Now+here Man's Blog

Surf, Run and Trails / Endurance For Fun

癌と闘うウチのニャンコ 

2010-09-29 22:30:53 | ThinkAbout..


蘭(ラン) ♀14歳 アメリカン・ショートヘア

数週間前から胸部が腫れて膿んでいるのを発見した。
素人考えで、虫刺され? なにか鋭利なもので引っ掻いた?などと憶測した。
元気が無く、寝てばかりいるので、獣医に診てもらった。

乳腺腫瘍とのこと。人間で言う乳癌だ。
シコリが巨大化しやがて破裂(自壊という)して膿んで出血したのだった。
避妊手術をしていないメスに多く、9割は悪性だという。

自壊しているとほぼ肺に転移していて余命いくらもないという。
ネットで調べると肺に水がたまり呼吸困難になり死んでゆくのが典型のようだ。

帰宅すると、ワンコのラッキーは、なんとなく雰囲気を嗅ぎ取ったらしく、
蘭のそばから離れようとしない。
違う種類の動物同士でも、ひとつ屋根の下、同じ家族なので彼女の死期を感じてか寂しいのかなぁ。

獣医は余命の具体的なことは言わずだった。
オイラは獣医さんに聞いてみた。
『苦しみながら生きるのもありでしょうが、早く楽にしてあげることもありですか?』

獣医さん、少しほっとしたようにこう言った。
『それも大切な選択肢の一つだと思います』

自壊した腫瘍は塞がることなく、今後ますます大きくなり膿む。
飼い主にすると、その衛生を保つのが戦争になるだろうなあ。

蘭に胴衣をつけるのだが、患部は前足付近なのでずれて患部がむき出しになる。
ラッキーが彼女の患部を舐めたがるので、二人を引き離しておくのが大変になる。

しばらく、蘭の闘病日誌になるかな。

押入れで寝てるところをそーっと覗くとクリクリの目でこちらを見る。
可愛いものだ。

すすきの会はいいよね

2010-09-28 20:21:05 | ThinkAbout..


ウインドサーファーのヘベレケ飲み会として仲間内で定着した『新橋会』

いや~、新橋ちょっと遠くね?といって地元で行う『藤沢会』『茅ヶ崎会』


ここで新たな会が発足する。 9月30日だ。
いんやー、これまた遠すぎね?っつうか遠すぎるし!的な『札幌すすきの会』である。
オイラのせっかくの札幌出張で、会社の人と飲むのはね~、友達と飲みたい!!
何名参加になるんだ?? 7名?8名?
参加はチャンプタンタン、ガラス屋エス兄などなど。


茅ヶ崎ライダー、銭函ライダー、襟裳ライダー、仮面ライダーが集まるのだ。


ここで、タイム バック バック バック バック バック。。。。

オイラが30歳のバブル真っ盛りのころ、毎週のように札幌に行ってたころがあった。
打ち合わせ、手配、調整、ハンドリング、、、でゲロゲロの行程。

札幌市内のホテルでシャワーを浴び、夜のススキノに繰り出す。
疲れ切ったオイラを生き返らせたのはビールやおいしい日本酒、
そしてその店のご夫妻の作るおいしい料理と楽しい会話だった。

そのお店は『らうす』といって普通の居酒屋なんだけどメニューはない。
お任せなのである。
ホテルの支配人に連れて行ってもらい、その後個人でも接待でもよく使った。

カウンターに座ると、そても絶妙なタイミングで料理が出てくる。
カウンターの上は増えることなくなくならない。

それはタコ卵塩辛、エビみそ塩辛、鱈子醤油漬け、イカゴロルイベ、
大助のバター焼き、もう絶対本州では食えないものばかり。

そればかりか地元でもあまり口にしないんじゃないかな。

ある夜、オイラは「鮭児(けいじ)」を食わせてもらった。
10000本に1本の奇跡といわれるシャケである。
1本10万円、一切れ2千円って言われる。
あまりの旨さに感動してウルウルした記憶がある。

この鮭児、一般人はまず食えない。漁師が食っちゃうからだ。
ではなんで食えたのか???

