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ウインドサーファーは一般的に若いって言われる。
自分の周りのウインドサーファーは見た目も若いし、
それは体型や姿勢、考え方なんかも含めて相対的に総合的に若いということだ。
若造りってことではないよ。
ジメジメした暗い話しをしないし、泣き言も言わない。
ポジティブな考え方をする人が多い気がする。
実際多いんだろうと思う。
これは各々の性格の問題ではなく、脳の医学的見地から説明できるようだ。
まず、脳は左脳、右脳から成り、直感派は右脳がメインで、論理派は左脳。
これは周知のこと。
でもこれが隔たってはいけない。
左脳が弱い人は右脳がその弱さを補強し、
右脳が弱い人はその逆。
年齢を重ねるほど、人間というのは左右の脳バランスをコントロールできなくなる。
つまり物事を複雑に考える。
余計な心配、無用な思い、一言多い、愚痴が連発。
若い人はそうではない。
それは脳がシンプルに左右相互に働き合い、連携作用をスムースに行っているからだ。
シンプルな左右相互、これに必要なのは非日常な体験が定期的に連続的に起こること。
セイルセッティング、フィンの位置、ジョイントの位置を、
究極のコンディションの中で冷静に考えること。
そして、その思考途中に並行して、全く無心になり
まさに心の目を持って波や風の一部となる瞬間を経験すること。
これはおそらくスピードスポーツ以外にはない。
1/10秒、もしくは1/100秒単位で身体が反応する。
身体が反応するというのは嘘で、絶妙な左右脳のバランスが成し遂げる、
人間だからこそできる術である。
起きる、電車に乗る、デスクにいる、帰る、飲む、やる、寝るの繰り返しでは
脳の活性はない。
部下の馬鹿さ加減に悩んでも、会議の資料を作っても、脳は一切活性しない。
そういうことだ。
心は歳を取らない。
我々はそれを実証している。
少し遠慮して言うと、心は歳を取らないということを信じたいし、そうでありたいと願う。
大きい波や強風に挑むことは、
自分という存在を自分自身に納得させる行為であり、
それが最高の選択方法であるということに誇りを持っている。
全ては心の状態。
しかし、心というのは医学的に言えば概念であり、
根本は脳の使い方、ということに尽きる。
この左右の脳バランスをコントロールできている人間は脳の老化から程遠いということである。
さて、脳バランスを保ち、脳を柔らかく、十分な血流を維持するため、
絶対必要なものがある。
それは、紫外線。
紫外線を浴びて生成されるのがビタミンD。
ビタミンDのみが体内で作られる。
ビタミンDの欠乏が肉体の老化を早くし、認知症発症を高める。
認知症の老人の多くはビタミンD欠乏が原因との見解がある。
皮膚ガンの心配が当然あるが、
実は紫外線と皮膚ガン発症の報告事例は欧米人対象であり、
日本人での両者の相関関係は極めて少ないらしい。
ビタミンDは体内貯蓄が可能だが、その期間は2~3週間。
日焼け止めはビタミン生成にブレーキをかけてしまい、
ましてや冬に紫外線を取り込むことは一般の人には難しいね。
よく、日焼けした小麦色というのは女性に向けられた形容詞だが、
メイクを落としても大きな差はない。
しかし、白い女性がメイクを落とすととても老けて見える場合が多い。
その人の肌の資質の問題もあって、焼けると色が汚く、うんこ色な人もいる。
まあそれは焼きすぎ、何事にも限度がある。
あくまでほどほどに、ってことだ。
以上、書いたことはメディア情報から参考にしたことがメインで、
ウインドサーフィンというスポーツにリンクさせてみた。
いずれ、太陽と風と波は地球の生命体には非常に重要で、
それらを利用していて、それらの恩恵は必ず受けているということは信じたい。
もちろんサーフィンもカイトもSUPも同じ体験を享受できる。
ただウインドのプレーニングのスピードは群を抜いていて、
一瞬の感覚体験ではなく、脳を含めた身体そのものにとてつもない影響を及ぼしているということだ。
さ~て、週末吹きますかね~?