特定非営利活動法人 被災者応援 愛知ボランティアセンター 公式ブログ

2011年3月17日設立。孤児遺児応援活動、被災地ボランティア活動等、現在進行形で被災者応援活動を行っています。

愛知ボラセンの活動予定⇩(更新日:2024.5.3)

令和6年能登地震 被災者応援ボランティアバス
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NPO法人被災者応援愛知ボランティアセンターは、観光庁からの「観観産第174号(平成29年7月28日)災害時のボランティアツアー実施に係る旅行業法上の取扱いについて(通知)」に基づき、被災地ボランティア活動を実施いたします。

災害時のボランティアツアー実施に係る通知の適用対象となる地域について

久々40人参加!@第120回活動報告

2014年07月22日 10時37分10秒 | [東日本大震災]宮城県牡鹿半島十八成ボランティア

第120回の活動報告です。今回は同朋高校教員の岡田が担当します。

今回の参加者はスタッフ1人を入れて40人。試験勉強中の高校生も何人か参加しており、行きのバスの中でも勉強をしておりました。立派!

 

 

出発式

梅雨入りが宣言された東海地方。出発の日も重苦しい曇天でした。十八成の天気を確認すると、雨の心配は全くなしの晴天の予報!

梅雨前線は南の方で宮城県までは届いていません。当たり前のことですが、名古屋と宮城県がどれだけ距離的に離れているのかをあらためて感じました。

 

 

門脇地区

石巻市立門脇小学校前で被災地の現状を見ました。3年以上が経ち瓦礫などはなくなり、市民病院の建物も取り壊されています。「震災の傷跡」を片付けることはできていますが、住宅街だった場所はまだ一面の野原で、人々が戻ってくることができていません。街の人たちの生活は震災後からあまり変わっていません。石巻の人たちの中では震災は風化しているのではなく、現在進行形なのだと改めて思い知らされます。

 

 

食堂班

今回のメニューは

ごまドレ豚しゃぶ

じゃがいもナムル

イカといんげんのマスタード和え

塩昆布キャベツ

ゆかりごはん

でした。

今回の食堂班はいつもより少ない担当人数でしたが、もえちゃんがお弁当の手伝いをしてくれたこともあり、目標時間通りに仕上げることができました。

 

 

くぐなり食堂

仮設住宅・談話室のくぐなり食堂で、今回も仮設の方々とともにお弁当を頂きました。ボランティア初参加の方などは、なかなか話しかけにくいものです。久田代表が行うゲームを楽しんでいると、自然に打ち解け、いろいろな事を話せるようになっていきました。教員生活36年目の「職人芸」でしょうか。

 

心配り班


心配り班は、5つのチームに分かれ各お宅を訪問。

お昼は十八成浜の方と一緒にくぐなり食堂のお弁当を食べます。

今回も様々なお話ができたようです。

 

 

チーム恭一with安吉&文吾

今回の作業は、桃源郷プロジェクトのための伐採です。多くの桜や梅などの樹木を植えて、十八成浜を花にあふれる土地にする、そんなプロジェクトです。この日の作業には、遠藤太一さん率いるPikari支援プロジェクトメンバー11人(殆どが首都圏から来られた方々)が樹木を、愛知ボラセンが竹を中心に伐採して回りました。暑い中の伐採。いきおい薄着になって作業したくなりますが、山にはヒルもいて肌を多く露出するのは厳禁。熱中症に気を付けながらの活動になりました。

 

高台の造成地

十八成浜は高台移転の工事が牡鹿半島の他地域と比べて比較的順調に進んでいる地区です。その移転先の高台を見学に行きました。老人憩いの家の向かいの斜面を登ってみると、そこには平らにならされた裸地が広がっており、トラックが土砂の搬出を続けていました。

工事が進んでいる十八成浜でも、高台の住宅に入居できるのはまだまだ先になるようです。遅れている地区ではなおのこと時間が必要です。

各地の仮設住宅に住む人すべてが新しい住宅に入るにはいったいどれだけの未来になるのか。気が遠くなってしまいます。

和みクラフト

水谷さんからのご報告です!
野々山さんの講師による洋裁も3回目(?)となり、
野々山さんが用意していかれた生地は5種類ほど、チュニックのパターンも6.7種類ある中で、自分の好みに合った生地とパターンを選んで、皆さん手慣れた様子で裁断されていました。
今までに作られた洋服を着て買い物に出かけられたりもされているようです。前回に作られたズボンをはいて参加された方もみえましたが、とてもお似合いでした。
家族の方もほめてくださるので自信をつけられたようです。
一日で出来上がらなかった分については、後日仮設の集会所に皆さんで集まって制作会を開いて仕上げをされているそうです。
洋裁を通して、仮設の皆さんの輪がますます広がって行かれることを嬉しく思います。

 

 

邦子さんの命の語り

命を守るために、伝える。そのために時には厳しく、時には笑いながら語りかける。そんな邦子さんの話です。ここで語りを聞いた人が、地元に戻って命を救うためのリーダーになる。そんな思いのする語りでした。

 

 

出発式での

恒例の愛知ボラセンは十八成浜復興のために「がんばるぞー!」

 集合写真 クリックすると拡大します。 

 

岡田先生、ご報告ありがとうございました!

そして、 

第120回に参加されたボランティアの皆さん、お見送りお出迎えをしてくれた方々、そして現地の方々本当にありがとうございました。

 

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