 13:00~16:30 東別院 和室
1月24日(日) 13:00~16:30 東別院 和室
1月31日(日) 13:00~16:30 東別院 和室
2月7日(日) 13:00~16:30 東別院 和室
2月14日(日) 13:00~16:30 東別院 和室
2月21日(日) 13:00~16:30 東別院 和室
2月28日(日) 13:00~16:30 ナディアパーク(予定)
3月6日(日) 13:00~16:30 東別院 和室
以上の条件をともに満たす方
◇費用 5,000円程度 (食事代・交通費など)
◇申込〆切 2015年11月30日
◇募集人員 約20人
◇応募方法 下記応募フォームより必要事項を入力してご応募ください
「でらえぇ~」は名古屋弁で「とってもいい」、「つぐっぺぇ」は石巻弁で「つくろう」の意味です。
愛知の子どもたちも東北の子どもたちも今からワクワクドキドキがとまらないのではと、思っています。
同じ世代の学生たちが、集まり交流する。
同じ世代でしか話せないことを語り合う。
大声で笑ったり、泣いたりを共有できる「仲間」がいる。
「『でらえぇ~』がなければ、震災で父を亡くしたという事実に、私は一生向き合うことができなかったかもしれません。
一生、震災について悩んでいたかもしれません。
私が今こうして前を向いて生きていこうと思えるのは間違いなく『でらえぇ~』があるからです」
(東北 大学生)
東日本大震災でお父さんお母さんを亡くしてしまった子どもたちは1,772人。とても多くの子どもたちが、大切なお父さんお母さんを亡くしています。
しかし、1学年あたりで計算すると、その人数は約85人。
子どもたちは同じ地域に固まって住んでいるわけではありません。なので、同じ学校やクラスに同じような境遇の子がいて、友達になれるという可能性はとても低いのです。
身近に同じような境遇の子がいないということは、どんなに寂しくても、辛くても、その気持ちを打ち明けられる関係がほとんどないということでもあります。
自分の気持ちを話したら、大切な友達に気を遣わせてしまうのではないか、同情しか得られないのではないかと恐れ、気持ちを心にしまってしまう子どもたちもいるのです。
「でらえぇ~友だちつぐっぺぇ 笑顔プロジェクト」とは、
同じような境遇を持つ子どもたち同士が出会い、本気で泣き、笑い、同情などではなく本当に深い部分で気持ちを分かち合える関係を作るために、同世代の愛知の子どもたち(中学生~大学生)がサポートし寄り添うプロジェクトです。
1泊2日、もしくは2泊3日を東北の子どもたちと愛知の子どもたちが共に過ごします。
昼間にゲームなどで大声で笑い、遊び、交流を楽しんだ後、最終日前日の夜に「語る会」という会を行い、自分の胸の内にある想いを学生たちだけで語り合います。
この時間に多くの東北の子どもたちが、震災の記憶や現在の苦しみや不安、長い間飲み込んできた思いを、勇気を出して話してくれます。
名古屋の子どもたちはそれに静かに耳を傾けます。
また、たとえ震災は関係なくとも、自分自身の悩みや苦しみを語る名古屋の学生もいます。
誰でも、どんなことでも話していい、話したくなかったら話さなくてもいい、話を聞きたくなかったら退室してもいい、「語る会」はみんなが自分の感情に素直に動くことが許される、とても大切で繊細な時間なのです。
「でらえぇ~」が初めて開催されたのは2013年3月。最初はこのプロジェクトを行うことで、震災の辛い記憶を引き戻してしまうのではないかという不安や、そもそもこのプロジェクトを行うことが正解なのかさえ分からず、全て想像と手探り状態のところから始まりました。
しかし第1回の「でらえぇ~」が終わった後、多くの東北の学生たちは「でらえぇ~に参加して本当によかった」と言ってくれました。
それから、活動を重ねる中で、東北の子どもたち、そして名古屋の子どもたちにとって、とても大切な出会いや学びがたくさんありました。
そして何より、大切な友だちがたくさんできました。
