Now+here Man's Blog

Surf, Run and Trails / Endurance For Fun

衝撃リマスター

2009-09-30 22:52:26 | ThinkAbout..


ビートルズのリマスター版がリリースされ、
世界各国のアルバムチャートをビートルズが独占してる。

韓国ではトップ17中、16タイトルがビートルズだという。

さて、リマスター聴き比べだが、いろんなHPや専門誌からの情報、
あと自分の耳で衝撃度あり過ぎな曲をごアンナイィ~。
(CDジャーナルのコメントを多用してますんでご承知おきくださいませ)
ひととおり全部聴いたんだ。

①ツイスト・アンド・シャウト
初期の代表的ロック・ナンバー。ポールのヴォーカル、
ジョンのギターのカッティング、ポールの間奏のベースなどが特にクリア。
血がにじむようなジョンのシャウトがビンビン!

②マネー
すごすぎる!かっこよすぎる!中央にも音が加わった独自のミックスだが、
ヴォーカル、コーラス、ドラム、そして間奏直前のピアノのいずれも迫力満点!

③デイジー・ミス・リジー
出だしのジョンの叫びからして違う。エコーがかかった歌声はさらに強靭・凶暴に。
ジョージのエレキ・ギターも、刺すような攻撃性が増大。
もともと彼らはこのように聞かせたかったんだな。

④ガール
リマスター完成度ナンバー1!
ジョンの声が生々しすぎる。
ジョンの声が天下一品と言われる理由はこれを聴けば納得する。
前の記事にも書いたけどブレスはホントにリアルだ。

⑤ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス
ジョージのヴォーカルが包み込むような音色になり、
ジョージの生ギターとリンゴのパーカッションもかなり鮮明。
もちろんクラプトンのギターは絶品度を増した。
この曲を知らない人はこの世にいるのだろうか??

⑥アイ・ウィル
世界中の人々を幸せにさせる素晴らしいナンバー。
ポールは「ボンボンボン」とクチで低音を発してベースにしてる。
その音がすげー生々しい。全体にクリアになった。
荒っぽさが出たけど、それが心に染みる。
ポールは牧歌的な曲が得意だが、音の一つ一つがリアルな方が曲が生きるようだ。

⑦ヤー・ブルース
世界のカッコイイ曲で5本の指に入る名作。
ジョンの声の生々しさが増し、全体的にエネルギー50%、切実さ60%アップ。
ジョンのエレキ・ギターとリンゴのスネアもさらに狂暴に。

⑧ゴールデン・スランバー
今までは優しいバラードだと思っていたが。。。
エコーの少しかかったポールの歌声に膨らみが出た。
ポールのシャウトする場面も、こんなに艶かしい声を聴いたのは初めて。
曲に厚みが出たというか、聴く者を圧倒する。

⑨ロング・トール・サリー(のっぽのサリー)
衝撃度ナンバー1!
ポールのここまでのシャウトは聴いたことがない! 聴く者をのけぞらせる。
間奏のジョージのリード・ギターもクリア。
フルボリュームでR134をぶっ飛ばしたくなるぞ!
旧版でもすごかったけどな。。ホントに目の前で叫んでるようだ。

⑩ドント・レット・ミー・ダウン
very goooood!!!
これはアップルビルのライブ録音だったのだなとあらためて納得するほど生々しい。
ジョンの歌声が切ねぇ~!

⑪マッチ・ボックス
リンゴのリードボーカル。
中高生のころ聞いたこの曲は、なんかリンゴの声が野暮ったくていやだった。
しかし、リマスターではリンゴの声がクリアで前面に出て、
ポールのベースがブンブン唸る!
ジョージのリードギターも主張を持ってギンギン!
とにかくドライブが効いてかっこいい。


パっと聴く分には大きな違いがわからない曲もあるが、
確実に音はクリアになっているよ。
今まで聞いてた音は一体なんだったんだろう、と思ってしまうほど。


三浦友和は五代進で、波動砲120%充血で爆沈

2009-09-23 23:47:10 | windsurfin'


シルバーウイーク初日、湘南はオフショア&オーバーヘッドのコンディション。
足を怪我しているオイラは波乗りする気は起こらないし、
ならばフラットな海面でプレーニング三昧しようと、一路三浦へ。

三浦海岸の菊名ポイントに到着。

『!!!!』

以前経験したコンディションがそこにあった。
幻の三浦パート2である。

今から5,6年、うんにゃ。7年前??
同じところで同じ場所で見た波である。
オーバーヘッドのツルルテカテカロケンロール。
5点台でアンダーダメダメ止まったらどうすんねん。
左サイドのポート。

