Now+here Man's Blog

Surf, Run and Trails / Endurance For Fun

Great Place To Work ~働きがいのある会社~

2008-01-31 19:19:36 | ThinkAbout..


働きがいのある会社 ~経営者の多くはその実現を目指しているが、
万人が満足できる企業風土を作り上げることは容易ではない。

働きがいのある会社とは、一体どのようなものなのか、昨年2月に、
『Great Place To Work Institute Japan』が調査を実施し、
上位20社のリストを発表した。

1位はリクルートエージェント
2位はマイクロソフト

そして2008年に第2回目の調査結果が日経ビジネスなどに公開された。


働きがいのある会社とは、働きやすい会社ではない。
楽して高収入を得られる会社ではないのだ。

『働きがい』の定義とは、
信頼・連帯感・誇りの3つになる。
さらに信頼は、信用と尊敬と公正に分けられる。

信用とは、従業員が経営陣を信用しているか、
尊厳とは、経営陣が従業員を大切な『人』として尊敬しているか。

これは具体的には、意見を吸い上げてくれる体質や環境があるかどうか、
そして、プレゼンする者は努力して最大の知識を惜しみもなく披露できるか。

リストアップされている会社の個々の業務は非常に厳しいものがあるだろう。
波が小さい時に、風が弱い時にサーフすればいいや、と言ったものではなく、
ハードでもマイルドでも全力でかかっていかなければならない宿命にある。
『波がでかいので、今日は海に出ません』
では通用しない。

そういう精神が社内に行き届くことが必要だ。

経験者採用でも、もちろん即戦知識は必要だが、
企業が望むのは、共に突き進んでいく時のその共有精神なのかもしれない。

3.7㎡ワールドでも仲間がいればなんとか乗り切れる、というのと同じかも。

インファナル・アフェア ~無間道~

2008-01-30 12:50:54 | ThinkAbout..


僕は大の映画好きだが、趣味レベルなので観ていない映画もたくさんある。
そんな見逃した映画も自宅の液晶テレビでサラウンドステレオで楽しめる。
ソースはDVDやインターネット回線だ。
停止ボタンを押して、オシッコに行けることが魅力的だ。

さてさて、僕の選ぶ5本の映画に入る作品を紹介しよう。
これは映画館で見逃したやつだ。

『インファナル・アフェア』なのですな!

香港映画。3部作。
マフィアが警察にスパイ。
警察がマフィアに送りこんだスパイ。
ここで出演者たちはタイトルの『インファナル・アフェア』の文字通り、
無間道に陥る。

無間道とは仏教の言葉で、無間地獄ともいう。

一生をもって終わることのない地獄の苦しみを味わうこと。
または、死んでも地獄が終わらない様。

出演者たちの表情、音楽、カメラワーク、どれをとってもかなりカッコイイ。
それにとにかくズシンと重い。

韓国映画は『兄妹・交通事故・記憶喪失』の恋愛ものとお決まりだが、
香港映画がこんなに素晴らしいかとは思わなかった。

このインファナル・アフェアは、ハリウッドに衝撃を与え、
のちにデカプリオやマット・デイモン、ジャック・ニコルソン出演の
『ディパーテッド』でリメイクされる。

僕は先に『ディパーテッド』を観てしまったんだけど、
『インファナル・アフェア』の方が数段上のような。。

今更だけどお勧めっすよ。


The Ken-Ben Mania

2008-01-28 18:30:16 | ThinkAbout..


会社では健康診断がスタートした。
整理券が発行されて約1か月に渡り診断が行われる。

診断にあたり、検便キットが渡された。
樹脂でできた清潔感あふれるキットだ。


。。。。。検便に纏わる話がある。


オイラが小学生の時分は、便の容れ物は
小さな小さなブリキ缶だった。
オヤジオフクロの世代はマッチ箱だったらしい。

マッチ箱は何かで梱包したのだろうか。
新聞紙で包んだだけか?
ランドセルの教科書と筆箱に挟まれて
中身がプニュしちゃった人はいないこともないだろう。

ブリキ缶時代、先生は子供たちに『少しだけ入れてきなさい』と言った。
それにもかかわらず、みっちり入れる親がいた。
山盛り入れた後に、アイスクリームのヘラで圧縮均等ならしをするのだ。
ちょっと採取して顕微鏡で見るだけなのに、
すごくサービスし過ぎですね。味噌販売じゃあるまいし。


