なんとなく囲碁夜話

私は囲碁が好きだ。初めはなんとなく、ニアミスを繰り返し、深みに嵌ってしまった。

趙治勲杯

2007-01-26 02:09:42 | Weblog
 火曜日に趙治勲杯の案内状が届きました・・・と言っても何かの代表を決めたり、最強位決定戦みたいなものではありません。
 囲碁ファンが集まって一日楽しみましょうという趣旨です。
  実は今回は参加を諦めていた。
 というのは私の記憶では前回は確か秋に行われたはずです。
  一昨年の秋に初めて参加したのですが、去年の秋に案内が来なかったから・・・そうかスケジュールが変わったのか。
 この大会は趙治勲杯囲碁大会というのが正式名称らしい、そして実行委員長はかつて県の代表になった人で、囲碁の文化活動で千葉市などの委嘱を受けている人。
 私のお師匠さんのそのまたお師匠さんみたいな人でもあります。
案内状の文面には、千葉市の協力・・・とあったけれど封筒は千葉日報社のもので事務局はJFE内。
 いろんな人、団体、会社が協力してくれている。
参加費無料で、お弁当と飲み物、記念品がつくのだから、お膳立てしてくれる方も大変ですね、しかも案内や運営の人員の提供も有るのですから。
 当日は加藤朋子五段が審判長で、松本武久六段(予定)とともに来られるとか・・・すると前回同様に希望者には指導碁があるかも知れない。

この大会はかなりのマンモス大会で、参加者は350人の予定です
 クラス分けは4段以上、3段から初段、級位者と別れていて、別に子供大会となっている
 8人ずつが一つのグループになって、トーナメント的リーグ戦で一人4局ずつですから、一人だけ全勝となります。
 350人の大会ですから、全勝者は40人以上はいる・・・
さて、趣旨は「楽しく碁を打つ」ですが、そこは勝負事ですから真剣に打つわけです・・・但し、この辺のことで少し嫌な思い出があります。
  それは申請段位に関することです。
 一般に碁会所<日本棋院<ネット碁<国際的に辛いネットみたいな順にかなり段級の基準が違うわけです。
 そしてここは段級は自己申告ですから、どういう基準で申告しても間違いではないわけです。
 さて前回参加したときに、同じグループに顔見知りがいました。
  その人はかなりの強い人だと思います・・・かつてある碁会所で2回打ったことがあります。
 印象としては私は先では荷が重い!
  前回大会で午前中の2局は何とか連勝できたのですが、午後に悪い予感どおりにその彼との対局となりました。
 なんと彼は私と同じ段で申告していますから、握って私の白番
  予感通り白2目半負け・・・かなりの善戦ともいえそうですが。
 結局私はその日3勝1敗、彼は4連勝!
  聞くところによると、彼は過去4回の大会で、同じ段位で出て全て4連勝だとか・・・
  私が弱くて相手が強いのだからどうしようもないのですが、でも申請段位というのはそれで良いのだろうか?。
 確かに何かの大会で4連勝したらランクアップ・・・これはもしかしたら全体のインフレ化にもなるかも知れない。
 しかし、4大会連続全勝というのは偶然という問題で片付けるのは・・・
  マアお楽しみ大会で文句を言うのは控えましょうか?
   しかしその人と同じ組に入ったら、もう楽しみが半減するような気がします。
 今度の大会では是非是非違う組になるように祈るのみです。
   解決方法としては・・・こういう成績優秀者を集めた「無差別クラス」はどうだろうか?
 そこで打つこと自体がステータスで、ご褒美も何か用意するとか・・・

参加申し込み葉書を水曜日には投函しました。
 金曜日必着と有るけれど大丈夫でしょう。
職場のS氏に聞いたら彼のところにも案内状が来たらしいけれど、残念ながら参加できないらしい。
  先ほど話しましたが委員長が県代表の経歴のあるN氏なので、もしかしたら私のお師匠さんのK畑さんも参加するかな。
 (前回は赤旗大会の予選とダブってしまって師匠はそちらへ行ったと、当日の会場でN氏から聞きました。)
 久しぶりにお師匠さんと対局できるかな?
  その場合は勝ち負けに拘らず、思い切り打てそうです。
 運悪く今年もあの彼と同じグループになってしまったら・・・
   これは巡り合わせの不運と諦めるしかない!!
    現状のルールではどうしようもないし、委員長の顔を知っていても直訴みたいな手は使いたくはない(こういう人がいることに気がつかないはずが無いのだから)・・・私自身が段位を下げて申告するか?・・・それでは人のことをとやかく言えない・・・
 当日会場では懐かしい顔とも逢えるだろうし、それで大いに善しか。
  そして加藤五段の「指導碁」にシフトチェンジという手もある