なんとなく囲碁夜話

私は囲碁が好きだ。初めはなんとなく、ニアミスを繰り返し、深みに嵌ってしまった。

今朝の寒さに

2007-01-10 00:53:41 | Weblog
 今朝の寒さと言っても、特別今日が寒い朝だったかどうか分かりません・・・この辺の感覚が我ながら敏感なのか・鈍感なのか。
 毎度馬鹿馬鹿しいお話にお付き合い願います・・・と言っておかないと申し訳ないし、馬鹿馬鹿しいと自分でも分かっていても他人様から鋭い全うな指摘を受けるのはどうも具合が悪いようで、まあ前もって自分から言ってしまうのが・・・
 さて私は暑さにせよ寒さにせよ毎年新鮮なダメージ?を感じます。
  要するに”暑がり”で”寒がり”>>>人は忍耐力が無いとも言います。
 そんなことですからジイ様感覚としては「今年の寒さを乗り切れるか」「夏を越せるかな」などと年に2回は真剣に考える。
 こういう繰り返しを半世紀以上もやってきたことになるから我ながら呆れる
  それで毎年冬が来るたびに「冬はなんて寒いんだ!」と感じて・・・これは春が来た瞬間に”喉もと過ぎて何とやらで、皆忘れてしまうからでしょう。
  そうは言っても子供時代の冬よりは厳しさが違うとは思っている
   何といっても霜柱が無い
 我が家の辺りは、1世紀前なら波の下で、今でも海の近くですから霜は降りにくい土地ではありますが・・・
 子供時代は”温暖な土地”で育ったはずですが、それでも真冬なら10cmはある霜柱を踏みながら登校したものです。
  今は周辺で霜柱は見ないし,霜もめったに見ない
それでも冬の朝は寒い・・・これはきっと絶対的な寒さではなくて、布団の中のぬくもりと部屋の温度の相対的な温度差に違いない。
 基本的に(威張ることではないけれど)部屋に暖房を置いていないから特に
見栄っ張り風に自己弁護しておくと、リビングにはエアコンはある・・・但し1冬に何回使うか?、もっぱらコタツに頼っている
  これはケチなせいだけではないようです。
 子供時代に鍛えられた?(そんなことは無い)、単なる習慣かも

 子供時代の・小中高と教室には暖房が無い学校でした。
  そういう土地柄とも言えるのか
 今より寒い時代のはずですが、世の中貧しかったのを差し引いても・・・教室の暖房は必需品ではなかったらしい
 起き抜けの寒さと日中は違いますが、とは言っても家には火の気があるはずだけれど、学校には何にも無いのです。
 この辺りのことを考えていたら面白いことに気がつきました。
私はそういうところで育って、特に冬の寒さに弱い
 情けないほど弱いのですが、かといって暖房は万全かと言うと、これが全くいい加減・・・エアコンはあるけれどめったに使わないし、石油ヒーターなどは臭いに弱いしガスストーブはなんとなく事故が怖くて敬遠。
 部分的に台所などでは電気のファンヒーターもあるが、リビングではコタツが好きで胸までもぐる・・・
 と言うことで、寒がり屋の癖に対策はいい加減で、毎年それを繰り返している。
そこへいくと、北海道・新潟出身の後輩は「寒さに強い」ということになっている>>>まさにその筈で、着ているものが違うし部屋の暖房も違う
  弱いのにはそれなりの理由があるのですね
 さて今朝の寒さについて息子との会話
 この息子はかつて少年野球をやっていたから野球帽は必需品なんだけれど、日常生活ではめったに被らない・・・夏でも被らない
 帽子が嫌いだったのか?・・・成人した今でもそうです・・・が
  最近はファッションに気を配っているのか?、いくつか持っている
 多少色気づいたというところかな
ただ冬はマフラーとかネックウォーマーの方が好きみたいですが
 それでも流行みたいなものは気にしているのか、若いものの常識なのか
「今年はニットで耳まで隠せて、とんがったテッペンにボンボンがついている」帽子が流行っているとか、教えてくれました。
  そういえば朝自転車ですれ違う女子高生がそういう帽子を被っていた。
 一見南米のインディオみたいな印象+ミニスカートの下にジャージー
  訳わかんないけれど確かに冬向きではあるし、あの帽子は今風でもあるのかと思うとなんとなく納得。
 似たようなファッションで白人系の若い婦人とすれ違いました。
この方はミニスカ+ジャージーではなくてノーマルにGパンですが、例の帽子です
 ただ、インディオとはイメージが違う、こちらは北欧調に見える・・・これは私の潜在意識か偏見でしょう。
 私は帽子が全く似合わない(何が似合うか言ってみろなど言われると困るけれど)
 だからできることなら被りたくは無いけれど、この寒さでは耐え切れない
  ”背に腹”です、形振り構わず”帽子にミミアテです。
中身だけでなく、見てくれも変なオジサンになりました。 
 頭部は自前の保温機能がほぼ喪失していて、耳がかなりのLLサイズなので、これに手袋、ネックウォーマー場合によってはレッグウォーマーなどは必需品です。
 こんな格好で自転車に乗って通勤
  今朝は例のご婦人とすれ違いました。
 フリースかニットでできた帽子、あるいは頭巾のようなものを被って、顔の前にはサンバイザーを立てています
 だから暖かいだろうし、花粉とか大気のアレルギー対策かも知れません
なるほど季節柄頭巾は暖かいものにしたのかと思いました。
  ところがそこから500mくらい走って
 いつものチェック柄の頭巾にサンバイザー立ての人とすれ違いました。
  ということは一人増えた。
 勝手に思い込んで勝手に驚いて・・・これだから自転車通勤は飽きない

こういう些細な日常生活にも囲碁の教訓が含まれているはず(強引でも)
 ①思い込みで自分が見たと思ったことと中身が違う
 ②寒いのに弱いから寒さを呪いながらも、寒さ対策はいい加減で毎年繰り返す
全くこれが直ったら自分ではなくなるかも知れませんが
 このところのネットでの成績はプラスマイナス3点くらいの幅で安定・低迷しています。
 しかし負けた時の負け方がひどいのです
  内容が悪い、内容が悪いから負けるのは当然ですが、相手との相対的な面でも話しにならない負け方をします。
 ともかく最近一番感じるのは・・・
序盤の足が遅いのに、、、薄い
  序盤で劣勢を感じることが多いので、早い時期から打開策を考えなくてはならない
 打開策=勝負手はそれなりに相手にとっても難しい手でもある・・・そういう時は運がよければ上手く行くときも有るけれど、しかし
 相手にその上を行く読みが準備されていたり、先刻こちらの意図がお見通しだったりすると”跳んで火にいる夏の虫”
 傷口を広げるか滅亡を早めるだけだったり
要するに序盤が宜しくない
 どこか硬直している印象で、柔軟さを我ながら感じない
  状況は分かる気がするのだけれど有効な対策が分からないのです
と言うことは、対策行動を取れないのだから「分かっているとは言い難い」な
点数と言う成績はともかくとして、今年は年の初めから大きな暗礁に乗り上げて動きが取れない心持がしてきました
  ここを乗り切れるか、正念場かも知れない