共に過ごす数日間は、単なるスタートに過ぎません。そして友だちという関係に、ゴールはありません。
東北の子どもたちが「でらえぇ~」を通して大切な友だちに出会い、それぞれが住む場所に戻ってもずっと繋がっていける関係を作ることが私たちの何よりの願いです。
そのために私たちはこれからも、東北の子どもたちの出会いの場、心を許せる居場所を作り、ずっと守り続けていきます。
そして、「でらえぇ~友だち」として、みんなの心に寄り添い続けていきたいです。
みなさん、こんばんは。
いや、おはようございます。
夜なべ作業がまずいと思いつつ、、、
時間を費やしている倉です。
さて、掲題の通りですが、
「でらえぇ~友達つぐっぺぇ笑顔プロジェクト」の活動報告書をアップしました。
第4回(2014年夏に宮城で開催)
そして
第5回(2015年春に愛知で開催)
の2つをアップしました。
▼「でらえぇ~友達つぐっぺぇ笑顔プロジェクト」詳細はこちらから
http://aichiborasen.org/deraee
▼第5回「でらえぇ~友だちつぐっぺぇ2015笑顔プロジェクトin名古屋」活動報告書はこちら
http://aichiborasen.org/deraee_2015_spring_nagoya
▼「第4回でらえぇ~友だちつぐっぺぇ2014~笑顔プロジェクトin石巻・十八成浜~」活動報告書
http://aichiborasen.org/deraee_2014_summer_ishinomaki
ぜひ、ご一読ください。
さて、東北の学生の感想を紹介いたします。
「第5 回でらえぇ~友だちつぐっぺぇ2015 笑顔プロジェクトin 名古屋に参加して感じたこと」
私にとってでらえぇ~はかけがえのない場所です。
なくてはならない場所です。私はこれまで4 回でらえぇ~に参加してきました。
でらえぇ~は毎回楽しさが違います。
でらえぇ~の魅力はたくさんありますが、その中でも特に「語りの会」の時間はとても大切です。
語りの会では毎回心が痛くなり、涙が出ます。
でもみんなの想いを共有できる大切な大切な時間です。
私はこの語りの会がなければ、震災で父を亡くしたという事実に一生向き合うことができなかったかもしれません。
一生震災について悩んでいたかもれません。
私が今こうして前を向いて生きていこうと思えるのは間違いなく語りの会の時間があるからです。
そしてでらえぇ~があるからです。
でらえぇ~は回数としてはまだ5 回しか行われていません。
多くて5 回しか会ったことのない友だちなのに、なぜか毎回みんなに会うたびに昔から友だちだったような感覚になります。
今回の第5 回のでらえぇ~も初めましての子もいれば久しぶりに会う子もいました。
はじめはみんな少し緊張していますが、帰る頃にはお別れが嫌で嫌でしょうがありません。
名古屋と東北の心は常に隣同士なのになんでこんなに距離が離れているのだろうっていつも思います。
なぜ、私がこんなにでらえぇ~が大好きなのか私にもはっきりとした理由はわかりません。
でも、自分に何かあった時に一番に頼れる、頼りたくなるのはでらえぇ~のみんななのです。
でらえぇ~は私の心の支えでもあります。学校が忙しくて投げだしたくなる時もあります
が、あと○ヶ月後にはでらえぇ~があるからみんなに会えるといつも自分を励ましていま
す。
それほどでらえぇ~の存在は私のなかでは大きいのです。大袈裟に聞こえるかもしれま
せんが、本当です。振り返ってみるとこうしてでらえぇ~の存在を実感できたのも、第1回のでらえぇ~があったからだと思います。
第1回のでらえぇ~がなければ今回の第5回のでらえぇ~はありません。
私は第1回のでらえぇ~で今まで心の中に溜まっていたものをみんなと共有することができました。それからでらえぇ~がなくてはならないものになりました。
それだけ初めてでらえぇ~に参加する子にとって、でらえぇ~はかけがえのないものだと思います。
次は第6 回のでらえぇ~ですが、初めてでらえぇ~に参加する子にとっては第1回のでらえぇ~なのです。
