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農業の現場の おはなしなどなど。

涼を求めてカッパもでそうな長田峡へ。

2014-07-16 11:22:14 | Weblog
涼を求めてカッパもでそうな長田峡へ。

ひさしぶりにクマゼミが騒がしくなった15日朝。気温が体温よりも熱く
なりそうな気配だったので、涼を求めて三股町の長田峡へ行った。 

都城から北郷に抜ける33号線にのり、この案内板が見えると そこが
長田峡。この峡谷は、鰐塚山地南斜面のシラスや溶結凝灰岩の層からな
る日南層群(7千万年前~2千6百万年前)の台地を、沖水川が侵食して
つくりだした峡谷なのです。


 長田峡


車を駐車場に置き、その駐車場からせいぜい10段ほど階段を降りるだ
けで すぐに深山の趣きを感じられるのが、この渓谷の最大の魅力なの
です[東京の等々力渓谷の立地を連想させられますね]。

お薦めは下流側から。


 渓流


幅10メートルほどの川の流れに沿って設けられている遊歩道を、上流
に向かってのぼっていくと、数分もしないうちに川の様子が荒々しく変
化します。


ののの 急流


堰[せき]です。


 瀑布


この9メートルほどの堰から、ごうごうと勢いよく流れ落ちる大量の水。
この水のつくり出す水しぶきが、ひやっとした清涼感をつくり出します。


ののの 沖水川


その堰の上流では、堰の下とはまたちがった表情を見せてゆったりと流
れる沖水川。

ワサビが自生したり、清流にしか棲まないといわれているカワネズミ
いるという、流れる水そのものの清らかさ。この汚染されていない水の
存在もまた、この峡谷の魅力なのです。

つづく。


◎ 沖水川周辺では、河童は“がぐれ”とよばれています。そのがぐれ。
  2枚目・右上の写真の 川岸の平らになった岩のあたりに座って
  いそうな、そんな気がしてしまいます。
 

51P4M6yKWYL__SL500_SS75_.jpg 「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」