グリーンブレーカーズ by 高木肥料店

農業の現場の おはなしなどなど。

5歳の女の子にマダニ被害。

2015-06-16 02:17:41 | Weblog
5歳の女の子にマダニ被害。
4年前に特定され、これまでに全国で34人がなくなっているとされる
マダニが媒介する重症熱性血小板減少症候群ウイルス。本日のニュース
では、福岡県北九州市の5歳の女の子から同ウイルスが検出されたとい
うことです。 ニュースは、こちら
ということで、当ブログの4月分関連記事の再掲載となります。
よろしかったら。

 ↓

『農作業時の服装はしっかりと。』

県内で シカやイノシシ・サルなどによる鳥獣被害 が 広がっています。
最近では単に農地への侵入などはおさまらず、畜舎などへの侵入による
家畜飼料の食被害が発生している地区さえあるとの報告もあるようです。

そのような野生動物の侵入が一般的となった地区において、充分に注意
しておかねばならないこと があります。それが

 「重症熱性血小板減少症候群/SFTS」 

対策です。

ご存知のように、この マダニが媒介するSFTS は、発熱や下痢などの
症状が続き、有効な治療法のないまま最悪の場合は死亡することもある
怖い病気です。野生動物を目撃したり、姿が見えなくても被害を確認した
りした場合は、〔農作業時はもちろんのこととして]裏山にいく場合などで
あっても[マダニ被害に逢わないに]肌を露出しないような服装をすること
をこころがけましょう。 → 関連記事は こちら 。

そんなマダニ被害から身を守る服装例ですが、

ののののののののののののののの農作業時の服装.png

   首にはタオルなどをまき、首筋をださない
   シャツのそで口は 手袋の中に入れる
   シャツの裾は ズボンの中に入れる
   ズボンの裾は 長靴の中に入れる

といったようなものになりますよ[図をご参考に]。

ここ 宮崎県が全国でもっともSFTSにかかった患者数が多い県である
という現実を みなで共有してまいりましょう。


◎ 健全な農家経営に必要なもの、それはまずはなんといっても
  経営者の健康です。

51P4M6yKWYL__SL500_SS75_.jpg夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染