無料駐車場は既に満車で、手前の県営Pに入庫。
必然的に波のないそのP正面から出撃。

やはり足の怪我が気になったし、
だいたいポートは世界で一番自信がない。
左右の得手不得手がこれほど顕著な人間も少ないだろう。
というわけで『波のない海面』で行ったり来たり。

当然15分もすれば飽きる。
それに直線乗ってると、どうも奥の波のセクションが気になる。
完全オーバーヘッドにポートスペシャリストがグリグリとマニューバを描いている。

『1回だけ行ってみよっと』

行くのは簡単。沖からちょいと下るだけである。

ZONE5.0とALLWAVE85Lの相性はすこぶる良い。
ブイブイとプレーニングし、菊名の岩を通り過ぎた。

そこで風がピタリと止んだ。
オイラもピタリと止まった。

後ろを振り返る。
巨大な水の塊、東京ドーム235個分の水が、
年老いた男の股間がテントを張るように、ジワジワと、しかも確実に、
『オイラはゆっくりだけどキョコンでっせ~!!』と言わんばかり盛り上がってきた。

盛り上がりの先っちょが白くクチュクチュしてきた。
なんかパンツの下でジワ~っと漏らしたように白いのは左右に広がっていった。

『確実に割れる!』
オイラは心の中で悲鳴を上げた。
割れていいのはオネエチャンのパックンチョ、
おじさんのテント盛り上がりは割れてはいけないのだ。

オイラは瞬時に目線をビーチ彼方の道路向かいの『イケス居酒屋』に向けた。
レーシックのお陰で遥か彼方の目標物が居酒屋とわかったのは実は何の得もない。

目を居酒屋に向け、パンピングを始めた。
パンピングとはセイルをパコパコ仰ぐ行為だ。
『溺るる者は藁をもつかむ』と同じ行為だ。

このパンピング、乗りなれた茅ヶ崎と違い、反対側。
つまり左手でマスをかいてるのと同じ、カケドモカケドモ前へ進まない。
ギクシャクギクシャク、ココカケわんわん。

割れ割れパックンチョは、左手でギクシャクしてるオイラをせせら笑うように飲み込んだ。
幸い、ピークで巻かれず、大惨事には至らなかった。

と、思い、顔を海面に出した。

『ひええええええ!!!』

菊名の岩場が目前にあるではないの!!

次の波で確実にオンザロックしてしまう。
とにかくウオーターポジションをとる。

そこで、はい!お約束、神風が吹くわけである。

お約束ではないけど、風が入ったお陰でセイルが上がった。

あぶねえあぶねえ幻の三浦、連休初日であった。

その後、湘南に風波はなくなり、酒びたりとなる。

が、最終日の水曜日、チーパーでヒザ波に乗る。
プアーだったが、潮に浸かったのでヨシとするべし。

BEATLESリマスター聴き比べ~「GIRLの乳首、乳首、乳首」

2009-09-18 17:06:18 | ThinkAbout..

(GIRLが入ってるラバーソウル。ラバーソウルはまさにゴム底の靴のことだが、
コンドームの俗語を敢えてアルバム名にしちゃってる。
GIRLの大きなブレス音はマリファナを思い切り吸うときの音をイメージしてる。)


オイラがBEATLESのアルバムを買い始めたのは中学生から。
そのときのアルバムはステレオ。
モノラルの各音源の周波数は違うので、それを電気的に左右に振り分けた。
いわゆる疑似ステレオというやつで、
BEATLESの正式リリースの中では『オマケ』的な存在だ。

それが見直され(反省され?)、モノLPとして再発売され、
そしてCDでは原音に忠実にするため、やはりモノでリリースされた。(中期以降はスレテオ)

そのモノCDでは、ヴォーカルの高音やハイハットが強調されていて荒削り感がある。
それがかえって迫真性を生んでいるということで評価が高かった。

だから、本当ならモノラルのデジタルリマスターこそがもっともBEATLESらしいのだ。

とは言いながら、オイラはステレオリマスターを買ってしまった。
なので、敢えてコンポのセレクタースイッチをMONOにして聴いているよ。
(効果があるかどうかわからないけど)

さて、聴き比べレポートは雑誌や専門書籍にアップされている。
オイラが聴いて自分で、おおお!って思った曲をアップします。(ほんの一部)