その後、フィルム状のギョウチュウ検査紙ができた。
朝起きた時に、フィルムをケツノ穴にぺたっと貼り付けるのだ。
ギョウチュウの卵がフィルムにくっつく。エンガチョである。

クラスの何人かはギョウチュウチャイルドと判明される。
心無い担任の先生は、
『○○君と△△君はギョウチュウだから保健室に行くように』
なんてことを帰りの会で言う。


オイラが確か小学生3年か4年の時だったと思う。
オイラは保健委員だった。
保健委員の仕事は、検便集めしかなかった。
だから検便委員でもよかったんだ。

検便委員は二人いた。
オイラとケンイチ君である。
ケンイチ君は男子の分、オイラは女子の分を、
それぞれデカイビニール袋に入れて保健室へ運んだ。

事件はその途中に起きた。
階段の踊り場で、ケンイチ君が立ち止まった。
ちょっと待て、とオイラを呼びとめた。
ケンイチ君はオイラにささやいた。

『ナオコちゃんのウンチを嗅ぎたい』

『オレはいやだ。
でも見るだけなら。。。いやいやダメだ!』

何度か押し問答があったが、
オイラはケンイチ君を抑えることができなかった。


おそらくどこの幼稚園でも、子供たちの大馬鹿な無邪気さがあふれている。
『わーい!ウンチ、ションベン、ギャハハハハ!!!』
子供はウンチネタが大好きなのである。

オイラたちは好きな女の子のウンチを見て、ギャハハハ!とはならなかった。
むしろ後味の悪い思いをした。

ということはまともな子供だったのだ。変態ではなかったのだ。

ケンイチ君は、現在、精神科医としてご活躍中である。


さて、同じ検便ネタだが、友達は朝、どうしてもウンチが出なかった。
困ったお母さんは、犬小屋に行って犬のウンチをブリキ缶に入れた。
犬は家族と同じモノを食ってるから犬のウンチでも平気だと思ったらしい。


しばらくして、学校からその友達の家に連絡があった。
すぐに県の保健所に出向いてくれとのことだった。

内容は、『お子さんの便に、人間にはあり得ない菌が発見された』
とのことだった。

友達は即検査入院となった。
母親は、あまりに恥ずかしく医者に事実を言わなかったらしい。


その話はクラス中、PTAを介して親に広まった。
オイラのオヤジが腹を抱えてのたうち笑いまくったのを見た記憶がある。

痛快! street of OL

2008-01-24 21:06:58 | ThinkAbout..
湘南では夏は涼しく冬暖かい、というキャッチで新築物件が提供されている。

確かに、その通りの気候だなと思ったのは数年前。
しかし、近年、夏は猛暑で、冬は、特に最近は寒すぎる。
自転車に乗ると耳がちぎれるほど寒い。

もしこの寒さで西風が吹いたら、かなり辛い選択を余儀なくされることになる。
この寒さでウインドサーフするかどうかだ。

もし沖でトラブったらどうなるか、ウインドサーフを知らない人に教えたい。
サウナの水風呂に入って、カキ氷を食べ続けるようなものだ。

強風でリカバリーできなくて水中にいる時間が長くなると、
最大20センチの自慢のデスラー砲が、
わずか1センチの駄菓子屋で売ってる水鉄砲にトランスフォームする。

こうやって書いているだけで、
ウインドサーファーがいかに変態か自覚してしまう。
ウインドを知らない友人はオイラをアホだという。

アホなオイラだが、さすがに冬の平水面は無理だ。
素っ裸で、札幌の『痛快OL通り』の壁に空気椅子で我慢してるようなものだ。

今は大寒。

もう少ししたら、ブーツもグローブもしないで乗れるだろうなあ。
ウエットを着てるのは構わないけど、冷たいのはどうも苦手だ。

そんなときエスロさんは、痛快OL通りで温まるのかなあ。


栞のテーマ

2008-01-23 12:39:26 | ThinkAbout..


