グリーンブレーカーズ by 高木肥料店

農業の現場の おはなしなどなど。

『本当は危ない有機野菜』 有機農法なのに農薬被害

2011-01-27 10:33:05 | Weblog
『本当は危ない有機野菜』 有機農法なのに農薬被害

このブログの基本的な姿勢を示す回、2010年6月分の再掲載です。
なにも変わらない・変えられていない現状を示したケースとして
原文のまま 取り上げました。よろしかったら。。↓


この問題も『本当は危ない有機野菜』で、事前に取り上げていたテーマの
ひとつとなります。

今後の研究が進んで、畜産たい肥だけでなく、生ゴミを材料としたリサ
イクル農法・リサイクル肥料の安全性(除草剤以外の化学物質やカビ毒
など)について
も、研究が進んでいくことを願わずにはおられません。

輸入食料が多く(自給率が低く)耕地面積が少ない国ほど、リサイクルがも
たらす危険が増していく
ことを、我々はもっと考えていかねばならない
のではないでしょうか。

レイチェルカーソンの思想 は、ここでこそ考えられるべきではありませんか?


〔2009年〕12月07日、朝日新聞2面の記事です。 ↓
http://www.asahi.com/science/update/1206/TKY200912060271.html

国内では使われていない除草剤が輸入牧草を通じて国内の牛
の体内に入り、その牛のふんや尿から作った堆肥(たいひ)を
使ったトマトやキクが生育障害を起こしていたことを、畜産草地
研究所などの研究グループが突き止めた。有機農法や資源利
用型農業として利用促進されている堆肥で想定外の汚染が起
こる可能性が示された。
グループによると、長野県や愛知県などのトマトやミニトマト、
キクの生産農家の一部で2005年ごろから、牛の堆肥を使うと
葉がちぢれたり、実が細長くなったりする生育障害が起きること
が問題に・・・・


本当は危ない有機野菜 」 「夢で終らせない農業起業