Now+here Man's Blog

Surf, Run and Trails / Endurance For Fun

Daddy, You're Fool To Cry

2006-10-31 00:06:25 | ThinkAbout..


今日はいろいろ感慨深い日だった。

転職活動で新しく進路をほんの数ミリ見出して現を抜かすオレ。現って『うつつ』って読むんだってさ。
オレはその証拠に会社で妙な行動を取った。
会社はこうあるべき、社員はこういう行動を取るべきと講釈を垂れたりしたんだ。
自分から見て、笑える自分だった。

日中は都内で働く妹からメールをもらった。
妹の友人のブログを紹介されたんだ。
そのブログは、日常生活を様々な視点から捉え、精密にかつ繊細に書かれていてオレを魅了した。
思わず大笑いしそうな記事あり、そして知人の死を含む悲しい記事あり、
とても心の『キレイ』な人のブログだった。
我々が日ごろの生活で見失いそうになるものを、しっかり新鮮に捉えている。
本人から了解をいただければ紹介したいと思う。

その方は逗子海岸に住み、記事内容からSロ兄貴の近所と判明した。
ウインドサーフィンを始めたいとか始めたとか、そんな記事もあった。

オレの妹は、バンドをやっていて、
10数年前のこと、オイラは妹とM氏という音楽プロデューサーを引き合わせることになった。
M氏は、田原俊彦のバックバンドでギターを弾いていて、
ステージでは多分『哀愁でいと』を弾いたはずだ。

オレは高3のハジケ舞台を思い出し、初めてお会いしたときはやはり顔から火を噴出した。

そのM氏と妹の出会いで企画CDが発売された。
妹はアイドル路線はイヤで、ロック歌えるならマイナー上等!というクールな姿勢で、
ちょこちょこ音楽業に精を出した。

そのM氏と親友だったのが逗子に住むブロガーK氏だというわけだ。

M氏は先月9月に末期癌で亡くなった。
オレと大きく歳は変わらない。
とても多くの方々が弔問に集まったらしい。
信望があり仲間思いで、多くの業界の方々が弔問し葬儀が営まれたらしい。
K氏が弔辞を述べた。大親友だったそうだ。
オレは友達の弔辞だけはイヤだ。それはあまりにも辛い。

話は変わる。M氏、K氏の芸能界話で思い出した。
オイラは吹けば飛ぶよな中小企業にいるけど、
なんとなく華やかな世界にちょこっとだけ首を突っ込んだこともある。
亡国のイージスなんかに出たS氏の影武者をしたことがある。
ほんとに思い出さないと忘れるくらいの些細な話だ。
S氏とは1度だけ飲んだ。
背格好がオレと同じで、凄く礼儀正しく、オレは恐縮しっぱなしだった。

人生はほんとにひょっとした偶然の繋がりで成り立っていて、
それはときに悲しさと切なさと苦しさをもたらす。
しかしその偶然は自分から起こさなければ繋がっていかないし、起こさない限り自己の進歩はない。

今オレは何かを変えようとしてる。
それは外から起こったわけじゃなく、自らの変化だ。
もちろんあの忌々しい出来事がきっかけになってるけど、
それがあるから今、一念発起できると思えばそれも感謝である。
今感謝といえば嘘になるな。感謝するのは5年後にしておく。

逗子のK氏とはいずれ会うことになるであろうし、
前向きな努力は偶然を必然に変えてくれる摂理性を持つものと信じている。
そうしなければ生きている意味すらない。
人生とは人が生きる目的でも意味でもない。
人が生きる瞬間瞬間のプロセスだ。目的は結果論だ、と思う。


そろそろ地元のウインドサーファー、
特にウエーブライディング好きのオヤジたちの忘年会を気にしなくちゃいけない。
何故だかオレが幹事さんなんだ。幹事さんは嫌いじゃない。
今日、毎回お世話になってる茅ヶ崎湯快爽快に予約しに行ってきた。
仕事付き合いは全くない友達。
湘南に住まない限り酒を飲み交わす仲にはなり得なかったであろう友達。