【ミッシェル】
個人的にはそんなに好きな曲ではなかった。なんかフランスの片田舎のバラードみたいなのだ。
しかし、リマスター版にはリンゴのバスドラがカッチリ聴こえる。
ロックバンドのロックバラードはこうあるべきだああ!みたいなアピールを感じる。
もともと彼らは強さも表現したかったのだが当時の録音技術では表現しきれなかったのだ。
甘ったるい中にグイグイと押される感じがある逸品になった。

【IF I FELL】
リマスター版ではハーモニーの素晴らしさが際立つ。
この曲もそのうちの一つ。
BEATLESを知らない人でも聴き比べるとハッ!とするはず。
彼らが目の前で歌ってると錯覚するくらいにリアル。超生々しい。

【GIRL】
この曲はジョンが、GIRLと発音した後に息を吸い込む音が入っている。
それが昔のCDでは、何の音だ??と思ったものだ。
リマスター版ではそれが息を吸い込む音がとても大袈裟になっている。
ノイズを消去したら、息遣いまでがクリアになったのだ。
ジョンの鼻の穴の膨らみまでわかるくらい。
そして、それはマリファナを吸引する時のイメージだな、と思わずニヤッとしてしまうほど。
ティティティティ、とハーモニーが入るが、teat teat teatであることがわかる。
これは『乳首、乳首、乳首』と歌ってるそうだ。
プロデューサーのジョージ・マーティングが録音中に席を外した隙に、
彼らがいたずらで入れたハーモニーなのだ。
「マリファナを吸うようにGIRLの乳首を吸う」というジョンのオフザケが、
あの切ないバラードに隠されていたとは。。。
恐るべし、THE BEATLES!

【ロールオーヴァー・ベートーベン】
とにかくギターがカッコイイ!
今までは聴こえなかった(気にしていなかった??)が、ジョージのギターだろうか、
思い切り乗りたい気持ちを抑えつつ、弾いているのがわかる。
ウンチが肛門から顔を覗かせているところを我慢して我慢して、
括約筋が脂汗を滲ませる。そのくらい抑えている。
そしてジョージが、Roll it over Roll over Beethoven A rockin' in two by two, oh
と歌いギターソロに入った瞬間、腸内暴発、ロケット噴射になるのだ。
とにかく新しい感覚で聴ける。

いずれにせよ、聴くオーディオ機器の性能やボリュームもあるだろうが、
音の聴こえ具合と言うのは、聴く人がどういう姿勢で聴くかによると思う。

姿勢と言うのは、態度のことであり、便座に座るときの背筋の伸ばし具合ではない。

以上。


09.09.09 and 29.29.29

2009-09-10 17:35:10 | ThinkAbout..



2009年09月09日は、音楽史上非常に重要な意味を持つ日だ。
Beatlesのアルバム英国オリジナル14タイトルがデジタルリマスターで再発売されたのだ。
これはニュースやコマーシャルでもどんどん取り上げられた。

古いアルバムがリマスターされることは珍しいことではない。
では何故にBeatlesなのかというと理由はこうだ。

62年にアルバムデビューしたが、当時は4トラック録音。
その後リボルバーあたりから、楽曲が複雑になり、テープの逆回転や様々な試みがされた。
もはや4トラックは彼らには限界で、
その時の技術より彼らの音楽の方が明らかに先を行っていたわけだ。

確か、87年にCDリリースされたが、完成度が高く非常に評価が高かった。

しかしながら、特に初期のころのモノラル版は本来はCDではなくレコードで聴くべき。
発売当時の生の音だからだ。
それとBeatlesのアルバム自体、
その音源には足したり引いたりしてはいけない聖典なのである。

今回初めてBeatlesの音源に最新テクノロジーが使われ、
その全てにノイズ除去が行われた。しかもアビーロードスタジオである。
そこで彼らが当時録音する際、実際にモニターした音に限りなく近いわけである。

Beatlesが現在の最新テクノロジーを生み出すスターターでありながら、
解散から40年近くになり、初めてその再生が施されたわけである。

だから090909は音楽史上、レコード史上、CD史上の事件と言われる所以である。

ボックスセットのステレオ版(モノラルリマスター版も同時発売)は35800円で、
そのうち買おうと思っていたが
9日当日になったとき、やはりその日に買わないと意味がないと思ってしまった。
予約していなかったので市内のCDショップを駆けずり回り最後の1店で見つけた!
たまたまあった一つだった。

