ランニングのことはブログに書きたいような、書きたくないような。。。
ちょっと複雑な気持ちだよ。
書いてしまうと、継続することを自ら義務、強制してしまうし、
書かないでいると、いつの間にか怠惰になりやめちゃう自分が想像できるし。
まあ、とにかく今のところは続いてるよ。
とは言ってもまだまだ現段階で10ラン。 平均5キロってとこだ。
ここ数日はちょいとがんばって7キロ。
どうやら自分には、この7,8キロが最初の壁だな。
明日会社行けねえんじゃね?疲れちゃって!と思うからなんだヨネ。
でも、その距離を超えたら永遠に走れそうな気もするんだね。
何故かというと、その距離だと雑念がすっかり消える。
無心、虚無、禅の境地。
そうなるには条件がいる。
LSDだよ。
LONG SLOW DISTANCE。 1キロ7分レベルで1時間以上走る。
そうすると禅の境地になるって言われてる。
ん? 禅の境地ってなんだ?どうなるってこと?
これは、禅の達人が、サイケデリックな幻覚体験に到達することを、境地っていうんだってさ。
これこそLSD体験と全く同じ。
LONG SLOW DISTANCEの頭文字は偶然か?って思っちゃったね。
走ってると感覚も鋭敏になってくる。
筋肉の収縮や、全身の血流まで感じ取れてくる。 なんとなくっすけど。
それと呼吸が全く苦しくないし、なんとも言えない多幸感に包まれる。
多幸感と言っても、そんな大袈裟なものではないよ。
小さな悩みやストレスくらいなら、走り終えた数時間なら忘れ去ることができてHappyになれるってことだ。
でもこれこそが自分にはとても重要だと思っている。
生活の中でストレスを無くすということは不可能で、
無縁になれるわけがない、無くすことができるわけない。
必ずあるストレスにどう向き合っていくかというのが人生の条里だと思うのさ。
つまり一生の大半、特にこれから更に多くのストレスと付き合わなくちゃいけない。
死神っていう名前の腐れ縁の友達だね。
そいつと一緒にいるのが常なので、それを短時間でもコントロールできるのであれば、
それはとても価値があるんだ!
という思いがランニングから得られることだね。
だってただただ健康のためとか、腹を引っ込ますだけが目的だと挫けちゃうからね。
他の意味あることを発見できるというのは、文字通り意味あることだと思うわけさ。
さてさて。
多幸感と書いたが、これが得られるスポーツは恐らく限られているんじゃないかって思う。
自分を極限まで追い込んで、しかも運動が持続し続ける有酸素運動が対象とすれば、
自分がこの世で知ってるのは3つしかない。
ウインドサーフィン、スキー、ランニングだ。
サーフィンはちょっと違うね。波待ち時間が多いので運動が持続し続けない。
体感速度と劇的に変化する視界があるともっと多幸感は増幅するね。
とにかくこれらのスポーツやってると脳内物質が多く分泌される、というのを我々は自覚してるね。
論文も出てるだろうけど、わざわざ読まなくてもそんなことは常識的にわかってる。
でも脳内物質の名前まではみんなは知らないかもしれない。
その脳内物質はエンドルフィンとカンナビノイドだよ。
特にエンドルフィンに関しては脳内モルヒネとも言われるくらいで、
医療用その他に関わらず流通しているモルヒネの6.5倍の効力を持つ。
中毒性も半端じゃない。
だから、また走りたくなる、ウインドしたくなる、となるわけだよ。
ランニングジャンキー、ウエーブジャンキー、プレーニングジャンキーね。
カンナビノイドは説明いらないね。
医学用語はカナビス。 要はマリファナのぶっ飛び主成分。
昔から日本では常用されていて、緑内障、小児喘息、アレルギーにと即効性と本人の治癒力増強では折り紙つき。
現在では癌患者、テンカン患者にも推奨され始めてますね。
アルコール、タバコと違い常用性、耐性もないことは誰でも知ってるからね。オバマさんもね。
いずれ、こういうHappyな物質は本来人間が自己分泌できるんだけど、
現代生活ではなかなか難しい。
だれでもウインドやスキーはできない。
でも、足腰ちゃんとしてれば走ることはできるよ。
ランニングでは、精神的な充足感や、自身の精神変化を意識すると、
ランニング自体の効果のみならず、自分に対し向き合って自分と会話できるということだ。
まあウインドサーフィンはそんなこと意識しなくても、勝手にそうなるけどね。
ってな話さ。