なんとなく囲碁夜話

私は囲碁が好きだ。初めはなんとなく、ニアミスを繰り返し、深みに嵌ってしまった。

強い女性

2007-01-06 04:08:24 | Weblog
 日頃仕事上でも生活上でも女性は強いと感じさせられることが多いのですが、碁に関して強い女性の話
 女流棋士というと幾分差別的な表現だそうで、女性棋士と言えば問題は無いのだそうです。
  マア余り意識して使い分けませんが、女性で碁を打つ人
 しかし考えてみると、わざわざ”女性で”と断るところが怪しいけれど、ここに余り拘っていると先に進まないので・・・
 昔通っていた碁会所では常連客の中に女性が5人ほどいました。
これは常連の中で1割未満5%以上と言うところでしょうか。
  コミュニティの方も割合はだいたいそんなものかなと思いますが、究極の目標は世の中の割合道理女性の囲碁ファンが5割なら良いとして・・・当面の問題は若い方が増えていないように見えることでしょうか?
 実はほんとにそうなのかは自信がありませんが、少なくとも碁会所・コミュなどのリアルではそう感じます。
 ヒカルの碁ブームが去った感がありますし、囲碁教室とかサークル活動的な方に吸収されているのだろうか・・・それならばマアいいのだけれど。
 リアルの碁会所などは比較的若い女性には敬遠されているかも知れません。
 料金負担の件も問題ではありますが(1日1000円・女性割引で800円とか600円はかかります)その件は置いて
  碁会所では意地悪なオジサンがいていじめられるような気がするのでしょうか
 セクハラ爺さんがいるかも知れない?
マアそれは冗談にしても、実は男でも初めての碁席に入っていくのは勇気が要ります。
 まず、ドアを開けた瞬間に自分に向けられる視線の束を感じます
  自意識過剰?
 これに快感を感じられるほど図太くは無いですからね。
一人ひとりはただ「新顔」を見ただけでも、皆が一斉に見るのですから
 どんな人がいるかも分からないし・・・親切な人も居るでしょうが、もしかして反対の人もいるかも知れない。
  一番嫌なのは、初級者をやや小ばかにするような人がいたり・・・
   皆始めは初級者なのに
 ともかく知り合いがいないところに入っていくにはエネルギーが要ります。
私の場合も、初めて「道場」のドアを開けるのに時間が必要でした
 道場の近くに病院があって、たまたま通院した時に道場に気がついたのです
  普通の目立たない家で、「囲碁将棋道場」という小さな看板がかけてなければ気がつかないで通り過ぎてしまいそうです。
  気がついたのですが、最初の日は横目でチラチラ見ながら通りすぎてしまいました。
 2回目もドアを開ける勇気が無くて、3回目も・・・余りにも自分が情けないので、思い切ってドアを開けました。(この時私28歳棋力は甘く見て3,4級)
  一歩はいればどうということも無い!!
 このドア1枚が大きい
 男でもそうですから女性で初心者・初級者なら尚のこと!
 でも本当は女性のほうが男より条件がいいんですよ・・・碁会所の場合
男でも初めての客なら席亭とか常連でも世話好きの人が面倒を見てくれます・・・
  相手をしてくれたり相手を探してくれます。
 2度目、3度目ともなると、手が回らないときもあるから・・・放って置かれた感じがたまらない・・・3度目辺りが定着できるかどうかの境目でしょうか?
 しかし女性の場合は違います
皆基本的に女性には親切ですから、初級者の指導碁など買って出る人も居るはずだし、中級者なら「腕試し」の声がかかるでしょう。
 そういうことで男性客と違って心配することは少ないのですが、イメージが悪いのでしょうね。

 こういうことはネットの世界でも起こります
 サンサンは実名ですから、男性女性の別を書いてありませんが名前で概ね区別できます
 そして女性は引っ張りだこのように見えます。
入場して対局希望のリストに登録すれば、相手が現れるのにそうは時間がかからない。
  それに女性の有段者対局ともなれば観戦者も数人来ます。
 対局すれば男性も女性も無いし条件は同じですが、いつものおっさんたちとは違う碁になるかとという興味はあるかも知れません。
 そういう意味で、もし「女性には負けたくない」という昔風の考えがあればプレッシャーに働いて男性は不利でしょうね。
  但し当然ネットですから、女性であろうと思うのは名前による認識だけなんですから面白い。
 女性同士の碁はプロでは激しい碁になることが多いらしいのですが、ネットでは女性同士の碁はめったに見られません。
  確率的に低いだろうし、「相手指定」にでもしなければ実現しにくいのかも
 サンサンでは多分今のところ20人か30人でしょうから全体から見たら1,2%です・・・
 ですから私は女性同士の対局はネットでは1局しか観戦したことが無い。
  そういうことで女性同士の碁は激しくなるかどうかは判断できない・・・私見ではある傾向があるとは思っています
 女性の方が指導を受けたプロとかアマ高段者、先生などの教えに忠実に打とうとしますから、相手にとって”きつい””厳しい”と言う印象を与えるでしょう。
 オジサンの方が融通があると言うかいい加減と言うか自分流が多いように見える
  だから両者の欠点とかいいところが出ると
 女性の破壊力が決まったら凄いけれど、ボロボロになることもある・・・割合極端みたいな気がします(あくまで私のかって読み)。
 女性の4,5段クラスになるとバランスがよくなってきて、オジサンが間抜けな手を打つと容赦はしてくれません。
 私は今のところ女性とは打ち分けくらいですが、一人だけ勝った事が無い人がいます>>>2戦2敗。
 この人は強い(私は弱いけれど)、いつかまた挑戦したいのですが最近はなかなかネットに出てきません。
  ヒカルの碁のサイみたい・・・待ち望んでいます。
 多分お若い方でしょう、オジサンも腕を磨いて?待っています。
この人とは違う人ですが・・・現在私とは1勝1敗の人が打っていました。
 この人もいい碁を打つから、機会があれば対局したいのですが、点数が一時より下がっている・・・コミ分ぐらいですが。
  どうしたのだろうと観戦したのですが、どうやら偶然の成り行きのようです
 いつもと変わらない感じで安心しました。
  機会があれば是非お願いします。