囲碁についてマジメに考えて、いろいろ提案をなさる人がいます。
これは揶揄では無く本心で偉いなと思っています。
それというのも、その基にあるのが囲碁と深く関わってきているからであり、普及や指導などを行ってきているからこそ出てくるものだと思うからです。
決して単なる思い付きではないと考えている
そういう提案の一つに「棋力別碁盤」という提案があります。
最初に断っておきますが、私は全面的に賛成しているのではないけれど、考え方として”そういう考えもあるな”という感想は持っています
昔、9路盤が考え出され、囲碁普及にと提案されあるプロも普及に努めた。
当初(今でもそう言うプロはいるらしいのですが)「19路以外は囲碁に非ず」というプロもいるらしい。
マアしかしその頃より9路盤などは大分普及してきたようです。
いろんなサイズの碁盤も考えられています。
日本棋院の入り口には21路盤が飾ってあるとか・・・これは歴史的に存在したのか、異なったサイズの盤が考え出された時に、ミニ化の反対に大きい方で考えられたのか私は知りませんが、ともかくある。
21路で打った人の(多分プロ)感想は両極端です。
「広すぎてとらえどころが無くてつまらなかった」と「それなりに面白かった」
話はミニの方に戻ります
小さい方では、趙先生がよく説明で使っていた5路盤というのもありますが、恐らくこれではゲームとしては小さすぎるようですね。
私が訪問したページでは6路盤からの提案でした。
さて棋力別に使う碁盤を変えるという提案で、これを一覧表にすると
6路盤 A 60級から26級 B 60級から26級
9路盤 25級から19級 25級から17級
13路盤 18級から11級 16級から4級
15路盤 10級から1級 無し
19路盤 有段 3級から
このようになっていた。(A,B二通りです)
これは初心者に碁を教えるときに、段階を踏んで19路に近づいていくという考え方は合理的ではあると思います。
私が超初心者の時も、(当時は19路しかないので)広すぎてどうしたらいいのか分からずに、適当に・見真似で転がしたという記憶はあります。
そういう意味でミニ盤から始めようと言うのは判る気がします。
棋力別に見える範囲が違うでしょうし
但し、問題もありそうです。
まず初めに60級が入門直後の初心者として、26級以降15,16級辺りの違いがイメージできないのです。
小さな碁盤の方が部分的なことを説明したりするのには便利でもあるけれど
小さな碁盤は19路に至るまでの道筋という意味だけでなく、それなりの独立した存在でもあるかもしれないと考えています。
特に9路盤についてはそんな気がします。
昔碁会所にも厚手のベニヤ板に線を引いた9路盤がいくつかありました。
初心者に教えるためと、初心者同士の対局用ですが実は、それ以外にも
短時間に決着をつける対局用というか、9路盤としての遊びとして使われていました。
つまり9路盤では、相当に考えて時間をかけて打っても、路数が小さいからそれほどは時間をかけずにすむから1局に要する時間は少ない。
その割には、初めからかなり神経を使う対局となる
ということで私の感想としては
単に碁盤が小さくて、ルールとかテクニックが同じ・・・という受け止め方ではなくて、9路盤は別のゲームと考えたくなるくらい違うように考えていました。
言葉にするとそれも「囲碁(=19路盤)に非ず」ではありますが、意味として「異なる」ことを強調しているのであって、「否定」とか「一段下」とかではありません。
人によっては「非ず」=「否定」らしい・・・
さて棋力が上がっていくにつれて、碁盤の見える範囲もシチョウなどの関係も広がっていくでしょうから、13路15路と大きくなっていくのは分かるし、教える立場では都合がいいと思われる。
しかし教わる方の受け止め方はどうだろうか?
超初心者としては説明を受けたりはミニ盤のほうが判りやすいと思われる。
但し、ある程度理解できて、打てるようになったとき、棋力別に碁盤を指定されるのはどうだろうか?
この辺が想像もつかないのです。
例えば私などザルですから、プロの先生から見たら同じ19路盤でも別のゲームを打っているくらいレベルが違う風に見えると想像できます。
それでも、ザルなりに楽しんでいるわけです。
同じアマの中で、「19路は有段者からです」というのは何か違う気がする
「指定」に引っかかりを感じますが、敢えて言うなら一桁級なら19路で打てるのではないでしょうか。
私自信のことで言うと
憶えた頃にそういうミニ盤は無かったし、碁といえば19路盤しかなかったのですから、何にも知らなくても19路から始めて・・・疑いなどありません
それでも何とかなったような気がしています。
さて教わる人とか、発展途上の級位者自身が「19路以外は囲碁に非ず」と感じていたらどういうことになるのでしょう?