『らうす』のご主人は羅臼出身の漁師なのである。

昨日、らうすへ電話して予約を入れた。
ご主人はたいそう喜んでた。楽しみだ。

きっと朝潜り、オイラたちのために何か獲ってきてくれるんだろな。

日本酒は北海道のものだけだと料理を活かしきれないということで、
新潟、福島、静岡(磯自慢あるかもだー!!!)、全国の選りすぐりを集めてる。

このお店、雑誌やネットに一切載っていない。
イチゲンサンお断りだからだ。

お値段はウインドサーファー特別料金でございます。

そのご主人、書道家でもある。

昔、ウインドサーフィンの話をしたときに、ご主人が半紙を出してさっと筆を走らせた。

『風はいいよね』

オイラが風の話をしてるときイキイキしてたのかな?

風っていいよね。

乗れんでシカシ!

2010-09-26 22:52:52 | surfin'
こないだの3連休に引き続き、9月26日(日)も台風スウェルライド。
この台風、北東進路だったために湘南はドドンパダンパ。

まず西浜で入水。
分厚い頭オーバー。分厚すぎてテイクオフできませんがな。
ロングでも厳しいくらい。
それがいきなりワイドに崩れる。
とってもアブナイデス!

まったくテイクオフできる予感すらしない。
で、ビーチへ戻ろうと思ってもタイミング間違うとドドンパダンパの餌食になる。

次のセットが来るまで鬼パドルで帰還。

で、場所移動でチーパーへ。
腰~ハラ。たまにムネ。
やはりダンパー。

横に走るイメージは既に無い。
テイクオフパドルで波に押された瞬間、真っ逆さま降下の木っ端微塵のイメージしかない。

本日、波にはろくに乗せてもらえず終了。

まあ、波乗りの奥の深さとはここらへんにもありますな。

いや~、ビールしょっぺーっす!

おこるでシカシ! 久々の真剣怒り

2010-09-24 12:29:48 | ThinkAbout..


今日はいきなりフルスーツな気温ですな。
気分的に寂しいもんだ。

二日前の夜なんか暑くて寝苦しかったくらいなのに。

その晩、暑かったから窓を開けて寝た。
外が賑やかだ。

オイラのマンションは中庭を囲むように複数の棟が建っている。
中庭は住民の通路なので、真夜中は咳払いがマンション全体に響くくらいだ。
音が反響するんだ。

賑やかな声は大勢の若者の声とすぐわかった。
笑い声や大声だ。あと彼等が乗り回す自転車同士がぶつかる音。

うるせえなマッタク!と思いながら目を閉じていたが、
うるささは5分、10分とおさまらなかった。

オイラはベッドから起き上がり、窓から中庭を眺めた。
金髪のガキどもだ。
コンビニの駐車場で、それがカッコいいと思って座り込む高校生か高校中退っぽい連中だ。
声の数、ざっと見た頭の数、たぶん20人くらいだな。

やれやれ。。

窓閉めて寝るか。。。と窓に手をかけたとき、ガシャーン!と音が響き渡った。
たぶん乗り回してた自転車でわざと転んだか倒したかだ。
時計は12時回ってるしエレー迷惑だ。
オイラはいきなりボルテージが上がった。

部屋の玄関を開け、エントランスを出だ。
部屋を出るとき、一瞬ウインドのジョイントパイプを手にした。
身を守るには最適である。
カーボンで軽いし、全長で40~50センチある。
ジョイント部分はかなり強力な武器になる。

はっ!武器を持ってはいけない。傷害になる。パイプから手を離した。

オイラは激高したが、たぶん冷静なんだろうな。
でも彼らに一直線に向かって突進した。
恐らく彼らが今まで聞いたことのないような乱暴な言葉&巻き舌で怒鳴り散らしながら走った。

走りながら、リーダーっぽい奴を探した。
大勢いたらリーダー格を抑え付けてしまえばいい。
そいつは自転車にまたがってた。
マッキンキンの頭に、上下白のチンピラジャージだ。
サーフシティー茅ヶ崎にも場違いな服装な子供がいるのだ。

自転車荷台に向かって飛び蹴りをした。
少年はものの見事にシモにぶっ飛んで自転車の下敷きなった。
ソイツが吹っ飛んだ先は芝生なので怪我はない。
自転車は壊れただろうな。
大人げない行動ではあるが、なにせ相手数はたくさん。
多勢に無勢。 やるなら怪我させないように先制パンチが原則ですな。


てめー、どこのクソガキなんだ、こるるるぅぅぁぁぁああ~!
と言ったら、マンションの上に住んでると言う。
部屋案内しろ!と言ってそいつを引きづとうとしたら、勘弁してくれという。

こういうとき誰もソイツを助けないんだな。
誰かが手を放せ!といってオイラに殴りかかってくると思ったが、
それがイマドキというのか危機にたつと我存ぜぬみたいになる。