そして嬉しさの余り、焼肉を食べに行った。
家にすぐ帰り聴きたいところだが、
寄り道してジラすともっと聴きたくなるだろうと思って、敢えて寄り道した。

オイラは090909にBeatlesのCDボックスを抱えながら、292929を食ったわけである。

家に帰り聴いてみた。
もちろんデビューアルバムの「Please Please Me」からである。

ビートルズCDの特徴であった高域のやや荒れたとげとげしさ(LPのなめらかにロールオフする高域に比べCDの迫真性を生み、それがビートルズのCDの定評を生んでいたわけだが)がきれいにノイズシェープされ、楽器の分離感の優れた非常に立体的でクリアなサウンドに生まれ変わっている。要するにきれいで聴きやすいのである。

要は、素晴らしい音質で聴けるLPみたいなのである。
ハーモニー系は思わず目を閉じて聴き入るほど。

凄い!さすがBeatles!
解散してなお生まれ変わり、人々をびっくりさせる。
やはり偉大すぎるグループである。

40年の歳月を超え、まさにリアルタイムでレーコーディングされたかのよう。
より彼らの凄さを実感できる。


オレは波乗りの後、広末涼男に寝かされそうになった

2009-09-07 17:13:47 | surfin'


9月最初の日曜、第2回目のショートトライをした。
風はやや強い東。
波はモモ~コシ。

このモモ~コシというのはロングの視点からだ。
インサイドのオイラには肩くらいになる。

12時から16時まで。
前半はチサン、後半は東風を避けるため白樺。
東風はラージウエーブを走らせるくらいに上がり、
パークで2艇ほど出てたな。

テイクオフでちょうど良い位置につけない。
ちょいアウトだとすぐ波に置いていかれるし、
ちょいインだと真っ逆さまにボトムに落ちてグルグル巻き。

レール入れてギューインとできたのは1回だけだったよ。

あとはただただパドルしてたな。

もう少し乗れるかなと思っていたので結構ションボリした。
結局全然波を見れてないのだ。
上手に乗りたいという気持ちがハヤリ、ガムシャラにパドルしてたわけだ。

ということで冷静に波を見極めるのは凄く大切なのである。

T氏や海神氏の教え通りテイクオフ(滑り出すだけ)は若干数が上がったかな。

あとは度胸と波を見る目だ。

ロングやウエーブが如何にアバウトな乗り物かよーくわかった。
ロングは板の浮力に頼ってる。
ウエーブはセイルに頼ってる。

ショートが頼るのは自分だけなのだなあ。

でもまあ、3種目あれば、どれも大切にしなくちゃだね。
全てオールマイティーに乗れなければ!
それはウインド乗りの使命でもある!

さて。
その夜、ヘアカットしに行った。
初めての店で、半額紹介券があったからだ。
店は、昨年始めまで大きな居酒屋で、そこが美容室になった。
オイラの担当は、広末涼子にクリソツな20チョイくらいの男性。
色が真っ白で、細身で全身黒の洋服。
黒のスパッツの上に黒の綿の短パン、それに黒い膝下まであるブーツを履いていた。
まさにヘアスタイリストと言った感じで、そのサロンには合っていた。

かたや黒く日焼けし、胸に『QUIKSILER』のプリントのTシャツに短パンにビーサンのオイラは、
茅ヶ崎に居ながらにして浮いた感じあって何か落ち着かなかった。

シャンプー台に案内されたがそこは暗く、ヒーリングミュージックがかかり、
大きな観音様が置かれてあった。そこだけインドなのである。
カットはとても丁寧で、こう切るとこうなる、というのを説明しながらやってくれた。
広末涼男はかなりユニセックスな雰囲気で、
髪の毛はストーンズのブラアン・ジョーンズみたいにオカッパ金色。
仕事に真剣で、対応もしっかりしていてオイラは感心した。

それにオイラのヘアスタイルもよくなった。
誰が見てもヒュー・ジャックマンに見間違えるほどだ。

えーと、えーと、どこだ>ヒュー・ジャックマンは???

最後に切った髪の毛を流すためにまたシャンプー台に向かった。

流した後、ヘッドマッサージがあった。
これはヤバイ!あっと言う間に睡魔がやってくる。
指の動きが頭皮を超え頭蓋骨を超え脳髄まで刺激した。
スゲーぜ!広末君!!

カットは半額だったので2000円で済んだ。

帰りに半額券を3枚もらった。

欲しい方、差し上げます。

そうそう!
波乗り前に体重測ってから出かけたんだ。
波乗りから帰ってきたら2キロ弱減ってました。