Now+here Man's Blog

Surf, Run and Trails / Endurance For Fun

ビアンキ ヴィアニローネ 7

2018-09-21 17:26:16 | BIKE

Onっていうスイスメーカーのシューズを履いてるよ。
ランニング始めてから、そうだなあ、、、
1年半か2年してから買ったんだよ。
フィット感、反発力にえれー感動したけど、
そのとき思ったんだよ。

最初からそのシューズ履いたらどうなっていただろうって。
間違いなく上達は早まっただろうな。
でも、Onすげー!!!とは思わなかったろう。


ギアって比較なんだよね。
比較するから評価できる。

それと、はじめからいいものだと、その有り難みを知らない。

思うけど、あらゆるスポーツってそうじゃないかな。

そうそう。
大坂なおみ。

彼女はどんなラケット使っても強いだろうね。
市販品使ってるんだよ。

強い人、速い人って、何使ってもすごいんだよね。
ボロじゃだめだけどね。

オレは、スキーの板、何乗ってもよくわからなかった。
性能とか説明できなかった。
でも、なんでもそつなく乗れたよ。

そうだそうだ。道具に合わせりゃいいんだ。

バイク。

どうよ。

オレはロード乗ったこと無い。
ド超スーパー初心者。

最初からカーボン乗っても宝の持ち腐れだし。
だいたいそんな金どっから出るのよ。

アルミでも愛情を注ぎ込む。
道具に愛情がこもれば一体化できる。

ぶっ飛ばす。峠の頂きを目指せ!!!

ああああああーーーーーーかっちょえええええええええ!!!!!

これはホイール交換してるけどね。

何!このうずうず感(笑)
来月デビュー予定。


2018白馬国際トレイル 

2018-09-10 18:27:19 | ランニング

 

 白馬国際は完全な夏の終わりと完全な秋の知らせをオレに告げる。

だからレースは、完全な秋晴れで雄大な北アルプスの山々が目前に迫り、

薄く雲のかかった白馬の街がシャモニーのように見えないといけない。

松川は清涼な水を運び、のどかな田園風景とクライムパート、ダウンヒルパートを交互に駆ける。

 

 (すげー地味)

 

しかーし! ガチョーン! 朝から雨。途中では大雨。そしてまた雨。

雨が止むことはなかったよ。

山並みは一切見えず。 松川は濁流状態。

山はまるでチョコレートからできていて、雨で一斉にチョコが溶け出して、

それはそれはヌルヌル&ズボズボ、ツルンツルンの、滑り始めたらどうにも止まらないコンディション。

(とにかく地味。なんでこんな写真撮ったのか記憶にないね。)

 

 (肥溜めに落っこちたみたいだな)

 

自然は変わるのだ。去年の快晴とは全く別の表情を見せた。

でも、変わらないものがあった。

白馬村のボランティアの小中学生、沿道のおじさん、おばさんの声援、

家の窓から手を振るおばあちゃん。

「そんなに窓開けたら雨が中に入っちゃうよーー!!!ありがとねー!!」

 

オレはこの日、とにかく声を出したよ。

前のランナーを抜くときは遥か後ろから大きな声を出す。

大声を出したらそれなりのスピードで越さなくちゃかっこ悪い。

それにこんな悪コンディション。笑えばなんとか凌げるのだ。

泥だって楽しい。

斜面を降りるときはヒャッホー!!と叫ぶのだ。

だってここは白馬。有名なスキーゲレンデなのだ。

 

泥にまみれ、川を走り、とにかく抜くときは声をかける。

邪魔なうるさいオヤジだったろうな。

でも何人かの女性には、

「こんなメゲそうなコンディションなのに、なんか楽しくなってきた!」

って言われたよ。

ラスボス八方の登り。ここはみんなゾンビ状態になってる。

止まる。座り込む。蛇行する。

ここでは見本を見せたよ。走って登るんだ。死ぬかと思ったけど大丈夫。

心臓は止まらなかった。 でも心拍190(笑)。

 

とにかくトレイルは翌日思い返すと楽しい。

あんなに過酷でもなぜか楽しい。

 

この歳で泥まみれで斜面を滑り降りるとは、転げ落ちるとは思ってもなかった。

 

スリップして転んで、サンバイザーがぶっ飛んだ。

斜面で仰向けになる。

斜面の上から下から笑いを含んだ絶叫が聞こえる。

みんな遊んでいるのだ。

雨が顔に当たり泥を流してくれる。

 

オレはまたトレイルが楽しいって思ったよ。

 

白馬国際トレイル ロング51キロ

エイジ別20位。オレの前にまだ速いジジイが19人もいるんだな。

(やっぱり肥溜めだな」