これは揶揄では無く本心で偉いなと思っています。
それというのも、その基にあるのが囲碁と深く関わってきているからであり、普及や指導などを行ってきているからこそ出てくるものだと思うからです。
決して単なる思い付きではないと考えている
そういう提案の一つに「棋力別碁盤」という提案があります。
最初に断っておきますが、私は全面的に賛成しているのではないけれど、考え方として”そういう考えもあるな”という感想は持っています
昔、9路盤が考え出され、囲碁普及にと提案されあるプロも普及に努めた。
当初(今でもそう言うプロはいるらしいのですが)「19路以外は囲碁に非ず」というプロもいるらしい。
マアしかしその頃より9路盤などは大分普及してきたようです。
いろんなサイズの碁盤も考えられています。
日本棋院の入り口には21路盤が飾ってあるとか・・・これは歴史的に存在したのか、異なったサイズの盤が考え出された時に、ミニ化の反対に大きい方で考えられたのか私は知りませんが、ともかくある。
21路で打った人の(多分プロ)感想は両極端です。
「広すぎてとらえどころが無くてつまらなかった」と「それなりに面白かった」
話はミニの方に戻ります
小さい方では、趙先生がよく説明で使っていた5路盤というのもありますが、恐らくこれではゲームとしては小さすぎるようですね。
私が訪問したページでは6路盤からの提案でした。
さて棋力別に使う碁盤を変えるという提案で、これを一覧表にすると
6路盤 A 60級から26級 B 60級から26級
9路盤 25級から19級 25級から17級
13路盤 18級から11級 16級から4級
15路盤 10級から1級 無し
19路盤 有段 3級から
このようになっていた。(A,B二通りです)
これは初心者に碁を教えるときに、段階を踏んで19路に近づいていくという考え方は合理的ではあると思います。
私が超初心者の時も、(当時は19路しかないので)広すぎてどうしたらいいのか分からずに、適当に・見真似で転がしたという記憶はあります。
そういう意味でミニ盤から始めようと言うのは判る気がします。
棋力別に見える範囲が違うでしょうし
但し、問題もありそうです。
まず初めに60級が入門直後の初心者として、26級以降15,16級辺りの違いがイメージできないのです。
小さな碁盤の方が部分的なことを説明したりするのには便利でもあるけれど
小さな碁盤は19路に至るまでの道筋という意味だけでなく、それなりの独立した存在でもあるかもしれないと考えています。
特に9路盤についてはそんな気がします。
昔碁会所にも厚手のベニヤ板に線を引いた9路盤がいくつかありました。
初心者に教えるためと、初心者同士の対局用ですが実は、それ以外にも
短時間に決着をつける対局用というか、9路盤としての遊びとして使われていました。
つまり9路盤では、相当に考えて時間をかけて打っても、路数が小さいからそれほどは時間をかけずにすむから1局に要する時間は少ない。
その割には、初めからかなり神経を使う対局となる
ということで私の感想としては
単に碁盤が小さくて、ルールとかテクニックが同じ・・・という受け止め方ではなくて、9路盤は別のゲームと考えたくなるくらい違うように考えていました。
言葉にするとそれも「囲碁(=19路盤)に非ず」ではありますが、意味として「異なる」ことを強調しているのであって、「否定」とか「一段下」とかではありません。
人によっては「非ず」=「否定」らしい・・・
さて棋力が上がっていくにつれて、碁盤の見える範囲もシチョウなどの関係も広がっていくでしょうから、13路15路と大きくなっていくのは分かるし、教える立場では都合がいいと思われる。
しかし教わる方の受け止め方はどうだろうか?
超初心者としては説明を受けたりはミニ盤のほうが判りやすいと思われる。
但し、ある程度理解できて、打てるようになったとき、棋力別に碁盤を指定されるのはどうだろうか?
この辺が想像もつかないのです。
例えば私などザルですから、プロの先生から見たら同じ19路盤でも別のゲームを打っているくらいレベルが違う風に見えると想像できます。
それでも、ザルなりに楽しんでいるわけです。
同じアマの中で、「19路は有段者からです」というのは何か違う気がする
「指定」に引っかかりを感じますが、敢えて言うなら一桁級なら19路で打てるのではないでしょうか。
私自信のことで言うと
憶えた頃にそういうミニ盤は無かったし、碁といえば19路盤しかなかったのですから、何にも知らなくても19路から始めて・・・疑いなどありません
それでも何とかなったような気がしています。
さて教わる人とか、発展途上の級位者自身が「19路以外は囲碁に非ず」と感じていたらどういうことになるのでしょう?