Now+here Man's Blog

Surf, Run and Trails / Endurance For Fun

さよならのとき

2009-01-31 19:35:27 | ThinkAbout..



(去年の話で恐縮っす。音楽の話。)

ポール・ポッツという新人のオペラ歌手が起用された製薬会社のCMを観た。
その歌声にいきなり魅了された。
早速、ネットで検索した。

『ブリテンズ・ゴット・タレント』というオーディション番組がヒットした。
3人の非常に辛口な審査員が有名な番組である。

ポールは36歳の携帯電話のセールスマン。
この日のために35ポンドのスーツを買って予選に臨んだ。

どう見てもパッとしない格好だし、おどおどしてるし、
ハンサムとは縁が遠い風貌をしている。

彼はラスト出演で、審査員は『今日は一体何をやるつもりなの?』と冷たい。
『オペラを。。』
『じゃ、テキトーに始めてよ』

彼の一声で会場の空気が変わった。
アマンダという女性審査員は涙ぐんでる。
会場はスタンディング・オベーション。
審査員たちは大絶賛する。

ポールの快進撃は止まらない。
準決勝を突破し、決勝進出。

そして、決勝に残った5組。

『THE WINNER IS。。。。』

どんな感動的な映画より感動する。
オイラはオペラを聴いて涙した。

子供のころはイジメレッコで、金もない。事故にも遭う。

人は隠された才能を誰しも持ってるんだろうなあ。

早速CD買いました!

『TIME TO SAY GOODBYE』は昔からとても好きな曲だ。

予選
準決勝
決勝
発表

携帯のセールスマンが世界を救うことも可能なんだな。
歌はこんなにも人を感動させる。

デブで交尾な小学生 対 Hi-Wind WAVE RIDER

2009-01-27 17:28:51 | ThinkAbout..
愛犬ラッキーと散歩してると実にいろんな人間観察ができる。


こちらは犬を連れているので、
犬を連れている人には『こんにちは!』って声をかけるんだけど、
無視する人がかなりの割合で多い。
特に40後半~50代。

もちろんそういう人は会社でもろくに挨拶できない使えないオジサンだろうな。
海で流されたら救助されないタイプの人たちだ。
出艇の存在すらなかったりするからね。

ちなみに男性はオイラに話しかけるが女性の多くは犬に話しかける。

例えば先日すれ違ったオバチャンの場合、こうだ。
『いいこだね、いいこだね!いくつなの?お散歩なの?いいねー、いいねー』

勝手に話してラッキーを揉みくちゃにして、サクッと去っていく。

ラッキーは狐に抓まれたような顔をしてる。
『あれ?今のなんだったのワン???』


こないだは公園で遊んでる男子小学生3人組にミートした。
一人がラッキーを可愛い、可愛いと絶賛した。
『コーギーですか?』
と、丁寧に訊ねてきた。3年生くらいだろうか。品のいい男の子だ。

『そうだよ。コーギーだよ。』
オイラは微笑ましく返した。

3人のうち、とても態度の悪い見るからに勉強のできなさそうなのがいた。

子供のくせにメタボデブで、
セーターとジーンズの境目から下着のシャツがだらしなく出てる。
デブオは背の低い鉄棒にだらしなくぶら下がりながら、こう言った。
ぶら下がってるので両腕が両ほほの肉を圧迫し、
張り手を食らいまくった関取みたいな顔になってる。
胴回りがタッポンタッポン揺れている。


『ふーん、コーギーか。コーギー、コーギー、コーギ、コービ!
コービだ!ぎゃはははは! オトコとオンナのコービー!!!』

コービは交尾だと思って笑ってるのか聞いてみたかったが、
湘南の大西を攻める強風ウエーブライダーが、
小学生に交尾の意味を知っているか聞くのはあまりに馬鹿っぽくてやめた。
誰かに会話を聞かれて警察に通報されたら大変な騒ぎになる。


そのとき、デブオのおかげでオイラは小学生時代を思い出した。
性について詳しいのは、クラスでもできの悪い奴だったような気がする。
そいつに教わったような記憶がある。タカハシミノル君である。

『オレはチンチンの先からションベンじゃないもの出るんだぜ!』
みたいな自慢話(??)から始まった。

『朝起きるとカチンカチンでよ!!』小学5年生である。マセたガキだ。
今思っても想像するとグロテスクな感じである。


オイラは当時、自分に起こったカチコチ現象は神様の罰だと思い、
自分が病気なのかと思っていた。
しょっちゅう、神様に謝っていた。
『ゴメンナサイ!もうエッチなことは考えません!』
しかし、頭から振り払おうとすればするほど、
頭の中は平凡パンチのグラビアだらけになった。


だからミノル君の朝立ち話でおそらく多くのクラスメートが救われたはずなのだ。
自分だけ病気と思っていた連中は多かったはずである。
たぶん、男の子とはそういうものである。


そしてミノル君、男女の本題について語り始めた。
彼のまわりにはクラス男子全員が集まった。
しかも、『誰にも言うなよ!』という約束条件付きだった。

会話サークルには女子は近づかせなかったはずだ。

そして本題突入。
オイラは鼻からスイカが出るほど驚いた。

そんな話をデブオのおかげで思い出した、冬のポカポカ陽気の湘南であった。

おしまい。


君に冬の御前崎を見せてあげたい!