とにかくそのグループを散らせて、オイラが引きづろうとした少年には、
マンションには赤ん坊もたくさんいるんだから騒ぐなら他に行け、
二度と集まるな、ときつくキツークお灸を添えた。

オイラは子供のころ、悪い連中と夜中遊んだものだ。
それこそ青春でいい思い出だ。
でも他人に迷惑はかけない。
たぶん常識教育や道徳が教育されてたんだ。

今はそれがない。親や学校の先生がやらないんだろうな。
代わりに、オイラが飛び蹴りをしなくてはならない。

なんで先生は引っ叩かないのかね。
そういうガキが社会人になると、会社ですぐコンプライアンスとほざく。

ちきしょー!
ビーサンだったので足の指をしこたま打ちつけてしまったぜい

マンションにお住みの方々、お騒がせしました。


Good Day, Good Surf!

2010-09-20 23:10:05 | surfin'

(本日苦楽を共にした、6’2”クワッドフィッシュちゃん、先にベッドで寝ています。
腹冷やすとかわいそうなのでタオルケットかけてあげました)

3連休の中日、最終日、台風11号スウエルヒット。
最終日20日、白樺と裏パークの間、通称裏樺でサーフィン。

セットで肩、最大頭オーバー。
6’2”を購入して初めてのサーフィン。
2,3回はやったけどせいぜい腰サイズだったので今日が初めての真のサーフィン。

遥か沖にセットの波が見える。
どんどんこちらに近づいてくる。
アウトへパドルで逃げる。
あれにやられたら、ダンプカーに正面衝突するくらいのダメージがある。
ダンプカーは苦手なのである。

目の前の波のトップが割れ始める。
今日はお彼岸。墓参りで手を合わせず、
『崩れねーでけれー!!!!』と心の中で合掌。

。。。崩れましたやん。
おじさん、木っ端微塵。ドルフィン大失敗だし。。。

うおおおおお!!!!アウトへパドル再開!!!アクセル全開!
朝、出掛けにQPコーワゴールド3錠飲んだのだ。
普段の物欲も性欲も全てそのパドルに賭ける。

はい、アウトへ着きました。平和なフラットな海面。
あのバカブレークは何だったのだろう??? 幻だったのだろうか。。。

5分たったら、それは幻ではないと再確認しました。
またメラメラとデッケー波が牙を剥いて襲ってきた。

オイラはパドルでまたアウトに向かいながら、そして無意識にノーズをビーチに向けた。
ちらっと斜め後ろを見た。 

ひえええええ!!!!!
波がさらに成長してる。
『アウトへ引き返す勇気を持て!』とお空からご先祖様の声@お彼岸。
でもパドルの手は止まらない。しかも全開パドリング。

左側は既にガッツリブレークしてる。
だいじょうぶ。オイラの位置はまだクリーン。

板が徐々に下に落ち加速する。
そこからは全く無心。仏の境地。我は自然の一部。

フィンががっちり海面をグリップし、フルレイルでボトムターン。
アップスンダウンを繰り返す。繰り返すことができた。
板が好きな方向へ行ってくれる。
板がスナップして、返りが実感できた。初めてだ。
なんとも言い表せない加速感。 なんとも言えない自由感。
そしてなんとも言えない達成感。
その瞬間、オイラの中で、オイラはトップオブザワールドであった。

プルアウトしてまたアウトへ向かう。
その瞬間、いろいろ考える。(セットの間で波は小休止)

波乗りするために、オイラはスキーをしたり、ウインドしたのかな、と。
ロングボードを散々やってきたのに、そんな気持ちになったことは無い。

その後、何本も乗ることができとにかく満足。


なかなか、でかい波の日は大変だけど、辛ければ辛いほど味わえる幸福感や満足感がある。
もちろんウインドも然り。
辛さを味あわないと上達はあり得んのだろうな。

たぶん、一番の基本は乗れなくてもいいから、しかるべき日にそこにいることだな。
そこから全てが始まる。
まず、そこにいなくては。だね。

今日のコンディションでスタンドアップもいた。
頭オーバーにちゃんと乗ってる。

クルージングスタンドアップもあるけど、人それぞれだから、と片付けてしまうのはもったいない。
なぜかというと、少なからず人は上達したいし、進化したいからな。いくつになっても。

やっぱり波があったら乗ったらいい。いつもでなくてもたまにトライしたらいい。
(ウネリじゃなく、ブレークする波ね)

だって波は自然の贈り物なんだぜい!