グリーンブレーカーズ by 高木肥料店

農業の現場の おはなしなどなど。

秋がなくなってしまったかのような気候。

2019-11-19 16:54:08 | Weblog
秋がなくなってしまったかのような気候。
令和元年となった本年は、11月中旬になってやっと満開となった
エメラルドセージ。

   

昨年より2週間ほど、開花時期が遅くなってきています。

その原因は、秋の高温。ときおりの寒さは来るものの、たとえば
11月14日の最低気温は15度。11月18日も15度もある
のですから[最高気温に至っては18日など驚きの23度!]。。

これは暑いぞ・・・と おもって日本の秋の気温を調べてみれば、
10月4週間のデータでは、平均気温が1.5度から2.2度も
高いというのですから、 それは開花も遅れるわなぁと、改めて
実感した次第です[おととしの開花状態は​こちら​]。

そう思って、お花のまわりを見渡せば、

  
    

セージの前の部分にあたるヒラドツツジの葉のうえにはカナヘビ
が日光浴していましたよ。

    

さらには こちら。

 

挿し木しているピナータラベンダーの鉢のなかにいたのは


  

ピナータラベンダーの枝の色に似せ、体表の色を変えて擬態
している アマガエルくん!

ということで今回は11月も中旬になったというのに、いまだ
だに 夏がつづいているみたいな、秋がなくなってしまったか
のような、そんな気候の南九州からの歳時記。対策は ​​こちら​​。


晴れ ちなみに施設栽培にとっては高温はなかなか困りもの
  とくに果菜類では高温下の初期生育で上根になりやすく
  地下部の生育に比較して、地上部が過繁茂になりがちに
  なります。また高温になると萎れやすくなり、結果かん
  水量が過多になりがちになるため、これもまた徒長型の
  生育を招くことになります。

51P4M6yKWYL__SL500_SS75_.jpg夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染





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