2009-01-26 18:49:22 | ThinkAbout..
25日 日曜日。
大寒(ダイカン:DAKINEに非ず)は1月20日ころ。

暖かい湘南とは言えども、さすがに朝は冷え込む。

が、昼前から南西風が入りだしたおかげで急速に気温が上がった。
低気圧が離れすぎていたのでウエーブが走る風が吹くのかは微妙。

ただ、家のPCの風速計とにらめっこしていて、
結局悩んだ挙句行かなかったけど吹いた、は最悪パターン。
海に行って外すならあきらめもつく。

だから85L+5.8セットで海に向かった。

セミドライの上にフードベストを着て自転車に乗った。
フードベストは昨年買ったのだが、実は買ったことを忘れていて
クローゼットの奥にしまってあったのだ。

これを着て自転車に乗ったら、、、暑い!
首回りは起毛に覆われるのでヌクヌク。

パークまでは行かずサザンビーチでほぼ無風を確認して家に戻る。

7.5クラスの大きいセイルがたまにプレーニングするくらい。
5艇ほど出ていた。3.7の2枚分である。

この日、江の島や鎌倉あたりはスクール日和で賑わっていたんじゃないかな。

以前、どんなスポーツをしているか女性に聞かれたことがある。
ウインドサーフィンと言ったら、こう返された。
『江ノ島で見たことある!プカプカ海の上に浮いてるやつね!』

君に冬の御前崎を見せてあげたい!

冬の御前崎の海に浮かべてやりたい奴もいた。

ドラえもんのどこでもドアがあるなら、
いきなり4.0オーバーの海面でボードの上にワープさせる。
のちのち夢でうなされるくらいの恐怖だろうな。

カレー味のウンチか、ウンチ味のカレーか。
猪木に張り手10発か、小学生に張り手200発か。
どの選択よりもこれ以上ない恐怖である。

そう考えると、ウインドサーフィンは単なる趣味ではなく、
コロンビア産の植物くらいの威力を持ち、
女王様の三角木馬くらいマニアックなものですな!

さてさて、次の週末は立春ですよ!
しっかり立たせましょう!
ボッキーンっと!

真冬のサーフィン-The First Cut Is The Deepest

2009-01-24 22:42:20 | surfin'


今日の湘南は波あり!
コブリだったけど、ハラ~ムネ、&オフショアでクリーン。
切れた波が多くロングライドアップスーンダウンで楽しめた。

大寒波が来てるということなのか、休日なのにあまりサーファーは多くなかった。
たまにお日様が顔をのぞかせてくれたので気持ちよかった。

江ノ島、えぼし岩、富士山を眺めてリラックスサーフィン。
雲の合間からエボシアウトの海面に光が何本も差し込み幻想的。

海に浮かんでるとさすがに耳が冷たくて痛くなってくる。
グローブはしていない。手は水中に入れておくと暖かい。
水の中は海上よりはるかに温かい。
でも、波乗りが楽しいので何度も何度も沖へ戻っていく。
なかなか楽しい波乗りでした。

夜は鎌倉ローカルの友達に茅ヶ崎に来てもらいバンメシを食った。


車だったので酒は飲めなかったけど、
ウインドやスキーの話をしてとても楽しかったなあ。

外に出たらミゾレが降ってた。

冬真っ只中です。
今日はB浜でウエーバーが流されたらしい。

波乗り、ウインド、寒さは危険。
でももっとも上達する時期。

ご安全に!




勝手に祝ブログ600件、これからも突乳プレィの巻

2009-01-23 17:09:30 | ThinkAbout..

このブログをスタートさせたのが2006年2月なので3年弱になる。
何件記事書いたのだろうと辿ったら、今日の含めて602件目になった。

1件につき、本にして2ページだとすれば、
ちょっと厚めの単行本6冊に相当する。

村上春樹ベースならば、
風の歌を聞け
1973年のピンボール
羊をめぐる冒険(上下)
ノルウエイの森(上下)

そのくらいの量に匹敵する。
わお! すげくね~!?と自分に言っちゃう。


ブログというのはきっと書いたことある誰しもが経験するだろうけど、
ネットを通して大衆に見られていると意識するのは時間がたってからである。

まさに心ない誰かに批判されたときや中傷されたときである。



一度書いた文章は二度と読み返すことはない。
それは、もし自分が女だったら、
自分のヌード写真集を見るくらい恥ずかしいに違いないと思ってるからだ。
というか、女性は自分の裸の写真をうっとり見ることはあるのだろうか??

いずれ、文章を書くという行為は、自分の軌跡を確認したり、
将来の計画図を描くことだったり、そのときの精神状態の記録だったりと、
つまり自分を癒す行為に他ならない。

たとえば、波乗りの記事にしても、波の形や風景を思い出し、
頭の中では写生しているわけである。
とくにウインドサーフィンではよいイメージトレーニングになっている。

多くのコメントをいただいたが、
男などはメールを業務連絡的な手段に使うが、
コメントというのはあらためて言葉にしないような表現で送ってくれるので、
その人たちの優しさや温かさ満載である。

今、こうやって本文を書いていても、
小さな小さなライフワークみたいな感じでちょっといいな、なんて思った。

ということで週末に突乳~プレィ(ゲンキチ風)である。