家畜伝染病に関する感染源について[2011.01.10の韓国の例]
次回関連の資料ということで2011年分の再録、よろしかったら。
『家畜伝染病に関する感染源について[2011.01.10の韓国の例]』
口蹄疫のために埋却処分された家畜が100万頭を超えたことを、韓国
のメディアは伝えました。1月8日の日本農業新聞は、口蹄疫が拡大し
つ続ける韓国の状況を『営農、行政・・・全て機能停止』と題し、この
口蹄疫禍が、農産物の販売活動や選挙先送りに及んでいる現状を伝えて
います。
1月8日の記事の第一面 →
こういった事態になったことについて4、李明博(イ・ミョンバク)大
統領は、大統領府で開かれた口蹄疫対策緊急関係閣僚会議で「年間15
00万人が海外へ旅行に行き、800万人が韓国を訪問する。検疫も検
疫だが、根本的な対策を立てなければならない」と指示した。続けて
「旅行客が増えるという面で、検疫だけでは予防が難しい。中国やベト
ナムの場合、口蹄疫が年中発生する地域であるため、すぐにでも対策が
立てられるが、根本的な対策を講じたい」と強調した・・・というもの
ですが、なんとも遅すぎるというか、悠長というか、これでは蔓延する
のも当然だろうなとおもわずにはおられないコメントだと個人的にはお
もいます。
なんといっても、こういった状況にいたるまでの状況を韓国のメデイア
は、つぎのような、特に印象的な記事でつたえていたのですから。。
↓
■ 朝鮮日報/朝鮮日報日本語版より 01.03.
口蹄(こうてい)疫の感染拡大を防ぐため、約3000頭のブタを殺処
分し埋め立てた京畿道坡州市で、谷間を流れる川の水に血が混じって
いるのが見つかり、防疫当局が調査に乗り出した。
同市が2日に発表したところによると、今月1日午後5時ごろ、同市広
灘面のKさん(61)から、犬飼育場で飲み水として使っている川の水
に血が混じっている、という通報を受け、調査に乗り出したという。
Kさんの犬飼育場の近くにある山では、先月31日、口蹄疫の感染拡大
を防ぐため、約3000頭のブタを殺処分し埋め立てた。
同市は「殺処分したブタから流れた血が、近くの川に流れ込んだもの
とみて、調査を行っている」と話した。
■ 朝鮮日報/朝鮮日報日本語版より 01.07.
口蹄(こうてい)疫によって殺処分された家畜が土に埋却されている
ことから、土壌や地下水を汚染する恐れがあるとの懸念が高まってい
る。 豚1500頭を国有林に埋却した江原道原洲市では4日、家畜の血が
付近の道路にあふれ出る事態が発生した。京畿道坡州市では、埋却さ
れた家畜の血が住民の飲用水として使用している地下水に染み込んだ。
ずさんな埋却作業で、埋却直後に浸出水が漏れた場合、口蹄疫ウイル
スが広がる恐れもある。建国大のキム・スンジェ教授は「家畜が腐敗
すると口蹄疫ウイルスも死滅するが、対応初期のミスで浸出水が漏れ
た場合、口蹄疫感染の危険がある」と述べた。防疫当局が埋却作業だ
けにきゅうきゅうとし、浸出水管理を怠ったという指摘だ。浸出水貯
留槽が不足し、対応初期に貯留槽を設置せずに家畜を埋めたわけだ。
農林水産食品部の関係者は「家畜の埋却作業は、該当地域の自治体職
員だけが行うことができる。殺処分した家畜数が多かったため浸出水
管理まで手が回らない状況」と話した。
↑
というものです。そして その韓国のメディアの[殺処分された家畜が
100万頭を超えたときのもの]こんな印象的な言葉がありますよ。
それがこちら・・
『殺処分となった家畜については時価で補償しているが、事実上は
納税者が負担しているわけになる』
というものです。
いじょう今回は、お隣の韓国でおこっている口蹄疫についての、と
くに感染源ではないかと推察される ❝水❞ についてのおはなしで
した。
鳥インフルエンザも同時発生している韓国。位置的に
すぐとなりの九州での、発生が心配されるところです。。