そういう仲間たちが集まって飲むというのは実は世間的には稀だと思っている。
集まるのは結婚式、そして誰かが死んだときの葬式。
誰かが死んで集まるのは事実だし、それは誰かの死まで刻々近づいている。
だからオレはそういうオバカな飲み会を大切にしたい。
みんなが笑う顔は自分をハッピーにするし、目に見えない力をもらえる。
持つべきものは友達である。
いつも会わなくても、ウインドサーフィンで極限を共有してるフィールドがある。それは強みだ。

そんなことを予約帰りに思ったりした。

今日は感慨深い日だった。

哀愁でぃと

2006-10-30 15:05:11 | ThinkAbout..
なんでヒラガナすかね

会社の食堂で昼休みニュースを見てた。
メジャーリーグカーディナルスの田口がパレードでガッツポーズしてた。
気持ちいいんだろうなあ、って思った。
大勢の前で勝利を味わったり、自分をアピールできるなんて素晴らしい。
みんなの喝采を浴びるなんて生涯ない人が殆んどだもの。

オイラは喝采を浴びたことが一度だけある。
女の子の黄色い声だ。あれは黄色いんだ。屁じゃない。

高校3年の学園祭の前夜祭といって全校生徒だけのお祭りがあったんだ。
オイラは全校生徒を前にしてステージで歌ったんだ。
トシちゃんの『哀愁でぃと』だ。
なんかトシちゃんって響きは田舎のバアさんのニックネームみたいだ。
オイラの親父もトシちゃんだったな。

2人の同級生をバックに従えて、いきなり最初にバック転をするんだ。
そのころはバック転もバック宙もできたんだ。
オイラは別名、バネ田跳ね吉君だった。

I SAY!(片足上げる)バイバイ、哀愁でぃっ(右手をクルクル振る) 罪なやっつー♪

歌詞が最高だ。
出だしがいきなり、
『赤いバラ投げ捨て これで終わりにしようぜ』
言えねー!誰が考えた歌詞だ?

当時、竹の子族が流行っていて、その衣装を誰かが原宿でゲットして、それを借りた。
ジーンズにたけを無理矢理押し込んで踊ったんだ。
確かサテンの赤い生地で、金ラメが入っていた記憶がある。

オイラはステージ直前、緊張を解くためにサントリーホワイトをラッパ飲みした。
酔って調子に乗ってしまったオイラはステージを走り回り、
I SAY!の後、マイクを全校生徒に向けて、
バイバイ哀愁でぃっ!と歌わせたりしたんだ。

今考えると顔から火が出るくらい恥ずかしい。
若気のいったりきたり、跳ね吉勢いあまってステージに立つ、ミスはおかすなミセスを犯せ、
そんなんだから前乗りサーフィン、哀愁でぃとで買収デイト、竹の子は沖田ヒロだろ!

でも、気持ちよかった。違う自分を発見した夜だった。
自分で築き上げた青春だったな。

実はそれがきっかけで人前で話ができるようになったりした。

ところが会社でのアピールって凄く難しい。
評価と裏腹に『ネタミソネミ』があったりする。
自分の意見を前に出すか出さないべきかは会社の風土で決められたりするんだよね。
そういう会社はいる必要ないな。
哀愁でぃとやスニーカーブルースを歌える環境の方がいい。

サーフィンで『これオレの波だー!』ってパドル始めるとき、
混んでる湘南では500人くらい?見てるような。。。
サイドショアでウインドでゲッティングするときは50人くらい見てる?
ボトムターンからリップするときは100人くらい?
うまく波をとると仲間が『ヒューッ!!』と歓声を上げてくれる。

とすると、案外、小さなステージはあるもんだな。

海で輝きたいですな!エブリボデー!!


p.s.
なんじゃ、こりゃー!
サンデーズだって。なんかやってたな、日曜の夕方にさ。
↑くりっく
だいたいこういうビデオを保管しておいて、しかもyoutubeに投稿するなんてグレート義太夫。

ウエーブ男の転職日記その2

2006-10-28 21:26:46 | 転職日記
金曜、プラム、トム、のりだぁらとプチ茅ヶ崎会。
飲みすぎた。
4人でボトルを3本開けて、プラスαで飲みなおし。
ウエーブの濃い話で盛り上がった。