今日はちょっとブログを早く書きたくなった。
こっそり仕事中に書いた。
で、昼休みに送信ボタンを押すつもりだ。

とても個人的な話を含んでいるので読む必要はないですよ。
ブログは単なる日記だからね。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

昨夜は他部署の歓迎会に招待された。
招待といっても割り勘だったけど。

一緒に飲んでおくと、あとあと仕事が楽になるので、
お邪魔させていただいたわけだ。

2件目で、オイラはスナックという、
わけのわからない異次元の世界に行った。
そのスナックという種類の飲食店には15年前に行ったことがある。

わけのわからない、いかにも薬から造った焼酎の水割り。
そして、ポテチやクラッカーのたぐいのカワキモン。

低いガラスのテーブルに、一度座ると二度と立ち上がれないくらい
ケツが落ち込むソファー。
カウンターの中には鼻から煙草の煙を噴出するヌリカベ怪獣ママゴン。
カウンター席には、マイクの下端を天井に45度くらい向けて
小指を立てて、めったり鼻についた歌声で歌う30代の女性客。

オイラはなぜこういう飲食店が世の中に存在しているのかわからん。
駅前の雑居ビルにはその手の店がわんさか入っている。
『ママ、きたよ~』とか言って、ママに『ほ』の字の男たちがやってくる。
『ほ』男は一人行動が基本で、あまり複数では来ない。
友達には教えたくないのだ。
『ほ』男の目当てが美人なら恋敵になるし、
すんげーブスなら、『おめーの感覚おかしくね??』って言われるからだ。
とにかく、カウンターが男ばかりというのは異様な雰囲気がある。
男が10人いると10本のポコ先は
カウンター内を移動する標的に合わせて移動する
宇宙戦艦ヤマトのパルスレーザー砲みたいだ。


15年前と違うのは、カラオケの本体に赤外線で曲を転送するシステムと、
液晶テレビがモニターになっているところだ。
進化したのはそのくらいで、
客とタメグチをきく煙噴出ママゴンとニヤケた間抜田穂男はいつの時代もいる。

シャープアクオス亀山モデルのモニターに、栞のテーマのタイトルが映し出され、
BOSEのスピーカーからイントロが流れた。

誰かが曲をリクエストしたんだな。
オイラはこの曲を聴くとたまらない気持になる。
18歳になる娘の名前はこの曲から取ったのだ。

彼女が思春期を迎えるころ離婚をしたので、
彼女がぐれたのは想像に易しい。
ところが、実際は想像を絶するくらいぐれた。

オイラに親権はないものの、
何年か前には学校に行って担当教師に文句を言った。
警察からも呼び出しをくらったこともあるし、裁判所にも行った。
リストカットの跡が何本もあり、ほとんど死にかけの凶器になっていった。
そういう子を持つと、親は嘆くものだ。なんでオレの子が????
子を嘆き、仕事を嘆き、実生活を嘆き、オレも不幸だったな。

ところが、去年だ。ちょうどオイラが転職した時期だ。
彼女に大事件が起きた。
そして人間はこうも変わるものかという大変貌を遂げた。
娘にもよかったし、
オイラ的には全てが上向きになってきたときにその事件が起きた。
それを機会に、遠く離れた娘は『パパ、パパ』と電話をかけてきたり、
メールをくれたりする。
とにかく根がとても優しい子で、その点はオイラとは違うかもしれないなあ。

その曲のカラオケのせいで、そんなことがバババっと走馬灯のように回った。

酔っていたせいもあって、元妻に、
娘が厚生して立派になったことに感謝のメールをした。

『結婚いつするの?』なんてメールが返ってきた。

オイラは調子に乗ってしまい、次は加山雄三歌うとか、
ラーメン食べて帰るとか、いささか度が過ぎてしまったようだ。

それもあの煙噴出ママゴンの店のせいなのだ。
オイラは時空を超えてちょっとフラッシュバックしただけだ。

マイク上げ女がコウダクミを歌った時は腹が立ったな。
ハニーフラッシュはオシリのちっちゃな女の子しか歌ってはいけないのだ。