「夢で終らせない農業起業」「本当は危ない有機野菜」
次回関連の資料ということで2011年分の再録、よろしかったら。
『家畜伝染病に関する感染源について[2011.01.10の韓国の例]』
口蹄疫のために埋却処分された家畜が100万頭を超えたことを、韓国
のメディアは伝えました。1月8日の日本農業新聞は、口蹄疫が拡大し
つ続ける韓国の状況を『営農、行政・・・全て機能停止』と題し、この
口蹄疫禍が、農産物の販売活動や選挙先送りに及んでいる現状を伝えて
います。
1月8日の記事の第一面 →
こういった事態になったことについて4、李明博(イ・ミョンバク)大
統領は、大統領府で開かれた口蹄疫対策緊急関係閣僚会議で「年間15
00万人が海外へ旅行に行き、800万人が韓国を訪問する。検疫も検
疫だが、根本的な対策を立てなければならない」と指示した。続けて
「旅行客が増えるという面で、検疫だけでは予防が難しい。中国やベト
ナムの場合、口蹄疫が年中発生する地域であるため、すぐにでも対策が
立てられるが、根本的な対策を講じたい」と強調した・・・というもの
ですが、なんとも遅すぎるというか、悠長というか、これでは蔓延する
のも当然だろうなとおもわずにはおられないコメントだと個人的にはお
もいます。
なんといっても、こういった状況にいたるまでの状況を韓国のメデイア
は、つぎのような、特に印象的な記事でつたえていたのですから。。
↓
■ 朝鮮日報/朝鮮日報日本語版より 01.03.
口蹄(こうてい)疫の感染拡大を防ぐため、約3000頭のブタを殺処
分し埋め立てた京畿道坡州市で、谷間を流れる川の水に血が混じって
いるのが見つかり、防疫当局が調査に乗り出した。
同市が2日に発表したところによると、今月1日午後5時ごろ、同市広
灘面のKさん(61)から、犬飼育場で飲み水として使っている川の水
に血が混じっている、という通報を受け、調査に乗り出したという。
Kさんの犬飼育場の近くにある山では、先月31日、口蹄疫の感染拡大
を防ぐため、約3000頭のブタを殺処分し埋め立てた。
同市は「殺処分したブタから流れた血が、近くの川に流れ込んだもの
とみて、調査を行っている」と話した。
■ 朝鮮日報/朝鮮日報日本語版より 01.07.
口蹄(こうてい)疫によって殺処分された家畜が土に埋却されている
ことから、土壌や地下水を汚染する恐れがあるとの懸念が高まってい
る。 豚1500頭を国有林に埋却した江原道原洲市では4日、家畜の血が
付近の道路にあふれ出る事態が発生した。京畿道坡州市では、埋却さ
れた家畜の血が住民の飲用水として使用している地下水に染み込んだ。
ずさんな埋却作業で、埋却直後に浸出水が漏れた場合、口蹄疫ウイル
スが広がる恐れもある。建国大のキム・スンジェ教授は「家畜が腐敗
すると口蹄疫ウイルスも死滅するが、対応初期のミスで浸出水が漏れ
た場合、口蹄疫感染の危険がある」と述べた。防疫当局が埋却作業だ
けにきゅうきゅうとし、浸出水管理を怠ったという指摘だ。浸出水貯
留槽が不足し、対応初期に貯留槽を設置せずに家畜を埋めたわけだ。
農林水産食品部の関係者は「家畜の埋却作業は、該当地域の自治体職
員だけが行うことができる。殺処分した家畜数が多かったため浸出水
管理まで手が回らない状況」と話した。
↑
というものです。そして その韓国のメディアの[殺処分された家畜が
100万頭を超えたときのもの]こんな印象的な言葉がありますよ。
それがこちら・・
『殺処分となった家畜については時価で補償しているが、事実上は
納税者が負担しているわけになる』
というものです。
いじょう今回は、お隣の韓国でおこっている口蹄疫についての、と
くに感染源ではないかと推察される ❝水❞ についてのおはなしで
した。
鳥インフルエンザも同時発生している韓国。位置的に
すぐとなりの九州での、発生が心配されるところです。。
「夢で終らせない農業起業」「本当は危ない有機野菜」