土曜の今日は暑いくらいでビーチで上半身裸でお昼寝。
残念ながらサーフするほどの波は無かったな。
制服姿の女子高生が波打ち際で遊んでて、
キャッキャする声と波の音で、砂に埋まっていくようにウトウトを繰り返す。

家に帰りPCメールを確認。
早速転職応募の1社から連絡があった。
書類審査を通過したので面接に来て欲しいとのこと。

この会社は今のキャリアがそのまま活かせる。
家から徒歩10分。年収は800。
もちろんフレックスタイム制。

フレックスだから毎朝サーフィンでき、風が吹く日は確実にウエーブできるということだ。
腹痛で早退届や有給を出さないで、正々堂々海に行けるということだ。

応募条件25歳~40歳、品質マネジメントシステム管理経験者、ISO審査員もしくは審査員候補。
どういう仕事かというと、会社が決めたルール通りに業務が運営されているか管理する仕事。
製品の品質ということを切り口にして、全社が継続的改善できるシステムを構築する。
30歳台でISOの審査員にはなかなかなれないし、
駅からバスに乗らなくちゃいけない距離なので多くの人が応募するとはあまり思えない。
ほんのちょっとチャンスがあるかな。

問題が一つある。
その会社は海外にたくさんの拠点をもつグローバル会社。特に中国。
海外出張はもちろん、駐在が多い。もしくは駐在がメインかもな。

中国でも十分サーフィンできる。
日本の給料で中国で生活するには贅沢三昧のはずだ。
でかい土地なので移動は大変だけど、なんたって金がある。
毎週末中国内のサーフリゾートに行けるかもね。

(wave in China)

1年に40日ウエーブするとしよう。
冬がウエーブシーズンの日本に冬さえいれば、出勤日にフレックスを使い確実にウエーブできる。

まあ、先方がオイラを欲しいと思えばの話だけど、
こうやって今までに無い生活を思い浮かべるのは結構楽しいものだ。

夕方、思いがけなくあるサーファーの女の子から連絡があった。
『海入りましたか? これから、お食事に行きますが・・いかがですか?』


いや~、波回りがいいぞ!
こういうときはしっかりパドルするのだ。
巻かれてもいいからその波には乗らなくちゃ!ですな。

ウエーブ男の転職日記その1

2006-10-25 11:47:53 | 転職日記


転職活動を本格的に始めた。
実は前から行なっていたんだ。
会社勤めをしてれば転職を考える機会が誰にでも定期的に来るだろう。
オイラはその都度書類を提出したりしたんだ。
面接にも数回行ったよ。
面接では自分のスキルの無さにガッカリしたり、
質問に対し明確な返答ができずもどかしくなったりした。

単発で行なう転職活動はよくない。切羽詰って企業比較ができなくなる。
ダメモト根性が働いたり、少なくとも転職のためにいろいろ調査する姿勢に落ち度が出てくる。
だから活動するなら真剣にだ。ドバッといっぱい当たりまくるんだ。

転職活動を考えた理由はこうだ。
オイラにぼちぼち管理職の声がかかってきた。
オイラはマネージメントをしたい。
全社のバランスを考慮しながら適切な判断を下し、常にクールで、論理的な考えをしていく。
でも、今の会社では、自分の管理職の理想像からはかけ離れてしまう。
年収も伴わない。
つまり、魅力が無い。ノーフューチャーだ。

オイラはこうなることにした。
年収1000万。そこそこの大きな会社でマネージメントをする。
やり方が非常にいいので土日は完全に休む。
たまに風が吹くと持病の腹痛で休むけどしっかり仕事してるので誰も文句を言わない。
毎月セイルを1枚買う。でもそれはムダなので毎月女にプレゼントをすることにする。
海外出張や短期駐在も多いけど、見聞を広めるためだ。有意義に世界を味わう。
ジムにはしっかり通い、英会話スクールに通い、自分への投資も惜しまない。

別に大した事じゃないな。一般的な当たり前の生活だ。ごく普通だ。

仮に転職が決まれば、2ヶ月間のブランクを設ける。
今の会社からほんの少しばかり退職金が出るので、
カスタムシェイプのロングボードとウエーブボードを2本新調する。
英会話スクールに1ヶ月みっちり通い、残りの1ヶ月南の島で過ごす。