ですから私が第1回に参加したときに感じたことを初めて参加する子にも感じてほしいとこの第5回のでらえぇ~を通して思いました。
そして東北の子は名古屋へ、名古屋の子は東北へ帰ってきたくなるようなでらえぇ~を築いていけたら良いと思います。
でらえぇ~の楽しさは毎回違うと言いましたが、語りの会も毎回違います。震災当時の辛
い想いを話す人、今の心境を話す人、友だちのことを話す人、いろんな人がいます。今回の語りの会もみんなのいろんな想いがありました。
そこで私が感じたことはたくさんあります。
私は震災のような経験はもう二度としたくありません。誰にも経験してほしくはありま
せん。
でも震災から得たことはたくさんあります。
それは「大切な人は大切にしてほしい」ということ。
「もしかしたら自分の大切な人が明日自分の前からいなくなってしまうかもしれない」ということ。それは誰にでも同じ確率で起きてもおかしくはありません。
今までは主観的に自分の想いを話していましたが、この5 回を通してある意味震災のことを客観的に考えることができたのだと思います。これは私のなかでも成長だと感じています。
震災の経験を次世代にどうつなげていくか。残された私たちに任された大事な課題だと思います。
第1回からの語りの会を通して、みんなの想いを聞いて、私は「大切な人は大切にしてほしい」という自分が一番根っこに持っている想いに気づくことができました。
そのことを実感できたのはこの第5回のでらえぇ~です。
ですから私にとってでらえぇ~はかけがえのない場所であり、原点でもあるのです。
そしてこれからもずっとずっと携わりたいと思うものなのです。
いつも素敵な時間を作ってくれる名古屋の学生、大人の皆さんには本当に感謝していま
す。
なかなか感謝の気持ちを伝えることができなかったと思うので、ここで感謝の気持ちを
伝えたいと思います。
いつもありがとう。そしてこれからもよろしくね。
また会えるのを楽しみにしています。
(第5回 東北学生の感想)
今後とも、でらえぇ~友達つぐっぺぇ笑顔プロジェクト・愛知ボラセンをよろしくお願いいたします。
こんにちは!
3月に開催した第5回「でらえぇ~友だちつぐっぺぇ笑顔プロジェクト」の実行委員長を務めました、高瀬実恵です。
今回の「でらえぇ~」でも、1泊2日の濃い時間を共に過ごすごとで、東北の学生同士、東北と名古屋の学生に間に「でらえぇ~友だち」という一生の関係がたくさん生まれました。
これからも、東北の学生たちの笑顔を作られるような活動を続けていきたいです。
第5回「でらえぇ~」にご協力くださいました皆様、本当にありがとうございました。
さて、この活動を今よりも多くの方に知っていただくため、また今回の「でらえぇ~」の成功と感謝をお伝えするために、活動報告会を開催いたします。
日時と場所は以下のとおりです。
・5月10日(日)14時30分~16時
・東別院会館 第4教室(地下)
報告書やブログ、SNSなどではお伝えできない、学生たちの生の声をこの機会にお届けできたらと思います。
またこの日は10時~14時に同じ場所で愛知ボラセン運営会議も行われるので、ご都合のつく方はそちらと合わせてご参加ください!
いつも「でらえぇ~」を応援したくださっている方はもちろん、
「でらえぇ~」の活動自体は知っているけれど、中身は詳しく知らないという方、
現地ボランティアやエールの活動に参加されたことのある方、
ワンコインサポーターズの方、
何か自分に出来るボランティアをお探しの学生さん、(第6回のお知らせもするので、ぜひ!)
どなたでもご参加いただけます!!
ぜひご家族やお友達と一緒にご参加ください。
お待ちしています!!
みなさん、こんにちは
愛知ボランティアセンターです。
11月をもちまして、来年3月に行われます第5回でらえぇ友達つぐっぺぇ笑顔プロジェクトの名古屋スタッフの募集を終了させていただきました。
たくさんの方のご応募ありがとうございました。
実行委員になられた方はこれからよろしくお願いいたします。