これも大した事じゃないな。
でもオイラはこんな些細なことを考えるとウキウキする。
で、新しい職場でスキルを更に伸ばし、人生を謳歌するのだ!
それもこれも楽しく海でウインドやサーフィンをするためだ。
悩み事を海に持ち込みたくないからな。


転職に際し、web登録のサービスがある。あれはやめた。企業が引っかからない。
で、転職支援の会社に登録したんだ。
先日の日曜日、横浜の支援会社でコンサルを受けた。
担当は30半ばの品のいいスーツ姿の女性で、オイラに応対してくれた。
とても美人ですこしドキドキした。唇がちょっとエッチだった。
恋をしそうになったけど、それは仕事が決まってからにした。
ペンを持つ指は細く繊細で爪はきれいに手入れがされていた。
男は年齢を重ねるとそういうところに目が行く。
女性の話し方や振舞い方や着る物で、その女性がどういう私生活を送っているか、
どんな恋をしてきたか、瞬時にいろいろ想像する。
これはあまり外れない。
当たっているかわからないけど、たぶん外れていない。そう直感するときがあるんだ。
そういう想像の対象になる女性は一般的に言ういい女だ。
深くない人には思わない。男にもだ。オイラは浅い。ペラペラだ。

終始なごやかな雰囲気で会話ができ、彼女はオイラのセールスポイントをうまく引き出してくれた。
『問題ありません。今お持ちの経歴で早速各社の人事担当者と連絡を取ります。
例えば10社に書類提出し、5社で受理され面接を受けていただきます。
3社内定して、その中から選びましょう。そろそろ売り手市場になってきてますしね。』

その10社は名だたる企業ばかりだ。
それらの企業のHPを応接のPCで見たけど、オイラが応募しようとしている職種は載っていない。
インターネットは万能ではないということだ。
本当に企業が探している人材は、
こういう転職支援コンサルや別ルートで採用を行なってる場合が多いみたい。

オイラは先週から転職支援コンサル数社に渡りをつけていた。
対応が全く違う。持っている企業数とコンサルタントの人間性と、まさに当たればラッキーの世界。
横浜のその会社は抜きん出てよかったのだ。

オイラに吉が出るか、あるいは『短い間だったけどいい夢みれたぜ』で終わるかは神のみぞ知る。

オイラは彼女に丁重にお礼を言った。
『いろんなコンサルがいたけどあなたがベストです。ありがとう。今後とも支援よろしくお願いします。』
『最後までフォローしますから、ご心配なく。
もし途中で転職の熱が冷めても私が背中を押しますからね。』
『とても心強いです。』

彼女はオイラをエレベーターの前まで送ってくれた。
『お住まいは茅ケ崎ですよね。帰られてから波乗りですか?
ちょっと日に焼けてらっしゃるのでサーフィンされるんでしょ?
今日は少し波あるかもしれませんね。』
『え?あなたはサーフィンされるんですか?』
『少しかじってるだけです。』
『ナゼ今日波があるって知ってるんですか?』
『私も茅ケ崎なんですよ。』

へ~っ!奇遇だ。
世の中は小さな偶然の連鎖で成り立っている。

Mash-Up

2006-10-24 23:42:33 | インポート

mash-upにトライ!
2曲以上の音楽をミックスした作品で、リミックスとはちょっと違う感じ。
まずは、Cassiusの"Toop Toop"のトラックに、
Madonnaの"Into the groove"のアカペラを重ねた優秀作。
上のマドンナの画像をクリック!
右クリック対象保存でMP3保存可能です。


次はBlondie の"Rapture"と、
The Doors の"Riders on the Storm"とのMash-Up。

Blondieはオイラの大好きな80’sのパンクムーブメントのバンド。
デボラ・ハリーが大好きだ。
画像左クリックでWMPが自動的に立ち上がるはず。
動画っすよ。


こちらは"Rapture"のオリジナルPV。
デボラ・ハリーは本当に美しいね。
女優で今も活躍してる。
先日は原宿でBlondieのライブがあったよ。




下のポッドキャストはビールのCMにも流れている。
"The Tide Is High"
潮の上げいっぱいって意味だね。
5.3㎡ちょろ吹きのとき、海に向かう車の中でどうぞ!